WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

エアコンガス補充 続報

2021年01月19日 | ビンボー技

昨年夏、エアコン冷房の冷えが悪くなり、DIYで冷媒ガスの補充填を行い何とか復活しました。その後、一夏を何とか持ちこたえました。
12月頃から今度は暖房で使用するようになりましたが、今日、ついにまた赤いエラーランプが点灯して停止するようになってしまいました。おそらくまた、冷媒ガスが徐々に抜けたためと思われます。

そこで、また冷媒ガスの補充填を行いました。
ただ今度は夏ではないので「冷房消費電力をモニタリングしながら最大消費電力近くまでの到達を目安にガス充填を続ける」というワザが使えません。仕方がないので夏に充填した時の感覚を思い出しながら時間(約1分)で補充填し、いったん補充を止めて運転してみて様子を見てまたエラーになるようなら追加補充するという方法をとりました。


約30分、試運転して様子を見ましたが、問題なく暖房運転が復旧しました。ということで、一度、補充填を経験しておけばその経験に準じて結構テキトーに補充填してもなんとかなりそうです。もちろん、こんなやり方がすべてのケースに通用するとは思いませんが、エアコンガス

 

充填量の許容範囲は案外広そうに感じられました。

前回の冷媒ガス補充は昨年の7月2日なので約半年は持ったことになります。補充量はせいぜい100gほどだと思われますが、ガスボンベの冷媒ガスは10kg入りなので、年2回補充したとしても50年くらいは補充で使える計算になりますね。冷媒ガス漏れによるガスの大気中への放出も50年で10kg程度なら、製造にかなりのエネルギーを消費してしまうエアコンの買い替えやバカ高い料金の
修理よりもよほど経済的で環境にも優しいと思います。


ツバスの三枚おろし

2020年08月18日 | ビンボー技

スーパーで30cmくらいの天然ツバス刺身用(舞鶴産)が198円。調理済みの刺身は高くて躊躇するけれどこれは安い!ついつい手が出てしまった。
今やブリは代表的な養殖魚ですが、最近は若狭あたりでも天然物の水揚げが多く、餌代や生簀などの設備にコストがかかる養殖物より安く出回っているようです。

三枚おろしに挑戦。まずは腹を開くと食べて消化されていない小鯵がぞろぞろと7、8匹出てきました。慣れない三枚おろしに少々ムダにしてしまった部分はありましたが、何とか刺身になりました。骨付きアラは味噌汁に。美味かった。まあ、さすがに冬のハマチや寒ブリとまではいきませんが。
タケノコじゃないけれど7割方は骨のある部分や皮。刺身の価格の大半は調理技術料と残るアラの処理代ということを改めて思い知ることとなりました。残りのアラは庭に埋めて柿や柚子の肥料に。


ちなみに、ブリは成長とともに名まえが変わる出世魚の一つであることはここに書くまでもなくよく知られています。
関西では、ツバス(35cm以下)⇒ハマチ(35cm~60cm)⇒メジロ(60cm~80cm)⇒ブリ(80cm以上)と成長していきます。
関東ではこれが、ワカシ(35cm以下)⇒イナダ(35cm~60cm)⇒ワラサ(60cm~80cm)⇒ブリ(80cm以上)となるそうです。


ルームエアコン冷媒補充のその後(1ヶ月後)

2020年08月01日 | ビンボー技
16年落ちのルームエアコンが冷えなくなって、DIY冷媒ガス補充填に挑戦(7月2日)して昨日でちょうど1ヶ月が経ちました。
1ヶ月後、全く問題なく動いております。
 
午後1時ころの温度測定結果、
外気温:約32℃、吹き出し口:約14℃、室温:約26℃
(室温はエアコンから最も離れた場所で測定)
エアコンの設定:26℃、風量自動

 
本来、冷媒ガス漏れなど無いのが理想形なのでしょうが、施工ミスや作動環境、ぶつかるなどちょっとしたことで気づかず動かしてしまうなど様々な要因でごく少しずつ漏れるということは結構あるのではないかと推測されます。メーカーや家電店はここぞと買い替えさせようとします。
 
実際、車のエアコンではより厳しい作動環境を強いられるためか、ほぼ漏れることを想定しているとしか考えられない、冷媒ガス量をモニタリングするためのインジケーターが装備されています。
 
