てくてく日々是雑感

こんにちは。てくてくねっとの たま です。
日々のあれこれをつづります。

地震と柏崎刈羽原発

2004年10月28日 | Weblog

下の記事のトラックバックを見てください。

そうです。いまは柏崎刈羽原発を止める時です!

いまだ余震が続く中越地方で稼動している刈羽原発。
専門家によると「大きな余震が起きる可能性だけでなく、原発近くの大地震も起きうる」という予測も出ているそうです。
それなのに、なぜか柏崎周辺の震度や被害状況は伝えられていません。
つい、大きな被害状況に目がむきがちですが、原発のある刈羽村も断水があり、避難している方もたくさんおられるそうです。
決して平常な状態で運転しているわけではないのに。
この状況でもし事故が起こっても、そのための対策がまったくと言っていいほど、考えられていない…。逃げようにも、道は限られているだろうし。

飯田は東海地震と浜岡原発のことがあるので、原発震災については意識していましたが、今回の地震の被害状況は想像していた以上にショックでした。その上さらに原発事故が重なる事態は、ほんとに想像を超えるものだと思います。

でも、やっぱりここは想像力をうんと働かせて、いくつもの「もし」を想定して、危機感を持たなくちゃいけない。
想像すればするほど気持ちが暗くなるけど、それは現状を乗り越えるためには必要な体験なのだろうと思います。つらいけど、目をそらさないで、ふんばって、考えようよ。







東海地震と浜岡原発

2004年10月25日 | Weblog

今までも何度かお知らせしてきましたが
あらためて、東海地震と浜岡原発について、
「ストップ浜岡原発 東海地震が起きる前に!」をご覧下さい!
そしてもう1回じっくり内容を読んでみましょう。

「原発震災を防ぐ全国署名」も展開中。
署名用紙はダウンロードできますで、どうぞ各自で参加してください。
「浜岡原発止めよう裁判の会」でも支援者を募集しています。

今回の中越地震の被害状況を見ての通り、相当な被害が予想されますが
東海地震の場合、浜岡原発の事故というオプションがついてくるのでそれが恐ろしい。
とにかく、原発を止めることが先決!です。


地震

2004年10月24日 | Weblog


夏の水害、台風、そして今回の大型地震と、たび重なる災害にあわれた
新潟の皆さんの一刻も早い復旧を祈るばかりです。

実は震源地の近く、長岡市には弟夫婦が住んでいるので
気になっておりました。
幸い電話も通じ、電気も水道も大丈夫ということなので
ほっとしています。

それにしてもこんなに天変地異が続くと
地球はいったいどうなってしまったのか、これからどうなるのか、と
思ってしまいます。

精神論でも宗教論でも対処療法でもなく、
「いま」という時をどう受け止めたらいいのか
立ち止まって考えてみたいです。





レッグウォーマー

2004年10月19日 | Weblog

台風が近づいて冷たい雨がざんざん降っています。

ついこの間まで暑い暑いと言っていたのが嘘みたい。
昨日はクルマから降りる時、ついに来ました。静電気が!バチバチッと。
秋を通り越して、早や冬に突入ですか?
今年は、夏と冬しかなかったみたいな季節でしたね~。

ズボンの裾をめくって
「このレッグウォーマーいいのよ~」とお客さんに自慢され
「どこで買ったんですか?」と聞いたら「てくてくでよ」って教えられて、
今年初めてレッグウォーマー着けてみたんですが…。

いやもう、ほんとにいいです。もう、手離せません。というか、足離せません。
朝も昼も寝るときも、着けっぱなし。
でも、これがあるだけで、スパッツ1枚はかなくても大丈夫なんです。
ふくらはぎと足首を暖めるだけで、こんなに違うものなんですね。

ときどき昼間は暑い日があったりして、気分的に「まだまだ」な感じで
冬支度が間に合わなかったりしたものだから、
レッグウォーマー1足で、だいぶ助かっています。

ライブコットンのレッグウォーマーはこちら


カズが!ゴンちゃんが?

