てくてく日々是雑感

こんにちは。てくてくねっとの たま です。
日々のあれこれをつづります。

カレーの数え方

2011年01月03日 | 近辺

昼に行ったネパール料理のお店。

テーブルに置かれた伝票は、こんな感じ。

ここは、厨房がネパール人なので 伝票もネパール語

なわけはなく
英語を駆使した略語を使っているようです。

私たちが注文したのは

SP=お正月スペシャルランチ

これは、カレーの種類が選べまして、ふたりで

C.sag=チキン・サグ

M.C=マトンカレー

を頼みました。
それぞれのあとについている2とか3とかの数字は
2つも3つも頼んだわけではありません。 
辛さの度合いです。


Nan=ナン

Rice=ライス

これも選べるので、それぞれ一つずつ

H chai=ホットチャイ after

食後のドリンクも頼みました。

さて、この伝票を見ながら
数量のところに、Tとか―とか書かれているのに、気づきました。

日本人なら誰でも、これは「正」という字を書いて
数を表すということがわかるわけですが
ネパールの方は、これをどんな感覚で見ているのでしょう。
意味のある文字というより、単に記号としてとらえているのかもしれません。

考えてみると「正」という字を使って数を数える方法は実に合理的。
ヨコ、タテ、ヨコ、タテ、ヨコ、と直線を順番に線を引くだけで
ぱっとひと目見て、感覚的に表している数がわかる、すばらしい表記法だと思います。

漢字圏以外の国で、こんなふうに「文字」の形を使って数を数える方法って
あるのでしょうか。

アメリカでは、//// とタテに棒を書いて、5つ目にヨコに線を入れる数え方をするそうだけど

・・・と、思って伝票を見ると、

C.sag の右に ++ のような記号が赤で書かれているのは、そういうこと?
でも、これだと 3 って意味になりそうだなあ。

この伝票、ほかにも ×2 なんて表記もあったりして、なかなかグローバルです(笑)。

たぶん、外国にある日本企業の従業員は、この「正」を使った数え方で
仕事をしているんじゃないだろうか、などと想像をふくらませたひとときでした。



飯田まつり「りんごん」

2010年08月07日 | 近辺
ここ数年、飯田まつり「りんごん」といえば、
 雷 が恒例でしたが、今年は一滴も降らず、よかったですね~。

子どもが踊りに出なくなってからは、ご無沙汰していた「りんごん」
久しぶりに足を運びました。

ふだんは閑散としている駅前通りも



まつりの始まりを待つ人で賑わっています。


花火の合図とともに、「りんごん」始まりました。



りんごん、りんごん、ほい、おいな♪

気合が入った衣装で踊るチームや、小学校などの子ども連
どれも楽しい。


さて、ねやねやの中央通りからセントラルパークへ向かいます。
地元物産や、ネパール、フィリピンなどの料理屋台が並ぶ中・・・



お目当てはここ。



沖縄料理店。三線チームが盛り上げています



気になっていた「台湾かき氷」もお試ししました。
マンゴートッピングなかなか。



今年は、浴衣や甚平姿の若い人が多かったですね~。


友 遠方より来たり

2010年08月05日 | 近辺
遠方に住む友人が数年ぶりに飯田に来ることになり、かつて一緒に活動していた仲間たちも集まって久しぶりに会う機会をもった。

10年以上前、私は30代半ばで保育園に通う子どもが2人、お店の仕事もフルに働きながら地域ミニコミ紙を作っていた。
編集会議にやんちゃな息子たちを連れて行くのを、当時20代の友人たちもごく自然に受け入れてくれていた。子育てと仕事でいっぱいになりそうな私にとって、自分育てのための貴重な時間を共有できる仲間だった。

その彼女たちが今は子育ての真っ最中。
あの頃の私よりずっと余裕があってていねいに子どもと向き合っている。
そして「子どもを持ってあの頃のたまちゃんがどんなに大変だったか、やっとわかった気がする。あの時は、目の前で繰り広げられていることなのに、どこか遠い出来事だった」と言うのだ。
いやいや、私こそまわりが見えていなかった。どんなにかみんなに助けられたことか。

足元でちょろちょろする子どもたち、孫を見ている気分。
わが子が小さかった頃は遠く、あの時間をもっと大切にしていればよかった、と帰らない日を思う。

久しぶりに会う友人たちは、まったく変わらず、昨日まで一緒にいたかのように話が通じ合う不思議。
お互いによい刺激を与え、与えられる関係であることをありがたいと思う。