家電や車などわざと「高機能化」=「ブラックボックス化」して一般人には手を出せなく(出させなく)して、次々と買い替え、資源とエネルギー、ムダ金を使わせる経済(Amazonやユニクロの商法然り)こそ、格差、差別、ブラック労働、心身の不健康化、環境悪化の根源だと思います。かく言う私もこれまでそんな策略にきっちり乗せられてきた(今でも乗せられてる?)1人。反省😩

カーエアコン冷媒補充のその後(1)

2020年07月13日 | ビンボー技

6月12日、カーエアコンが冷えなくなってきたのでDIYガス補充をしてからちょうど1ヶ月が経ちました。
今のところ問題なく機能しています。1か月経過後のテスト結果です。測定日時:7月13日9:30ころ。

エアコン起動前の車内の室温は約24℃。

最低温度設定にして起動1分後。吹き出し口の温度は約16℃。十分だと思います。

ということで、1か月後時点では問題なく作動しています。
充填した冷媒ガス量は約150gくらいでした。
カーエアコンのガス補充が拍子抜けするほど簡単にできたので調子こいて7月2日、今度は冷えが悪くなってきたルームエアコンの冷媒ガス充填にも挑戦してみましたが、こちらも意外と簡単にできました。ルームエアコンの場合の冷媒ガス補充量はおよそ100g弱でした。

 この2つをやってみて気付いたことがあります。それは、おそらく冷媒ガス規定充填量がルームエアコンより圧倒的に少ないと思われるカーエアコンの方が、より多くの冷媒ガス補充を必要としたことです。その意味するところは、カーエアコンよりルームエアコンの方が、冷媒ガスの減りによりセンシティブのように思われることです。おそらく、カーエアコンの方が少々冷媒ガスが減っても機能するように作られているのではないか。使われている冷媒ガスの種類も異なります。
 静置されたままのルームエアコンの作動環境より、屋外を走り回るカーエアコンの方がはるかに厳しい環境にさらされることは明らかです。そのためカーエアコンの方がある程度の冷媒ガス漏れを想定した設計になっているのだろうと思われます。

さて、このまま引き続きシーズン終了(9月頃)まで様子を見てみます。
もしこのままシーズンを乗り切れれば、来年また補充が必要になったとしてもシーズン前に年1回程度の補充で済むのであれば経費は、初期費用のガス充填用チューブ代1,700円をのぞけば、毎年200gの冷媒ガス缶350円~400円程度で済むことになります。カーショップのエアコンガス補充料金相場は数千円、カーエアコンの修理もしくは交換となれば数万円~10万円以上の出費となります。
わりと簡単にできる冷媒ガス補充の情報を隠匿しての”隠匿型業務独占”とも言える現状には、何だか理不尽なものを感じた今回の経験でした。


家庭用エアコンの冷媒ガス補充DIYやってみた

2020年07月02日 | ビンボー技

2004年製エアコンの効きが悪くなってきたので電気店に問い合わせたら、「ガスチャージだけでも見積もり2万円以上かかる。年式も古いし今はもっとエコなエアコンも出てるから買い替えた方がいいですよ」と買い替えを勧められた。

先日、車のエアコンガス充填があっけないくらい簡単にできたので、家庭用エアコンもDIYしている方がいるのではないかと調べてみました。案の定、たくさんの動画がYouTubeにアップされていました。
しかし、ほとんどが一生に1~2度しか使わなさそうな真空ポンプやプロ使用の計器つきバルブホースなどを必要とする方法。もちろん業界指定の標準指針でできるだけ安全確実に実施するためにはにはこれに従うべきなのかもしれませんが、いかんせん必要機材を調達するのに経費がかかりすぎ。これではDIYする意味がない。

そもそものエアコンの原理を十分理解したうえで、シロートでももっと簡易にできる方法を考案して、理路整然と分かりやすい解説をしておられた、イルカさん?の動画に従ってやってみました。詳しくはイルカさんの動画をご覧ください。

動画で紹介されている資材の購入金額総計をAmazonなどで調べたところ1万5千円ほど、電気店の見積りより5千円以上も安くできることが分かりました。うち冷媒ガス(HFC410A)10kg入りボンベが12,000円と8割を占めます。補充に必要なガス量は多くてもせいぜい数百gなのでこんなに必要ないのですが、10kgサイズしか売ってません。おそらくエアコンガスの補充はプロしか行わないから一般の小口需要は想定されていないのでしょう。しかたないので10kgボンベを買いましたが、うまくいけばこれでも十分元は取れるし、今後またガス充填が必要になった時にも出費無しで対応できます。

