てくてく日々是雑感

こんにちは。てくてくねっとの たま です。
日々のあれこれをつづります。

風光明媚な南信州で 働きませんか?

2006年02月24日 | Weblog

 てくてくねっと では、WEB制作スタッフを 大募集しています。
 
 仕事内容/ホームページの制作、管理、運営。

 条件/  画像ソフトやHTML等、WEB制作の基本的な知識、経験

 勤務地/ 長野県 飯田市

 
 Iターン、Uターンの方も歓迎♪

 飯田市産業振興支援室との連携で「飯田暮らし」を支援します。

 詳しくは、メール、お電話で相談しましょう。
 興味・関心のある方は、ぜひご連絡ください♪

  メール info@tekuteku.net
  電話  0265-53-5980

 ご連絡お待ちしています!

てくてくねっと は
  ナチュラルコスメ、布ナプキン、オーガニックコットン、
  マクロビオティック食材、フェアトレードグッズ、
  エコ雑貨とオーガニックフード全般を取扱う長野県飯田市にあるお店です。

  自然素材の雑貨に囲まれたり、おいしい料理を作ったり、
  心とカラダがリラックスできるゆったりとした時間をとりいれてみませんか?



自然の恵みをエネルギーに

2006年02月18日 | 近辺

二酸化炭素削減による温暖化ストップ、
高騰する石油から太陽光や風力への切り替え、
森林や小川のせせらぎなど身近な資源の有効活用・・・。

日常生活の中で実践してみたい、自然エネルギーの有効活用。
でも、なかなか具体的になりませんね。

長野県飯田市で2億円の市民出資を全国から集め、
太陽光発電事業と小規模エスコ事業を実践しているおひさま進歩エネルギー
コミュニティビジネスを15年来応援しているWWBジャパンが共同企画して
「自然エネルギー・省エネルギー起業講座」を開催します。

自然エネルギーを暮らしの中で活用し、
さらに、環境に配慮した事業としても成り立つような可能性を探ります。

環境問題に関心があって自然エネルギー・省エネルギーを
開業業種に結び付けられないかと思っている皆さんはもちろん、
環境関連を大学で専攻している学生の皆さん、
面白い田舎暮らしを考えている定年退職を迎えた皆さん、是非ご参加下さい!

詳しくはこちらをどうぞ。


暖かい朝

2006年02月15日 | Weblog

朝、新聞をとりに玄関を出たら、湿った土から抹茶のような
スパイシーな香りが立ち込めていた。
むっとするような、春めいた香り。

からだもゆるむのか、眠気が抜けない。


いつか行った台湾 その1

2006年02月14日 | 旅日記
はじめに
  もう、いつのことだったかも覚えていない。
  当時のメモもパスポートも手元に残っていなくて、
  あやふやな記憶でこの旅行記を書くことになる。
  半分フィクションのようなものになっちゃうかもしれない。
  でも、うっすらとでも記憶が残っている今のうちに
  あのときのことを書いておかなければ。
  初めての海外ひとり旅は、台湾だった。


旅のはじまり
  そのとき、私は日本という国の一番西の端っこにある島で暮らしていた。
  その島からは、年に数回、天気のいい日には台湾が見えた。
  私も1回だけ見たことがある。
  うっすらと見えた島影は思っていたよりもずっと大きくて
  こんなに近くに台湾があるなら、行ってみようじゃないの、と
  思ったのが、はじまりだった。
  当時の私はまったくお金がなくて
  旅のために絞り出した費用は10万程度だったか。
  これで、ビザが必要ない期間・・・約2週間たっぷり遊ぼうという魂胆。
  もちろん交通費込み。
  お金の不足は体力で補え。
  これが、貧乏旅行の鉄則だ。
  1ヶ月前からジョギングと縄跳びでからだを準備した。
  安く行くなら船。
  船なら、石垣島から乗ることが出来る。
  しかし、離島の悲しさ、パスポートは那覇まで行かなければとることができない。
  私の台湾への旅は、まず那覇へ向かうところからはじまった。

