てくてく日々是雑感

こんにちは。てくてくねっとの たま です。
日々のあれこれをつづります。

ホワイトバンドについて

2005年11月30日 | Weblog

ホワイトバンドについて
「募金活動じゃなかったの?」
「売上金はどのように使われているの?」という疑問が生じていたようですね。
私はあまりよく知らなかったのですが、いろいろな噂も飛び交っていたようです。

ホワイトバンドの売上金については
公式サイトで、募金活動ではなく、世界の貧困をなくすための活動費として使われる、と明示されており、私たちも、その趣旨を理解した上で、ホワイトバンドの取り扱いを始めました。
公式サイトもリニューアルされ、活動の内容もわかりやすいようになったし、
売り上げの使途や収支報告もされており、
その内容については特に問題はないと考えています。

ただ、ホワイトバンドを募金活動ととらえるという誤解が生じていたとは
最近まで知りませんでした。
てくてくのサイト上で、その点の説明不足があり、わかりにくく、
誤解を招いてしまったのだとしたら、大変申し訳なく思っています。

ホワイトバンドの活動がこのような誤解を招いたのは
貧困問題といえば募金活動という固定的なイメージが一般的にあること、
「貧困をなくすための活動」とは具体的にどういうものかが、わかりにくいこと、
予想以上に多額の売上げがあったこと、
芸能人やスポーツ選手などの有名人を宣伝に使ったこと、などから
さまざまな憶測をよんだのではないかと思われます。

個人的な見解ですが
活動の形態はさまざまであってよいと思っています。
募金活動も大切ですし、ホワイトバンドのような啓蒙活動も必要です。
むしろ、今までの活動が募金中心だったことから、
こういう新しいかたちの活動が世間一般に認められるなら
それはそれでよいのではないかと思っていました。
残念ながら、表層的なブームの中で、誤解を生じてしまったようですが、
今後の活動を修正しつつ、次につなげていけばいいのではないかと思います。

また、てくてくでは、ホワイトバンドの販売については
現在の在庫が終わり次第、終了する予定です。
活動が始まった当初は、近くで販売しているところがなく、
なかなか手に入りづらかったため、取り扱いを始めたのですが
最近では、この小さな町でも他に数店舗が販売を始めたので、
私たちの役目はもう終わったかな~と思っているところです。

でも、貧困問題は全然終わっていないし、ずっと考え続けなければいけない問題。
ホワイトバンドをきっかけに、一歩でも二歩でも問題にかかわり続ける歩みを
すすめていきたいものです。


タテタカコさんコンサート

2005年11月25日 | Weblog

今日は、中学校の行事でタテタカコさんのライヴを聴いてきました。
タテさんは映画「誰も知らない」の挿入歌「宝石」で一躍有名になったわけですが、実は上の子が通う中学の卒業生。
出身校でのライヴというわけです。
体育館の真ん中にピアノを置いての弾き語り。
後ろの席で、残念ながらまったく姿が見えなかったけれど、よく伸びる透明感のある声はほんと、他に似た人がいないよな~と思えるくらい独特のものでした。
映画がきっかけで突然メジャーデビューしてしまった…まるで事故にあったような感じだったんじゃないかと憶測するけど、表現することにまだ不慣れなところも、ウブな感じでほほえましいのでした。
まだ「自分のために」歌うことが中心にあって、少しでこぼこしてるけど、これが3年後、5年後とどんなふうに変わっていくのかな?と少し楽しみでもあります。



オーガニックコットンのメイド・イン・アース~「ロハスな暮らし」

2005年11月10日 | Weblog
イベント「ロハスな暮らし」に出店していた
オーガニックコットンメーカー「メイド・イン・アース」のおふたりです。

染色しないオーガニックコットンそのものの
きなりと茶色、グリーンの自然な色が
お店の雰囲気をやさしくほっとしたものにしています。

おふたりの雰囲気もやわらか~くて、コットンみたいにふわふわした感じ。

布なぷきんが大好評で、ずっと欠品が続いていてごめんなさい!
とのことでした。
新聞に掲載されたりして、ご注文もたくさんいただいて
ずいぶんお待たせしてしまっていますが
来週初めくらいには、なんとか入荷しそうです。

縫製糸までオーガニックコットンにこだわった製品は
製造もむずかしくて、しっかりと作ってくれる工場を探すのも
大変なのだそうです。

オーガニックコットンのふわふわのやわらかさは
さわってみるとびっくりするほど。
こういうイベントに出かける機会があれば、ぜひ実際にさわって
その風合いを確かめてもらえたらと思います。


イベント「ロハスな暮らし」

2005年11月09日 | Weblog
少し前になりますが、名古屋・高島屋で行われていたイベント
「ロハスな暮らし」に行ってきました。

「ロハス」という概念、さまざまな企業のキャッチコピーに使われたり
百貨店の催事のテーマにもなったり
ずいぶんと浸透してきたみたいですね。
最初にこの言葉を聞いたときは、こんなにメジャーになるとは思いませんでした。
「スローライフ」とどう違うの?とか
いまひとつイメージがわかりにくいと思うのですが
その曖昧さがかえって多くの人に受けたのかな?

イベントでは、おなじみの「エコ雑貨倶楽部」のみなさんも出店。
それと、各地から集まった素朴でナチュラルな感じの生活雑貨のお店が
いくつも出店していて、たくさんのお客さんでにぎわっていました。

飯田から名古屋に出てくるといきなり「都会!」って感じで
すっかりおのぼりさんになってしまうんだけど
そんな私にはおしゃれな雑貨たちは都会的なイメージで
田舎に暮らす自分たちの身の丈にはそぐわない。
こういうのも「ロハス」なのかな?よくわかんないな。

すごく広い概念を包括してるから、
あれもこれも「ロハス」になっちゃうんだろうな。

まあでも、Lifestyles of Health and Sustainability
人と地球がいつまでも健やかに続いていけるようにと願いながら行動する人が
増えていくことは、いいことだよね。

表層的平面的に広がるだけでなく
それがどこにつながっているか、という根っこの部分へ深く向かう方向性も
今後、見出していければいいのだろうな。