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てくてく日々是雑感

こんにちは。てくてくねっとの たま です。
日々のあれこれをつづります。

12月はやっぱり ダイク

2010年12月13日 | おでかけ

ダイクを聴きに行きました。年末ですから。

 

大工哲弘さん

八重山民謡の第一人者。沖縄県無形文化財保持者。
琉球民謡音楽協会・師範。

そんな方が、宮田村で演奏されるという情報を、当日の昼にツイッターで知り、
急遽、三線好きの知り合いにも声をかけて、馳せ参じました。

開戦記念日に合わせて企画された平和集会の舞台であったためか
選曲も反戦歌、闘争歌がメイン。

「命どぅ宝」「一坪たりとも渡すまい」「沖縄かがやけ」

八重山民謡の大工さんというイメージとはひと味違う世界を垣間見ました。

アンコールがなんと、高田渡の「生活の柄」。
腰抜けました。
これは大工さん的にはおっきなサービスですよね。

ディープな八重山民謡も聴きたかったけど、それはまたの機会ということで。

閉会後、それでもせっかくだから大工さんに会えないものかと
実行委員の方に伺ったら、楽屋まで案内していただき!

同行の三線仲間は、三線のケースにサインしていただき!

一緒に写真も撮らせていただいたのでした!

きゃあ、ラッキー♪

大工さんのファンがいっぱいの沖縄民謡メインのライブだったら
とてもこんなふうに近くでお話なんてできなかったことでしょう。

主催の上伊那地区憲法を守る会・上伊那地区労組会議の皆さん、
大工さんを宮田村に呼んでくれてありがとう。

しかも無料ですよ。なんて太っ腹。

でもね、この情報、私たち三線仲間、飯田ではかなりの沖縄音楽通の人たちにさえ
全然伝わってなかったのですよ。
たぶん動員で会場は埋まるだろうから、特に宣伝する必要もなかったんでしょうね。
もったいない~もったいない~。

 


高速料金

2009年08月05日 | おでかけ
先々週末のことだけど、土日の高速料金が値下げになって初めて、
中央道・飯田~山梨間を使った。
飯田~岡谷JCT間は、ふだんなら、
前に3~4台、後ろに2台見える程度のスカスカ状態なのに、
この日は前後にひっきりなしに車が走り、追い越していく。
帰りはもっと混んでいて、雨だったので速度も落ちていたからかもしれないけど
テールランプが前方にずらーっと並ぶ様子は、この区間では初めて見る景色だった。

週末の車が増えたとは聞いていたけれど、これほどまでとは。

車が増えれば当然事故も増えるだろうし、CO2も増えるだろうし。
経済効果っていわれても、実感ないし。。

同じ税金使うなら、公共交通機関を整備して、廃線になりそうな路線を支えて、
安くしてくれた方が、環境のためにはずっとよさそう。
車がない学生やお年寄りにとっても、その方がありがたい。

なんてことを考えてたら
「お盆の渋滞、30キロ超66回」というニュース。

なんのために高速料金安くするのか、わけわかんない。
航空料金みたいに、混雑時には高くすればいいのに。
需要と供給でしょ。




ぶらり 京の旅(続き)

2009年06月12日 | おでかけ
京都に行く前の日に、かみかみ堂で打合せをして、帰ろうとしたら
ちょうど店に入ってきたお客さんがいらした。
私が帰ったあと、かみかみ堂さんがその方に
「明日こんなわけで京都に行くのよ」と話をしたら
「私も行こうかしら」と、その方、突然ライブに来てくれることになった!
勇造さんのこと全然知らないし、聴いたこともないというのに、すごいよ。うれしいよ。
会場でその方と合流。中津川からなので、日帰りできるんだそうだ。
京都には何度も来ていて慣れているのだそうだけど、この行動力はすごいなあ。
コンサートも楽しんでもらえたようで、よかった。
来年の飯田ライブにはぜひお呼びしなくちゃね。