びわの木

2010年06月13日 | 近辺


和歌山から入荷したびわを食べた後の種を土に埋めておいたら芽が出て、約10年。

ずっと放ったらかしにしていたのだが、久々に見てみたら、なんと実がなっていた。

信州・飯田では、木は育つけど実はならないと聞いていたので、びっくり。
あとで聞いた話では、松本でも実がなるらしいので、そんなに珍しいことではみたいだけど
よもや温暖化の影響かとも思ったことだった。

最初の5年ほどは鉢植えにしていて、
今借りている家に引っ越してきてからようやく土におろしたので、
あまり大きい木になっていないのだけど
実がなるようになったからには、剪定などの世話もしてやらなくちゃ。

@champoolcanさんにツイッターでいろいろ教えていただいたので
今度の休みには少し手入れしてやろうと思う。

しかしこの家も借家なので、いずれは引っ越すことになる。
そうしたら、びわの木とはお別れだなあ。



秋の勇造ライブ in 飯田

2009年10月06日 | 近辺
今年2回目となった飯田での豊田勇造さんライブは
6月6日60歳6時間60曲コンサートに立ち会った3人が発起人。
あの日の熱が、熱風となって、いろんな偶然を引き寄せて実現した。

発端は、かみかみ堂に置いてあった一枚の映画のちらし。
『空とコムローイ』というタイの東北地方を舞台としたドキュメンタリー映画。
春の信州ツアーの時に、勇造さんとこの映画につながりがあることがわかり、
その後飯田で映画上映が決まったことをきっかけに、
同時企画でライブができたら、と思いが盛り上がった。
映画関係者とのコンタクトから、ちょうど京都で映画上映がありその時に
監督も舞台挨拶に出るという話を聞き、しかもその翌日は拾得ライブで
勇造さんと監督が出会うことができたというタイミングのよさ。

ライブの日程は映画上映が始まる日の前日に決まった。
ちょうど監督も映画の舞台挨拶のために飯田に滞在する予定だという。
勇造さんのライブステージでも、監督とトークの時間をもとうということになる。

当日は朝から雨。
そういえば3年前、子どもたちの通う中学校でライブをしてもらった時もちょうど今ごろの雨の日だった。
そしてなんと、そのライブで初めて勇造さんを聴いた生徒が、
高校生になり今回ライブに来てくれたのだ。   感無量である。

ライブレポなのだけど・・・
主催という緊張感があって、写真を撮る余裕もなく、
曲名を書き留めていたメモも途中で紛失。
面目ない。

でもとりあえず、貴重なツーショットを。
2部の頭にとった、映画『空とコムローイ』の監督、三浦淳子さんとの対談タイムだ。



映画のことや、タイにまつわる話を自然体で語り合うふたり。
長年、ライブを聴いているファンでも、舞台でトークする勇造さんの姿を見ることは稀ではないかな。

トークの中で印象に残った勇造さんの言葉

「映画を観るとき、1シーンでも2シーンでも、ええなあ、というシーンに出会えたら
それでその映画はよかったなあって思う」

これは、聞きようによっては、消極的なアプローチに聞こえるけど
でも勇造さんの言葉に含まれているのは「肯定感」。

ひとつの作品の中には、いいなあと思う部分も、つまらないなあと思う部分もあるだろうけど
「ええなあ」と思う気持ちをベースに、その作品を受け入れる。

たぶん、勇造さんは映画だけでなく、いろんなモノ、コト、人に対しても
そんなふうに受け入れてきたんじゃないかな。

つらいなあ、苦しいなあと思うこともあっただろうけど
その中に、1シーン、2シーンでも「ええなあ」と思うシーンがあれば
そこにぐっと落とし込む、みたいな。

現代社会を生きていると、つい、モノゴトヒトに批判的否定的になりがちな日常で
「ええなあ」と思えることを見つけていく、自分の中で増やしていく
それが、生きる力につながっていく。

などということをつい、考えさせられたひと言だった。



今回はいつもと違うライブハウス。
それにいつもと違う新しいお客さんもたくさん。
そのせいか知らずか、勇造さんの歌もギターもいつも以上にパワフル。

そして、飯田ライブのお客さんは日本で一番お得!
6月6日コンサートのCDを最初に手にすることができたのだから!

なにか、まだまだ書き足りないことがある気がするが、思いがまとまらない。
6.6がこれでようやく締められた、という区切りを感じると同時に
このライブの余韻をじわじわと味わい反芻しながら、
冷めない熱が「さあ、もういっぺん」と風を呼んでくる。




衆議院議員選挙の候補者&マニフェスト エコチェック!