なお、動画のエアコンは一般的な平行型プラグ・コンセント(MAX15A)が使われていますが、うちのエアコンはエアコン専用プラグ・コンセント(本来こちらが標準)だったので、平行コンセントとプラグしかないエコチェッカーはそのままでは使えず、エアコン専用コンセントに平行プラグをつないだ「アダプター」(写真参照)を別途作る必要がありました。この点は要注意。黒い線の先は平行型プラグでエコチェッカーにつないでいます。

エアコンには独立回線の専用コンセントが必要です(なぜかは下記参照)。自作アダプターは邪道ですが、うちのエアコンはMAX11.5Aの表示だし、まあ、ガス補充填している10分くらいの間だけなら大丈夫かと。
<参考>エアコン専用コンセント
https://curama.jp/magazine/35/

先日行った車のエアコンのガス補充填でおおよその要領は分かっていたからか、充填作業自体は約10分くらいであっけないくらいにうまくいきました。冷媒ガス(HFC410A)注入量はごく少量なので、あと100回は使えそうなくらい大量に余っていますが、また効きが悪くなったら補充填して永く使おうと思います。


新しく”物”を生産するには莫大なエネルギーと環境負荷を伴います。修理不能なほど壊れてしまえば仕方ないですが、DIYで日頃のメンテナンスやちょっとした修理や整備で永く使えるなら、次々と買い替えるよりよほどエコだと思います。これこそ「新しい生活様式」!

<DIYの責任問題について>
最近はYouTubeなど情報源も多く、この投稿のように様々なDIYに挑戦し発信する方も多いです。しかし、危険を伴う工事には法的資格が必要なものも多く、電気工事については電気工事法、電気工事士法があります。事業者が無資格者に工事をさせた場合や、無資格者が施工した工事で事故が生じた場合には罪に問われ罰則もあります。ただし、DIY工事はグレーゾーンで何も事故が起きず無資格施工がバレなければ罪に問われることはありません。しかし、DIYで万一事故が起きても何ら保障はなく、まして自分だけでなく他人にまで被害が及んだ場合には罪に問われる可能性も高く、損害保険の免責となる可能性もあります。いわゆる「自己責任」というやつですね。
私は「エコ」の観点からこのグレーゾーンはもっと議論され制度整備が進められてしかるべきと考えています。
本当に専門的な知識を必要とする工事は無資格者には完全禁止すべきです。しかし、まだまだ使えるものをどんどん買い替えさせて回す経済というのは不健全ではないでしょうか。一般人でもできる整備、修理の範囲をできる限り広げ、ものをできるだけ永く使うことが大切です。そのためにも学校や地域での教科以外の生活用具教育や工具・作業場のレンタル、補償制度など社会的制度整備をきっちりとすることが、環境負荷を軽減する「持続可能な社会」にもつながると思います。

さて、実際の作業工程の概略です。(詳しくは上記イルカさんのYouTube動画を参照)

必要な資材
左から、バルブ、エコチェッカー(消費電力モニタリング用)、チャージチューブ、冷媒ガスボンベ。
冷媒には、混合ガスの種類と混合比率によってR32など他にもいくつか種類がある。本器の冷媒はHFC-410A。

必要な工具
上から、ソケットレンチ(モンキーレンチはX)、+ドライバー、六角レンチ4mm

チャージホースにバルブとガスボンベをつなぐ。

バルブ側をエアコン室外機につなぐ前に、つまみを反時計回りに回して内部中央の針を引っ込めておく。これ大事。
エアコン側のサービスポートは車のタイヤのムシと同じ構造で、針で押されて開くようになっているのでこうしておかないと取り付けようとしたとたんにガスが漏れてしまう。

エアコン室外機のサービスポートにバルブをつなぎますが、直前に一瞬だけボンベのハンドルを回して冷媒ガスをチューブに送り込み(シュッと音がする)、チューブ内の空気を抜いておく。これも大事。エアコン内に空気を入れてしまうと運転不良、最悪故障・爆発の危険あり!また、長くやると冷媒を大気に放出することになるので一瞬で良い。