夕食は四条大橋を渡ってすぐにある「おめん」といううどん屋さんでご一緒に。
その方と別れた後、四条通りをぶらぶらとお散歩したものの
大学生くらいの若い人たちがたっくさん集っていて、オバサンたちは息が詰まりそう。

祇園界隈にもいくつも雰囲気のよさそうな店があるので、そちらを散策。
花見小路にある「バール」に飛び込み、美味しいワインをいただきながら
オバサン大人のオンナの祇園の夜は更けていくのでありました。

さて、私たちの泊まった宿「旅館 紫」はこちら


朝食はお部屋に運んでくれます。

魚そうめん、ちりめん山椒、漬物、酢の物のあっさりした朝ごはん。


出発際、玄関の前でおかみさんに写真を撮ってもらったりしてたら
むこうのほうから、舞妓さんが…。


かわいいですね~。

おや、あっちからも。

さすが祇園。

そういえば昨夜も、夕食にでかける途中、お茶屋さんの前にたくさんの人だかりしているのを見かけた。
外国の方も大勢いて何かを待っている様子。
何かな?と思っているうちに、黒い車がすーっと止まり、
中から芸妓さんが3人降りてくる。
どよめきと共にパシャパシャッと一斉にフラッシュがたかれる!
すごかった…。ちゃんと芸妓さんの来る時間がわかって待っているんだねえ。




さて私たちは、昨夜、緊急会議を開き、
地図やガイドブックを広げ、本日の行動予定を立てたのでした。
行き当たりばったりもいいとこです。

そして決定した目的地は「大徳寺」。
祇園四条駅のコインロッカーに荷物を預け、12番のバスで大徳寺に向かいます。

まったく予習もなく、詳細なガイドブックもなく、訪れた大徳寺ですが
広い敷地をゆっくり歩き、大仙院、龍源院の枯山水のお庭や襖絵など眺め
心癒されるひとときを過ごしました。


枯山水のお庭


禅寺を出て。ふたりともいいお顔でいらっしゃる。

そろそろ一服したくて、喫茶店を探そうということになった。
西陣あたりの閑静な住宅街を下りながら歩くが、いい感じのお店が見つからない。
このあたり、まったく予習なしだったのは、失敗でした。
途中で地図も把握できず、自分たちの位置も見失うし。
路地が一本違ったら、別世界があったのかもしれないけど…。

ガイドブックを見て、千本通りに行くことにする。
通りに出てしばらく歩いていたら「塩野屋」の看板を発見。
ここは、国産の絹織物の普及に尽力する織物問屋さんで
てくてくとも少しばかり取引がある。

挨拶に寄ると、絹のコーヒーフィルターで淹れたコーヒーをごちそうしていただき、
養蚕の話、織物の話など、いろいろと面白いお話を聞かせていただいたのでした。

お腹も空いてきたので、塩野屋さんにご紹介いただいた近くのレストランへ。

シェフみずから野菜を作っているという
イタリア料理店「バール ダ・マエダ」

ここも美味しかったのよ~。


マクロビオティックデザートの盛り合わせ

いろんなマクロビスイーツを食べたことがありますが、
ここのは、甘さといい、味のバランスといい、絶妙でした。


今回の京都は、ほんとに偶然にもおいしいお店に当たりましたね~!
物欲はほとんどないので、食べるもの飲むものだけにお金を使った旅だったと言えましょう。

さあ、あとはお土産買って帰るだけ。
勇造そして京都をたっぷり満喫した2日間でした。


ぶらり 京の旅

2009年06月10日 | おでかけ
さて、今回の京都は、天然酵母パン屋のかみかみ堂のKさんと、
3年前から飯田での勇造ライブに来てくれているMさんと3人で出かけてまいりました。

飯田から京都までは高速バスが1日に2本走っています。
朝7時44分上飯田で乗ると、11時前には京都深草に着く。
途中2回も小休止があり、シートはゆったり、なんとビデオ上映もある。
今回初めてこの路線に乗りましたが、意外と早くて快適だということがわかりました。
これなら、もっと気軽に京都に行けちゃうかも?

