4日間かけて行われた「平和のための信州・戦争展in飯田」最終日。
高橋哲哉さんの講演会を聴きに行った。
高橋さんのお話は、的確な言葉で、曖昧な部分がなく、だからこそ説得力があり、納得がいく。
煽るような刺激的な言葉を使うのでもなく、感情に流れることもなく、事実と考察を刻み込むように述べていた。
その淡々とした姿勢と論理の力強さが素敵だった。
この人は信頼できる、と思った。
もしお近くで高橋さんの講演会があるなら、「彼は素敵だからぜひ聴きに行って」とおすすめしたい。
講演は、改憲の問題点についてわかりやすく説明されていて、聴けば聴くほど、戦争に近づいている危ない現状を思い知る。
為政者は国のことも国民のことも守ろうとなんかしていない。自分のことしか考えていないし、そのためにどんなに犠牲者が出ようとかまわないのだ。
沖縄の米軍普天間飛行場の移設に反対する市民団体に向けて、海上自衛隊の掃海母艦が派遣されたという。
機動隊ではなく自衛隊が、市民に対峙することはかつてなかったことだ。
沖縄県知事は「県民に銃剣を突きつけるような連想を生む」と危惧している。
かつて沖縄県民が友軍と思っていた日本軍によって命を失ったことがあるということを思い起こさせるのだ。
これは、教科書検定で沖縄戦の「集団自決」の記述が修正・削除された問題とも関係する。
改憲によって為政者が国民に対してどうふるまいたいのか、ということが、沖縄ではすでにこんなふうに見え始めている。
話の中で高橋さんが、ちらりと「天皇制ではなく共和制になればいい」と言っていた。
「共和制」について勉強しましょう、と思った。
高橋哲哉さんの講演会を聴きに行った。
高橋さんのお話は、的確な言葉で、曖昧な部分がなく、だからこそ説得力があり、納得がいく。
煽るような刺激的な言葉を使うのでもなく、感情に流れることもなく、事実と考察を刻み込むように述べていた。
その淡々とした姿勢と論理の力強さが素敵だった。
この人は信頼できる、と思った。
もしお近くで高橋さんの講演会があるなら、「彼は素敵だからぜひ聴きに行って」とおすすめしたい。
講演は、改憲の問題点についてわかりやすく説明されていて、聴けば聴くほど、戦争に近づいている危ない現状を思い知る。
為政者は国のことも国民のことも守ろうとなんかしていない。自分のことしか考えていないし、そのためにどんなに犠牲者が出ようとかまわないのだ。
沖縄の米軍普天間飛行場の移設に反対する市民団体に向けて、海上自衛隊の掃海母艦が派遣されたという。
機動隊ではなく自衛隊が、市民に対峙することはかつてなかったことだ。
沖縄県知事は「県民に銃剣を突きつけるような連想を生む」と危惧している。
かつて沖縄県民が友軍と思っていた日本軍によって命を失ったことがあるということを思い起こさせるのだ。
これは、教科書検定で沖縄戦の「集団自決」の記述が修正・削除された問題とも関係する。
改憲によって為政者が国民に対してどうふるまいたいのか、ということが、沖縄ではすでにこんなふうに見え始めている。
話の中で高橋さんが、ちらりと「天皇制ではなく共和制になればいい」と言っていた。
「共和制」について勉強しましょう、と思った。
ぜひ、もっと多くの人に聞いてほしい内容だったと思います。
改めて、教育基本法が改悪されて、愛国心を養うことが
教育の目標として条文に書き込まれてしまったことの恐ろしさを
ひしひしと感じました。
教育基本法は、ほんとに悔しいです。何もできなかったけれど、、、。
先日観た『ひめゆり』でも、生存者のおばあたちは「お国のために死ぬ。そういう教育を受けてきた、だから何の疑問も持たなかった」と何度も繰り返していました。
政治がらみの教育の恐ろしさを感じます。
この戦争展のような催しを続けていったり、そこに子供たちがかかわったりできることが
本当にますます大事になってきますね。