チューブ内のエア抜き後、速やかにバルブをエアコンのサービスポートにつなぐ。

バルブのつまみを時計方向に回して(内部で針が出る)サービスポートを開放する。
エアコンの出力が最大になるよう、強風、最低温度(本機の場合は17℃)に設定して運転する。

冷媒送り出し側(本機の場合上側)に霜が付きました。これは冷媒不足の証拠。冷媒が不足していると、本来、室内機までいってから気化して冷却すべき冷媒が室外機から出た時点でもう気化してしまったいるためにおこる現象。

ボンベ側のハンドルを少しづつ慎重に開けて冷媒を送り込む。冷媒が送られ始めるとシューと音がする。
慌ててボンベのバルブを開け冷媒を速く送り込むとコンプレッサーに負担がかかり、最悪故障、爆発の危険がある。
冷媒の入れ過ぎも故障、最悪爆発の危険があるので注意深く。

冷媒が補充されるにつれ室外機のバルブについていた霜が取れてくる。

エコチェッカーで消費電力をチェックしながら慎重に補充。
本機の冷房最大消費電力は1035Wですが、冷媒の入れ過ぎはダメなので最大消費電力より低めを目標に、室内機の風が冷えるの目安に補充填を終える。少ない方は、冷媒量が基準の80%くらいでもとりあえずエアコンとしての機能は確保されるらしいので、むしろ少なめで終える方がましです。
今回は外気温が27.5℃と低めで消費電力も最大まで行っていないと思われ、室内機の冷えが戻った時点530Wあたりで終了しました。イルカさんの動画では、できるだけ最大消費電力での稼働に近づけるため、外気温35℃以上の猛暑日での作業を推奨されていますが、猛暑日まで待っていられないのでこれでやっちゃいました。

参考までに、この時の室内温度(24℃)と室外機の仕様。


キュウリ三昧

2020年06月16日 | ビンボー技

このところ毎日のようにやっているキューリの糠漬け。

周知のとおり6月から7月にかけてはキューリが、まるでコロナのようにオーバーシュートする。

ありがたいことにあちこちで余りものをいただけたりA-coopでは5、6本百円くらいでたたき売り。これだから自分で作る気にはならない?

で、このところ毎日キューリ。食べきれないのでせっせと糠漬けにしては保存食にしとります。

糠漬けは日本の発酵食文化を代表する、軽トラと並んで日本の大発明だと思う。ま、食べ過ぎると塩分過多の弊害を言う方もおられますが。

もうかれこれ5年物のぬか床。
右は漬かって取り出したキューリ。
左がこれから漬けるやつ。上の袋は農協のコイン精米からもらってきた糠。

漬けかえるたびに少しだけ糠と塩を足す。量はテキトー。

まぜまぜ。

キュウリを突っ込む。

容器の縁の糠汚れを拭きとっておく。
これ、結構大事と思う。雑にやると汚れにカビることがある。

ラップをかけ適当なもので軽くたたいて空気抜き。
これもちゃんとしておかないと糠床表面にカビが生えてくることがある。

フタをします。フタの糠汚れもきれいに拭いておく。

できるだけ隙間を作らないように二重に袋に包んで終了。
これもきちんとやっておかないと、特にこれからの季節、コバエが発生しやすい。

できた糠漬けはジップロック(は商品名なのでチャック付き袋か?)に入れて冷蔵保存。


車のエアコンガス充填

2020年06月12日 | ビンボー技

20年落ちの車(いすゞウィザード)のエアコンの冷えが悪くなってきたので冷媒ガス充填DIYに挑戦してみました。

準備するものは画像の簡易ガスチャージホースとガス缶だけ!