  1987年6月のことでした(たぶん)。


 とりあえず那覇
  船を乗り継いで那覇へ。
  港に着いたのは早朝。港から国際通りまでリュックを背負って延々歩く。
  小さい離島から来ると、なんと都会であることよ。
  パスポートを入手するまでの数日、那覇に滞在することになる。
  国際通りのどん詰まりにあるユースホステルに荷を下ろし
  毎日ぶらぶらと那覇の町を出歩いた。
  無駄遣いはできないので、食事といってもパンを買ってきて
  ユースに備え付けのコーヒーで済ませた。
  少ない予算ではあるが、さんざん迷った末やっぱりほしい、と
  小さなカメラを買った。
  石垣・白保の空港建設反対運動をしている市民グループの事務所に行って
  一晩泊めてもらったりした。

  那覇から台湾へ行く船は、基隆行きと高雄行きがある。
  私は高雄行きに乗る。
  南から逆S字形に北上して台北から帰るルートを計画したのだ。

  乗船の日。
  チケットとパスポートを見せると乗務員が
  「ちょっと待ってください」と呼び止める。
  え、何かまずかったのかな?と一瞬不安になったが
  乗務員は1通の絵葉書を手渡してくれた。
  遠く内地にいる友人からだった。
  旅の予定なんて全然知らせてなかったのに、
  この船に乗船することをどうやってつきとめたのだろう???


乗船   
  船は空いていた。
  客室は私ひとりだった。 
  石垣までの航路を、伴走するトビウオを眺めながら過ごした。
  石垣で停泊。いったん下船して、出入国管理の手続きを取る。
  港の脇のプレハブのような小屋で簡単なチェックを済ませる。
  船に戻ると、一気に人が増えていた。
  ほとんどが台湾から来た「かつぎ屋」のおばちゃんだ。
  化粧品や服、薬やお酒などを石垣で買い込み台湾で売るのだ。
  そんな中で、声をかけてきたのが
  日本人の一人旅のおやじと、台湾人の青年だった。
  日本語の達者な青年は留学を終えて帰るところだと言った。
  「速読の勉強をしている」と言って本を貸してくれた。
  船に乗るときは、ジューシー(炊き込みご飯)のおにぎりを
  持ち込むのが私の定番だ。
  船内の食堂に行かず、おにぎりを食べていたら
  青年がかつぎ屋のおばちゃんからもらったと言って
  お菓子やお惣菜をわけてくれた。
  カエルの足のから揚げを、初めて食べた。
  おやじの方は、
  当面の台湾での目的地が同じだったため、同行することになった。
   --それで、ちょっと頼まれてくれないか。
  耳打ちされて船内の免税店に連れて行かれた。 
  台湾へのお酒の持ち込みはひとり1本となっている。
   --お金は払うから。
  私も1本買え、と言うのだ。
  持ち込んだお酒はどこぞに売るルートがあるらしい。 
  アブナイ話でなければいいけど・・・。
  あとで聞けば、よくある話であったようだけど
  当時の私はそういうことにはまったくの無知だったので 
  どこか気分に後ろめたさを感じながら
  お酒を買うこと自体は問題ないわけだし、と購入したのだった。

  船中2泊。 

  八重山の鮮やかなリーフを離れると
  海はどんよりと群青が濃く
  深いうねりが何度も押し寄せる。

  遠く水平線まで細かい白波がいくつもいくつも立っている。
  ここから台湾まで、島はひとつもない。
  風が強く吹き、船は傾いたまま航路を西に向かう。


→その2

今ごろ「新選組」ブーム

2006年02月13日 | 近辺

毎週日曜日の8時にテレビの前に座る習慣を1年間続けるなんて土台無理なので
大河ドラマを見ることは、はなっからあきらめていたんだけど
三谷幸喜が書いて野田秀樹が出るという「新選組!」は、観たいな~と思ってた。
DVDを借りようとずっと狙ってたけど、いつも第1巻が貸し出し中。
ようやくようやく、タイミングを得て、つい最近、見はじめたら、これがハマッてしまった。

DVD1枚に4話分はいってるので、
「今日は1話分だけね」と見はじめるんだけど、つい続きが見たくなり
もう1話、もう1話だけ、、、と、結局見続けてしまい、
気がついたときは「げっ・・・!こんな時間!」  
・・・夜更かしはやめましょうって言ってるのに。

