てくてく日々是雑感

こんにちは。てくてくねっとの たま です。
日々のあれこれをつづります。

「やぎの冒険」

2010年08月14日 | 映画


実はいま、とーっても気になってる映画があるんです。

「やぎの冒険」といいまして、沖縄を舞台に、やぎを食べる人たちのお話なんですが

この映画の監督、なんと 中学生! 14歳!なんです!


この映画をプロデュースしている井手裕一さんのツイートで、
「監督は中学生」と知った時は、最初、冗談かと思いました(失礼!)。

でも、監督のブログをみてびっくり。
ほんとに14歳?って思うくらい、文章も写真も、センスあるんですよ。
学校に通って宿題なんかしたり、友だちと遊びに行ったりふつうの中学生しながら
映画の編集したり脚本書いたり撮影したり、
なんかもう、私から見たら宇宙人みたいな14歳です。

この子をまわりで支えている大人たちが、やっぱりすごいんだろうなあ、と思います。
大人~子どもという距離を超えて、映画製作という共同作業ができるなんて。
それも、子どもを「頭(トップ)」に据えて、ですよ。
子役とか、見習いとかいう立場ではなく。
いったいどういう現場だったんだろう、とすごく興味があります。


「日本映画史上最年少監督作品」というだけでも大きな話題ですが
この映画、沖縄で活躍するプロの役者、芸人が出演、
スタッフ、資金も含め、すべてにおいて純度100%の沖縄映画。

コラボグッズが充実しているところが、また驚きなのですが
すべて県産品で揃えているあたり、こだわりがあります。

こんなことができてしまう沖縄の底力にも感じ入ってしまいます。

そして、主題歌を歌うのは Cocco。
監督とCoccoの対談動画があるんですが、これが楽しい!ですよ~。

最近、公式サイトもできて、ようやく動画で予告編も見ることができました。
予想以上にいい感じで、だんだん見たい思いが募ってくるなあ。

9月18日から沖縄縦断ロードショーということで、内地では東京で11月。
実際に見る機会がつくれるかどうかは、とっても微妙~なんですが、

実は南信州は、やぎの産地。
全国でも珍しいやぎのせり市も開催されている地域なのですが
育てられたやぎの大半はなんと、沖縄向けに出荷されているのだとか!
沖縄の皆さんは、実は南信州で育ったやぎを食べていたんですね~。

わが子のように大事にやぎを育てている生産者のみなさんと一緒に
この映画、見てみたいものですね~。




飯田まつり「りんごん」

2010年08月07日 | 近辺
ここ数年、飯田まつり「りんごん」といえば、
 雷 が恒例でしたが、今年は一滴も降らず、よかったですね~。

子どもが踊りに出なくなってからは、ご無沙汰していた「りんごん」
久しぶりに足を運びました。

ふだんは閑散としている駅前通りも



まつりの始まりを待つ人で賑わっています。


花火の合図とともに、「りんごん」始まりました。



りんごん、りんごん、ほい、おいな♪

気合が入った衣装で踊るチームや、小学校などの子ども連
どれも楽しい。


さて、ねやねやの中央通りからセントラルパークへ向かいます。
地元物産や、ネパール、フィリピンなどの料理屋台が並ぶ中・・・



お目当てはここ。



沖縄料理店。三線チームが盛り上げています



気になっていた「台湾かき氷」もお試ししました。
マンゴートッピングなかなか。



今年は、浴衣や甚平姿の若い人が多かったですね~。


友 遠方より来たり

2010年08月05日 | 近辺
遠方に住む友人が数年ぶりに飯田に来ることになり、かつて一緒に活動していた仲間たちも集まって久しぶりに会う機会をもった。

10年以上前、私は30代半ばで保育園に通う子どもが2人、お店の仕事もフルに働きながら地域ミニコミ紙を作っていた。
編集会議にやんちゃな息子たちを連れて行くのを、当時20代の友人たちもごく自然に受け入れてくれていた。子育てと仕事でいっぱいになりそうな私にとって、自分育てのための貴重な時間を共有できる仲間だった。

その彼女たちが今は子育ての真っ最中。
あの頃の私よりずっと余裕があってていねいに子どもと向き合っている。
そして「子どもを持ってあの頃のたまちゃんがどんなに大変だったか、やっとわかった気がする。あの時は、目の前で繰り広げられていることなのに、どこか遠い出来事だった」と言うのだ。
いやいや、私こそまわりが見えていなかった。どんなにかみんなに助けられたことか。

足元でちょろちょろする子どもたち、孫を見ている気分。
わが子が小さかった頃は遠く、あの時間をもっと大切にしていればよかった、と帰らない日を思う。

久しぶりに会う友人たちは、まったく変わらず、昨日まで一緒にいたかのように話が通じ合う不思議。
お互いによい刺激を与え、与えられる関係であることをありがたいと思う。