簡易ガスチャージホースは尼損で1,700円。ガス缶は薮奥で市内圏の出品者を探して3缶1,000円。送料がもったいないので受け取りに行きました。この組み合わせが最安値だった。
なお、簡易ガスチャージホースはもっと安いもの(1,000円前後)も出品されていますが、購入者の評価を見るに外国規格のガス缶仕様のものも多く、日本で販売されているガス缶に合わない場合が多々あるようです。日本仕様のガス缶との適合を確認できるものを買った方が良いと思います。

操作自体は驚くほど簡単。初めてだったので20分くらいかかりましたが、慣れれば5分でもできそう。詳しいやり方はYouTubeにいっぱい出てるのでそちらをご覧ください。
ただし、運まかせの部分も大きいと思う。というのは、不足量が分からないからエアコンガス流路にあるガス量インジケーターを見ながら勘で入れるしかない。簡易ガスチャージホースのメーターはあまりあてにはできません、参考程度。
入れ過ぎが最もダメらしいけれど、まあ集中して注意深くやれば大丈夫じゃない、かな?😅

ガスチャージホースのハンドルが付いているジョイントにガス管を取り付けますが、ハンドルの先の針でガス管に穴をあけて開封する仕組みなので、ガス缶を取り付けると同時に中のガスが噴出しないようにあらかじめハンドルを反時計回りに回して針を引っ込めておきます。

エアコン配管の低圧側のバルブにガスチャージホースのカプラーを取り付けます。
キャップに”L”の刻印があります(赤い)。キャップは外しておきます。
ちなみに高圧側(キャップにH)はウィザードの場合、青にあります(写真では隠れて見えない)。


L側バルブにカプラーをつなぎます。
缶のネジを少し緩めてホース内のエア抜きをします。一瞬シューッという音がすればOK、再び缶をねじ込んでガスの抜けを止めます。エアコンの設定を最低温度・最強にしてエンジンをかけます。


エアコンガス配管のインジケーターを確認します。ウィザードの場合はボンネット前面、向かって右下にあります。
ガスが足りないと白く濁った感じ(雲のような)に見えます(中央の小さいガラス窓)。

ガス缶側のハンドルを時計回りに回してガス缶ヘッドに穴を開けます。
ハンドルを反時計回りにゆっくり回してガスを注入します。常にガス管インジケーターの様子を見ながら白い濁りが澄んでくるまで注意深く注入します。ガスを入れ過ぎるとかえってエアコンが効かなくなったり、最悪ポンプが壊れることもあるらしい。ガスが入り始めると缶が冷えてきます。
ガスチャージホースのメーターは参考程度ですがまあ、青色の範囲内で収まってました。

インジケーターの窓が澄んできたら缶側のバルブハンドルを時計回りに締めて注入を止めます。


エアコン配管のLバルブに接続したカプラーを外し、キャップを取り付けて完了。
なお、余ったガス缶はバルブを閉めたまま(針を刺したまま)で保管できますが、徐々にガスが漏れる可能性があるのでカーショップなどに処分を依頼します。


めでたく復旧しました👏。しかし配管またはエアコン本体のどこか漏れている可能性もあるのでしばらく様子を見てみます。また「その後」を書きます。
もし漏れていたらアウト。シロートの手には負えません。漏れ修理をDIYやってる動画もありましたが、シロートではできてもガスケット(O-リング)の交換程度。大枚はたいて修理に出すか諦めるか。


里山の食

2020年05月09日 | ビンボー技

5月、里山ではいろんな植物が花咲き、芽をふいています。
そんな中から食べられる、もしくは食べられそう?なものを紹介。

タラの芽
本来なら5月が採集シーズンなのですが、最近は山菜ブームで、タラの芽も4月一番芽が出たらすぐに摘まれてしまうので成長できずにだんだん減ってきています。いつか絶滅危惧種になりはしないかと少々心配。
一番芽から枝葉が四方八方に伸びてタラは成長します。5月まで待てば、その枝の先に2番芽、3番芽ができるのでそれを採集して、てんぷらなどでいただきます。

ヤマフジの花
いかにもおいしそうな色と姿形ですが、アクがある。
花の後、実になった鞘や豆には毒があるので食べられません。

天ぷらにしてみました。なんか汚い色と姿形になってしまってあまり美味そうではありません。実食もあまり美味しくない、というより花自体には味も香りもなくコロモの味しかしませんでした。
同じような姿形のニセアカシアの花は天ぷらにしても美味しかったですが。