見はじめて気づいたけれど、「新選組」について、私はほとんど知らなかった。
知ってたのはごほごほ咳をする少年がやたら強いということだけ。
あらためて、その時代について知りたくなって
「燃えよ剣」上下2巻、これまた、夜更かしして読了。

わが家は、どういうわけか、私が何かにハマると家族全員に伝染する傾向があって
今回も家族みんな、ずぶずぶと泥沼に足をとられるように深入りしている。
ひとりじゃなくて、4人で足をとられてるので、加速度的に沈んでいき、
しかも引っ張りあげてくれる人がいないので、救いようがない。
上の子なんか、期末テスト前なのに、こんな乱れた生活になってしまって・・・(泣)。

しかしDVDはまだ6巻目までしか見ていない。
全13巻見終わるまで、続くのだろうか、こんな生活?

あ、でも、世間は今、トリノで乱れた生活送ってるんだよね。ま、いいか?



読書

2006年02月09日 | 近辺

先々週は上の子、先週は私、そして今週はついにしうさんまで、風邪でダウン。
こんなに家族そろってなぎ倒されることは、今までなかった。
手洗い、うがい等気をつけていたにもかかわらず…。
こうも長引くと、あちこちに支障が出始めています。すみません!

寝込んでいる間、からだは動かないけど、ヒマなので
「ハリーポッターと炎のゴブレット」上下2巻
「ハリーポッターと不死鳥の騎士団 」上下2巻 を読了。

ハリーポッターは、前の巻の内容を忘れた頃に、新刊が出るので
伏線もうろ覚えで、内容の把握も切れ切れになってしまいがちなんだけど
こうやって一気にカタマリとして読むと、さすがにずしっとくる。
最後の数十ページの謎解きへ向かう盛り上がりは、
ここまで集約してきた作者のエネルギーが爆発する感じで
長い物語を読んできた疲れもふっとばされる。

いや、でも疲れた。
病み上がりだし。

やはり、風邪の予防は「早く寝ること」です。
夜更かしして本読んでちゃいけません。よね?


節分

2006年02月05日 | 近辺

風邪をひいておりました。
のどが痛くて鼻が詰まる症状はありながら、熱は出ない。
熱がないので大したことなかろうと、かやかや動いているうちに、動けなくなってしまった始末。
とにかくからだが重い。
四肢をなにか黒くて重いものに押えつけられて、
いや、黒いというのはイメージですけど、
その上、鉄の塊を付けられたような、身動き取れないまま、
布団の底にずぶずぶと沈みこむ、という状態でまる二日過ごした。
結局、熱が出ないので病院にも行ってないけれど、あとで、熱が出ないインフルエンザもあると聞いた。
う~ん、果たしてどうだったのか。

寝込んで3日目のこと。
その日は節分。縁起をかついだりご利益を信じたりすることはないけれど、
祭り好きなばあちゃんが、恵方巻きをしっかり予約して買ってきた。
ようやく少し起きることができるようになった私もお呼ばれして、
ふっとい太巻きが2本並ぶお皿の前に着席。
そわそわと楽しげなおばあちゃん。
「南南東ってどっち?」
「う~ん、太陽がのぼるのがこっちだから、このあたりかな?」と上の子。
「じゃ、むこう向いて、立って、願いごとを言うんだよ」
「電気消さなくていいの?」と下の子。
ここにも、祭りと勘違いしている人がひとり。
4人で立ち上がって、なんとなく落ち着かない。
(病み上がりの私は立っていてもふらふら。)
「黙って、食べるんだよ。しゃべっちゃだめだよ」とおばあちゃん。
(おもゆだけで2日過ごしたからだに、いきなり太巻きはキビシイ~~)。
おもむろに食べ始めたのはいいけれど、おばあちゃん、5秒もしないうちに
「もういいよね」とそそくさと座り
「こんなに太いの食べきれないよ。切っちゃだめとかっていうけど、いいよね」と
包丁を持ってきて太巻きを切り始めた。
「みんな、こんなことやってるのかね~」とか言いながら。
所詮、祭りでした、恵方巻き。