今回の旅の一番の懸案は、バスに乗り遅れずにすむかどうか!?であったが
3人とも無事に乗ることができて、ひとまず安心。
侮るなかれ、意外と乗り遅れる人もいるのだ、この路線は。

京都深草の降車場に到着したものの、右も左もわからない私たち。
同じバス停で降りた方のあとをくっついて、10分くらい歩いて京阪電鉄藤森(ふじのもり)駅へ。
そして祇園四条まで電車で10分くらい。京都市街に入るのに、少し時間がかかります。

祇園四条駅の地下の構内から地上に出ると、いきなり南座の前だ。
うわあ、京都だねえ、と、すっかりふわふわ気分のKさん。

まずは本日の宿がある祇園に向かう。
花見小路ではたくさんの警備員の方が、車や歩行者をこまかく誘導している。
あとで知ったのだけど、ウインズが花見小路の突き当たりにあり、
土日はそこへ向かう人と車が混むんだとか。
確かに、いかついおっちゃんたちの車やバイク、タクシーが狭い道を猛進していて、
危なっかしいことこの上ない。
とても祇園の町並みをゆっくり見てなどいられないのである。

でも路地に入ればひっそり端正なたたずまいの軒が並ぶ風情のある町並み。
その一角にある「旅館 紫」が本日の宿。
歴史的景観保存地区の中にある、築150年の木造2階建て。
かつてはお茶屋をされていたそうで、初めこそ紹介客しか泊めなかったが、
時代の流れとともに一見の旅行客も受け入れるようになったとのこと。
「ようおこしやす」とやわらかい京ことばで迎えられ、雰囲気たっぷりだ。
宿にひとまず荷物を預けて、行動開始。

ライブ開始まで1時間以上あるし、お弁当でも買って会場に行くことにしようか、
などと話しながら、四条通を歩き始めたが、
いまいち、テイクアウトできるような食べもの屋さんがない。
すると道行く人にチラシを渡すおねえさんたちがちらほら。
ふっともらったチラシを見たら、これがなかなか美味しそうな店だ。
時間もあることだし、食べて行っちゃおう、ということになり、
チラシのおねえさんに案内してもらって
通りから少しくねくねと奥に入ったところにあるに向かった。

ここが、美味しかったのよ~。

まずは「やあやあ、着きましたね京都!」などと言いながら乾杯。
オーダーしたのはランチ海鮮セット。


湯葉、刺身

サーモン、ちりめん山椒のごはん

あっさりしているけど、素材の味が生きていて、品があって。
ふだん食べているものとは「別物」でしたよ、ほんとに。
いやもう、すっかり満足して、くつろいでしまっていたもんだから
気がついたら、開演10分前!

大慌てでお勘定して、四条通を走る走る。
「でも、いつも勇造のライブってちょっとばかり遅れて始まるじゃな~い?」
おいおい、その計算が遅刻を招くんだってば。

八坂神社の中を通り抜けて行ったら、ちょうど結婚式を挙げている場面に遭遇。
時間がないというのに抜かりなく写真を撮る。


白無垢なんて久しぶりに見た。

そんなわけで、バスには乗り遅れなかったものの、ライブには乗り遅れてしまったのでした。



豊田勇造60歳6時間60曲フリーコンサート

2009年06月08日 | おでかけ
週末は京都に行ってきました!
「豊田勇造60歳6時間60曲フリーコンサート」in円山公園音楽堂
いや~、最高でした!

60歳を記念して何かやりたいな、と考えていたら
ふと6月6日6時間60曲コンサートはどうやろ、と思いついてしまった、という勇造さん。

昨年の飯田でのライブでその話を聞いて以来、楽しみにしていたコンサート。
6時間も野外で聴き通せるかなあ、体力も天気も心配だし、と思ってたけど
とんでもない、あっという間でした。
60曲なんて、たったこれっぽっち?聴き足りない~、と思うくらい。
どっぷりと勇造ワールドに浸れて、ほんと幸せでした。