2004年10月15日 | Weblog

日本代表召集かも?という情報に、わが家おおいにはしゃいでいます。

特に大はしゃぎなのがお祖母ちゃん。
静岡生まれのお祖母ちゃんは、磐田か清水が勝っていればごきげん。
なので、ここしばらくずっとごきげんナナメ…だったのが、
ゴンちゃんが日本代表のピッチに立つかも?と聞いて、がぜん張り切っております。
「なんか張り合いができたわね~♪」とウキウキ。

中高年をおおいに励ましてくれる試合になりそう。
ジーコさんもなかなかやってくれますね~。








おすすめ♪シルクインナー

2004年10月13日 | Weblog

朝晩、だいぶ涼しくなってきました。
寒いからと厚手の服を着ていくと、昼間はけっこう気温があがり、
着れば暑いし、脱げば寒い。
何を着たらいいか悩む季節ですね。

もう1枚何か着たいけど、厚ぼったくなるのはいや、というときに
おすすめしたいのが、これ
ライブコットンの正絹シルクインナー

シルクだから、薄いけどあったかい♪
ほどほど伸縮性もあるし、軽くて洗濯後の乾きも早い!←これはうれしいよね。
くどいようだけど、ほんと、薄いけどあったかい。
ロングアンダーパンツは、Gパンの下にはいてもモコモコしないし、
7分袖スリーマはとにかく重宝。

この秋、何か1枚買いたいな、とお悩みの方に、思いっきりオススメです。





中村哲さん講演会

2004年10月12日 | Weblog


ペシャワール会代表 中村哲さんが信州にやってきます。

アフガニスタンなどの辺境の地で井戸を掘るお医者さん、というイメージが強烈な中村哲さん。
医療の原点は水。食べ物=農業の原点は水。だから、まず、井戸を掘る。
お医者さんだから、井戸を掘る。
そんな哲さんのお話をぜひ聴きに行きませんか。

信州では初めての講演会。
なんと、東京からも講演を聴きにかけつける方もいます。
都会でもなかなか実現がむずかしい貴重な講演会なんですね。
ぜひ多くの方に足を運んでいただきたいです。

10月16日(土)  夜7時~9時
飯島文化館 大ホール (上伊那郡飯島町飯島 ℡0265-86-5877)
参加費 前売り1,000円 (当日1,500円) 高校生以下無料

主催:信州に中村哲さんを呼ぶ実行委員会(0265-39-2350 田村)
共催:飯島町教育委員会、いいじま文化サロン、みんなのフォーラム、シャマーレ・アフガニスタン、信州伊那谷アムネスティ、国際井戸端連絡会議
後援:長野県教育委員会、飯田市教育委員会、駒ヶ根市教育委員会、伊那市教育委員会、信濃毎日新聞、中日新聞

野分のあとの空の色

2004年10月09日 | Weblog



一日中雨が降り続いた夕方。15分ほど強い風が吹いたかと思ったら、
ぱたっと雨がやんで、西の空の雲の切れ目から青空さえ見え始めた。

台風の尻尾が切れ切れに、街の上を通り過ぎようとしているところ。


フェアトレード・サッカーボール

2004年10月08日 | Weblog

クリスマスのプレゼントにサッカーボールを贈ろうかな?と思案し始めているサンタさんたちへ。

スポーツショップの棚の前に立ち、そこに並ぶブランドのサッカーボールを見ながら、
どのデザインにしようか迷っていることと思います。
でも、ちょっと待って。
そのサッカーボール、誰がどんなところで作ったものだと思いますか?