2009年08月29日 | 近辺
CO2などの温室効果ガスの削減目標を定め、
その目標達成のために温室効果ガスを確実に減らす制度作りを求める
「MAKE the RULEキャンペーン」が、
衆議院議員選挙の候補者に、地球温暖化やエネルギー問題について、
どのような立場をとっているのかのアンケート調査を行いました。

未来を選べ! ~衆議院議員選挙の候補者&マニフェスト エコチェック!~

小選挙区ごとの候補者の回答をチェック
PCサイト
携帯サイト

さあて、地元の候補者の「エコ度」はいかがでしょうか?

ツイッター始めました

2009年08月22日 | 近辺
最近、Twitter(ツイッター)に、はまりつつあります。
ブログのようなチャットのようなコミュニケーション・システムで、
140字ほどの「つぶやき」を投稿するもの。
フォローというシステムがあって、フォローした人の「つぶやき」が
ほぼリアルタイムに表示されるのもおもしろいのです。

ふっと思いついたことを書く、という点と、
140字…せいぜい2~3文くらいの短さが、気軽なので
商品の情報やお店の情報を、まめに発信できるのではないか、と思い立ちまして。


ということで、てくてくねっとのツイッター始めてみました。
いつまで続くかわかりませんが、ちょっとしばらく、遊んでみようかと思っています。

商品の入荷情報など、ブログやメルマガより速くお伝えできると思いますので
のぞいてみてくださいね。
登録しなくても見ることはできます。
すでに登録している方は、どうぞフォローを!歓迎します。

てくてくねっとのツイッターID

ツイッターのログをブログにしたもの




地震

2009年08月13日 | 近辺
駿河湾沖の地震では、飯田でも震度4の揺れ。
ものが落ちたり倒れたりすることはなかったけれど
揺れの大きさと時間の長さは初めての経験だった。
先週から駿河湾が動いていたので、とっさに東海地震を心配したけれど、
揺れはそれほどではなかったし、テレビで震源・震度を確認してひとまず落ち着く。
東海地震なら飯田で震度6程度になる予想。今回の震源地付近程度の揺れがあるはずだ。
震源地付近の映像は、「本番」前のリハーサルを見ている気分。

被害状況が明らかになるにつれ、心配なのは浜岡原発。
緊急停止はしたものの、やはり詳細な状況はあまり知らされていない。
故障や異状は見つかっているようだけど、
この程度なら許容範囲みたいな甘い雰囲気が漂っている。
せっかく止まってくれたのだから、この際、このまましばらく稼動しないでおいてほしい。
そしてあわよくば、その隙に東海地震が起きてくれれば
少なくとも、メルトダウンの心配だけはなくなるのでは。

静岡は地震慣れしているのか、地震対策をされている方が多かったようで
やはり備えは必要だなあと、あらためて思った。
どこかで地震が起こると、ああ、やらなきゃなあ、と思うものの
しばらくすると忘れてしまう。危機感が遠ざかる。
でも、そろそろ本腰入れないといけないよな…。



長雨と柿

2009年07月30日 | 近辺
当地としては珍しく長雨が続く。
例年、3日続けて雨が降るなんてことない地域なのに。
雨が続いて梅干が干せない、という話も聞く。
野菜や果樹の農家さんも、毎年変動する気候にふりまわされている。

南信州は「市田柿」と銘打つ干し柿の産地。
冷涼で乾燥した地域だったからこそ発展した産業なのだが
気温は下がらず、雨が続く気候の変化のため
製造に大変苦労していると聞く。
農家の高齢化もあり、機械を導入し、薬剤を多投せざるをえない。
多額の投資に見合う売上があるのかどうか。

「市田柿」のブランドを守りたい気持ちもわかるが
そろそろ発想の転換をしてはどうか。
せっかくの柿の木、干し柿ばかりに頼らず、
もっと他に活用の仕方はないものか。
「柿渋」なんて、最近、加齢臭対策で注目されているし
「柿酢」は肝臓強化の妙薬とも言われている。
当地は和傘作りの伝統があり、傘の塗装には柿渋でシブ引きをしていた。
本当に守るべき伝統産業とは、どういうものか。
一度見直してみるべきだ。


部分日蝕 in飯田

2009年07月22日 | 近辺
曇り空だし、どうせ見られないだろうなあと、
ほとんど気にとめていなかった部分日蝕。

飯田で見ることができる時間帯も知らないし、
肉眼で見ないための道具も準備してないのに、
なにげなく外に出て、見上げたら、あらら、欠けてるじゃないの。

雲のすきまから、ちらっ、ちらっと見え隠れする三日月のようなシルエット。
雲がフィルターの役目をして、肉眼で見ることができてしまった。

日蝕継続時間は最長で6分半くらいらしいので、
すごいタイミングで見られたってことですね。