タケノコ料理の研究

2020年05月02日 | ビンボー技

引きこもりでヒマなのでたくさん採れたタケノコのメニューをあれこれ考えてみました。

朝:タケノコピザトースト
いける。ま、チーズ使えばたいていのものは美味しくできるんだけどね。

昼:タケノコパスタのワラビ添え
これも予想外にいけてた。山椒を利かせたワラビがアクセントになって美味しかった。

夜:タケノコカレー
ま、普通にカレーライス

タケノコはそんなに味はないけれど食感はサクッとしていて、結構いろんなものにアレンジできそうなことが分かった。


シイタケご飯

2019年03月17日 | ビンボー技

まったけはマツタケ山再生もまだまだなのですが、シイタケはたくさん採れます。
とくに2月から3月にかけて採れる、傘が開く前の原木シイタケは、身が締まってコクもあり美味しいです。この時期のシイタケを勝手に「寒シイタケ」と呼んでいますが、シイタケご飯にするとまったけご飯に勝るとも劣らないほど美味しいです。

<レシピ>
米 3合
原木シイタケ 8~10個。2~3mmの薄切り。
昆布茶 小さじ3杯程度
濃縮出汁の素または醤油 大さじ1杯

水量は通常通りで炊く。
(写真のご飯は黒米を少し入れてあるので紫色っぽいです)


「ウリハダカエデからメープルシロップを作ろう」

2019年02月02日 | ビンボー技


1月24日に近くの里山でウリハダカエデ3本に樹液採取装置を設置しました。
それから10日後の今日(2月2日)の様子です。

3本(A、B、C)設置したうち、2本はそれぞれA約400ml、B約300ml溜まっていました。
A

B

C


3本目Cは40mlくらいしか溜まっていませんでしたが、木に開けた穴に差し込んだプラスティックジョイントの脇に隙間があって漏れてしまっていました。漏れていなければもっと溜まっていたと思われます。

この間の実験から分かったこと。
① ネット情報にあるように、気温が昼間0℃以上、夜間0℃以下になるような温度条件の時に樹液の分泌が活発になる。

1月19日に設置して24日に点検するまでの期間は夜間の気温が零下に下がらず、5mlほどしか溜まっていなかった木Aも、昼夜の気温が0℃を境に上下したこの10日間で400mlも分泌していた。

② 今回採取したウリハダカエデの地上約1m(採取穴の位置)の直径は15cm前後とあまり太くはないが、それでも気温条件が整えば10日間で300~400mlは採取できる。

採取した樹液は回収し冷凍保存し、引き続き実験を継続中です。ある程度貯まったら濃縮してみる予定。

ネットで調べてみると、北海道、秋田、埼玉秩父、三河、滋賀長浜など結構全国あちこちでみなさんシロップ作りはやられているようです。しかし、これらの経験則を科学的に調べた、しかるべき研究機関からの報告例は、私が調べた限りでは見つけられませんでした。研究者にとってはくだらないテーマなのかなあ。


でも、考えてみるといろいろ疑問がわいてきます。
なぜカエデ科樹木でこのような樹液分泌がなされるのか?
冬季は落葉して光合成は休眠していると思われるのにどこから糖分を調達しているのか?夏季にせっせと作って根かどこかに貯留しているのかなあ?それとも、カエデ科樹木は幹でも光合成できるのだろうか?実際、ウリハダカエデの樹皮は緑色(もっとも太い老木はかなり灰色になってますが)。


炭酸発酵?

2019年01月09日 | ビンボー技

朝から雪でヒマだし、粉を炭酸で溶いたら、わざわざ発酵なんて手間のかかる面倒くさいステップを省略できるんじゃないかと、ふと思ってホットケーキを焼いてみた。予想通りふっくらできた!
今度パンでも試してみよう。😁

でもまあ多分、こういうくだらないこと好きな人が、すでにやってるんだろうな。


ぬか漬け

2018年07月09日 | ビンボー技

1年ほど前、ホームセンターで在庫処分特価600円!のコンパクトでかわいいぬか漬けセットを買いました。
ぬか床は「育てる」といいますが、2、3日おきにかき回し、ときに新しく糠やカツオ、昆布などを加え、1年間大切に育ててきました。
ようやく、おいしいぬか漬けができるようになってきました。


「なんちゃって唐衣」2

2018年06月01日 | ビンボー技

6月1日、西尾さんの季節限定商品「あんなまブルーベリー」が発売されたので試してみました。

なんか思ったよりいまいち。紫が濃く高級和菓子感がない。もう少し薄紫でできればグラデーションもあれば良いのですが。ラムネの方が清涼感、高級感もあり、まだましかも。