実はサッカーボールはひとつひとつ手で縫っている手作り品なのです。
工場で機械的に大量生産されているわけではありません。
生産地は、インドやバングラデシュなどの途上国。安い労働力で生産できるからなのです。
そして、作り手の中には、15歳以下の学齢期の子どもたちもたくさんいるのです。
貧しくて、学校に行くこともできないから働くしかない。
そんな子どもたちは、ちゃんとしたボールを使ってサッカーをしたことすらありません。

サンタさんからのプレゼントのサッカーボールを手にする子ども。
その子とちょうど同じ年代の子どもが、そのボールを作っているのです。

小さな子どもを過酷な労働条件で働かせるなんて、どこの親だってしたくないはず。

子どもたちを働かせずにちゃんと学校に行けるようにしてあげたい、という思いから、
フェアトレードのサッカーボールは生まれました。
92年から紅茶やコーヒーなどのフェアトレード活動をしていた「わかちあいプロジェクト」が、
サッカーボールにフェアトレードの認証をつけることを実現したのです。

日本でも今年に入ってフェアトレード・サッカーボールの販売が始まりました!

残念ながら、FIFAやJFAの認定はとれていません。
認定取得のためには多額のお金がかかるからです。
でも、練習用になら十分使えます。

もし、これからサッカーボールを買おうかと思っている方がいらしたら、
ぜひこのフェアトレード・サッカーボールも選択肢のひとつに入れてください。

サンタさんからの贈りものが、受け取る人にとっても作る人にとっても
幸せを運んでくれますように♪

平和のつくり方

2004年10月07日 | Weblog

「現代の戦争の根本的な原因は何か?」(山崎正和)から
シリーズ<現在>への問い 第1部
毎日新聞10月7日朝刊

要約:
 現代は人類史上初めて文明が一つになった時代である。「近代文明」が今や世界のデファクト・スタンダード(事実上の標準)になった。
 数字、人類の視覚や聴覚、政治思想などの文明の世界化は、数百年の底流が今にわかに地表に現れたものである。
 しかし、変化が静かで膨大だったため、それに立ち遅れた地域や社会集団も残った。変化が合理的で反論が難しく、利益にも適っているほど、それが本来の自分のものではないという一種の鬱屈した感情を伴った。その「不機嫌」な気分にすり替わる感情として多くの後発社会の指導者が思いついたのが「民族主義」である。
 文化と習慣を基盤とする情緒的な結束を求めた民族主義は、じつは二つの点で本質的に欺瞞の思想である。
 一つは文化的な習慣は個人のものであり、それが民族にまで拡大されるときには、必ず政治的な強制が伴うという点。
 もう一つは、民族主義が主張する抑圧からの解放は、民族の概念なしに実現できることばかりであるという点である。
 日本人としてはみずから民族主義的な言動を慎むのはもちろん、国際政治のすべての場で反民族主義の主張を展開すべきである。近代世界文明が歴史の合理的な趨勢の産物であり、その受容が誇りある選択であることを世界に向けて説明すべきであろう。


※入試に出てきそうな文章なので、思わず要約してしまいました。
 2205文字の文章を665文字にまとめました。

考察:
 いわゆる商業的なグローバル・スタンダードとは別に、数字や視覚・聴覚、政治的概念など、思想の根っこを支える「文明」が世界的に共通の意識をもつようになった。しかし、その変化に乗り遅れた地域や社会が、「スタンダード」といわれる概念と、自分たち本来の身にしみついた文明とのギャップに悩まされ、社会を統一するためのものとして「民族主義」を思いついた、というのが、「民族主義」発生までの過程。
 しかしその「民族主義」は欺瞞の思想であり、日本としては近代世界文明を選択すべきだというのが、後半の主張。
 しかし、それでは「不機嫌」は解消されないのではないだろうか?
 世界文明にあてはめずとも、地域社会でもどこにでもありそうな図式だ。多様な価値観の中で、大きくて多いものが「デファクト・スタンダード」となりその流れに乗り遅れたものは、「不機嫌」な気分を抱えながら、相反する形で「個」であることにしがみつく。山崎氏は「個」の文化・習慣が大集団に共有されることはありえない、と書いているけれど、それならば「不機嫌」な気分
はいつまでも解消されず、くすぶり続けることになってしまうのではないか?
 デファクト・スタンダードにすべてを包括するのではなく、また、個人の問題に帰すのでもなく、多様であることをそのまま認めるような世界観はうまれないものだろうか。