WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

猫田係長とキンキ

2013年05月12日 | 今日の出来事

 昨日、勤め人時代の旧友、そのお仲間の山歩きグループの方々と、別名“若狭富士”と呼ばれる青葉山に行ってきました。
 天気が良ければ山頂から若狭湾の美しいリアス式海岸を一望できる、というのを期待していたのですが、残念ながら雨で途中の展望台で引き返すことになってしまいました。

帰りに高浜にある日帰り温泉「湯っぷる」で汗を流し、舞鶴「とれとれセンター」で海鮮丼を食べて帰りました。
さすが原発マネーの恩恵か、「湯っぷる」はジャグジー、打たせ湯、露天風呂、4種のサウナ、休憩広間、レストランなど至れり尽くせりの設備がそろっているわりには大人600円!と割安でした。

さて、山は残念だったのですが、お土産屋さんで見つけた面白い物を2つ。

1)猫田係長(MADE IN CHINA)

ダンシングサンタのように音楽に合わせて踊ります。ただその動きがサンタより複雑で面白いです。

2)キンキ!(と、札には書かれていました)

うわさには聞いていた幻の魚。しかも1,000円!?日本海にはいないはずなのに???なんで日本海側の舞鶴で、しかもこんな値段で売っているのか?
「ま、騙されたつもりで」と試しに買ってみました。

帰ってネットで調べてみると、amazonで売られている「キンキ開き」は2枚で6,980円。
その商品説明によると、


北海道でも3大高級魚に上げられるお魚キンキ(浜ではメンメ)は、本州の方ではまだまだ知る人も少なくキンキを見てキンメ鯛と答える方が特に多いようです。もちろん味を知らないのは当然ですが・・・。もともと、キンキは深海の寒い地域に生息するため、獲るのが困難で、水揚げ量も非常に少ない魚です。従って相場の変動も激しく、なかなか一般の人の口にははいらないのが現実です。このところ、ロシア産キンキ(ラトラー)が多く出回っているようです。値段も安く、見た目は大きく、キンキそっくりなのですが、見た目と値段の魅力だけで、味は格段に落ちます。北海道産の美味しいキンキをぜひ味わってみてください!


 なるほど、これは“ロシア産キンキ=ラトラー”というやつか...。やっぱり騙されたんですね。舞鶴「とれとれセンター」のあまり良くない評判は聞いてはいましたが...。「嫌な渡世だなあ」。
 焼いて食べてみましたが、なんだか味の薄いホッケみたいでした。ビンボー人の身ではキンキなんて食べたくても食べられないので本当はどんな味なのか知りませんが、根室沖あたりの一本釣りキンキの煮魚はそれはそれは美味しい...らしい。食ってみたいなあ。

 ところで、キンキをネットで調べていて気付いたのですが、キンキについて書いているブログやHPの大半にこの文章と似たり寄ったりの記述があるんですね。なかにはそっくりそのままのコピーも!
 amozonのキンキページがほぼ検索トップ付近にでてくることなどから推測するに、ネタ元はおそらくこのamazonの商品情報と推測されます。 ネット社会の情報のいいかげんさ、適当さが端的に現れている現象として興味深いです。おそらく受け売りコピーしたたくさんの方々は、情報通を気取りたかったんでしょうがバレバレですよ。残念!


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