勇造さんが歌い続けて40年。聴き続けて20数年。
初めて聴いたときからほとんど変わらない風貌、声、歌のスタイル、思い。
毎年4月に飯田に歌いに来てくれていて、
このままずっと聴き続けていられるような気がしていたけど
そうか、60歳か。
いや、もちろん全然そんな年には見えないし、ため息をつくように年齢のことを思うのは
「振り返るには早すぎる」と歌う人には失礼だ。

会場では、長く深く勇造を聴いてきた人たちの熱い思いがびんびん伝わってきた。
勇造のことを語ろうと思うと、どうしてか自分のことを語ってしまう。
歌と自分を重ねてしまう。
そんな力が勇造の歌にあるんだろうし、
そんなふうに聴いてきた人たちも多いだろう。
同じ時代を同じ歌を聴いてきた。それぞれの人生それぞれの思いを歌に重ねながら。
あちこちからいくつもの「ありがとう勇造!」の声が飛ぶ。
そんな人たちと一緒に勇造の60歳を祝うこの瞬間に立ち会えて、ほんとによかった。


雨の…にならなくてよかった 円山音楽堂

1曲目は「海のはじまり」 
しかし、実は最初から聴けなかった~(その話はまた後日)

あと、簡単に覚書(一部抜けてますが…)。

♪ハンク・ウィリアムスを聴きながら/背中/振り返るには早すぎる/GIBSONJ200/
憧れのジャマイカ/歌いながら夜を往け/スイートホームKYOTO/小松ちゃん/
私の上に降る雪は/


飯田ではいつもギターひとつで歌うけど、
今回は YUZOバンドが作り出す厚い音層のアレンジや
多彩なゲストといろんなパターンでセッション。

♪雲遊天下/チャオプラヤ河に抱かれて/高野グランドマンションのブルーズ/


勇造の歌をカバーしているミュージシャンたちとセッション。(三線の音も合うんだな~)
♪走れアルマジロ (1部終了)



ばんばさんも応援にいらしてた

(2部)
♪アンコールへの道/バルセロナの空の下/フリー・アウンサン・スーチー/



♪列車を走らせる男達の歌/ に出てくるサックス吹きの鉄道マン

♪オールドマンブルーズ/ムソーの家/田中一村/唇かみしめて/住所録/
2008年2月のインドの旅の記憶/老いてこそロック/


勇造の歌をカバーして歌っているという若い人たち「勇造チルドレン」と(右端はチルドレンではありません)

米/満月(2部終了)



(3部)お着替えして登場。


続木徹さんのピアノで 
♪ある朝高野の交差点近くを兎が飛んだ/センシミーナ/
泰ちゃん/夢であいたい/マンゴーシャワーラブレター

ここからはメドレーで
♪アイリメンバーユー/ワルツを踊ろう/汽車が湖のそばを通る時/青函連絡船/マダムデカ/タイ米ブルース/二階のおばさん/トラのパンツ/地酒松風/キッス・バルセロナ/?(カバー)/?(ケイメイさん)/風に吹かれて(カバー)/そんなんやない/それで十分/ハッピーバースディ

♪ブルーズをやろうぜ/はだしの歌うたい/行方不知

このあたりから会場はスタンディング。写真撮ってなんかいられない。

♪花の都 ペシャワール/大きな自由/ジェフ・ベックが来なかった雨の円山音楽堂/大文字

「さあ、もういっぺん!」で最高に盛り上がる!

(アンコール)
11時の鐘/海のはじまり


まあるい月がぽっかり浮かぶ京の町。
あったかいものを受け取った6月6日の円山音楽堂。
宝のような一日でした。



名古屋グランパス戦

2008年06月29日 | おでかけ
【J1:第14節 名古屋 vs 鹿島】
瑞穂陸上競技場まで観に行きました。

篤人と玉田と満男と楢崎と新井場と深井と篤人とダニーと篤人と篤人を観に!
どんだけ篤人やん。

瑞穂は家から2番目に近いスタジアムだけど、
家を3時半頃出たのに、着いたのは7時のキックオフぎりぎり。
日帰りできるとは言え、遠いなあ。

席はメインスタンド、アウェー側。かろうじて屋根の下で、雨がかからずによかった。

しかし、目が悪くなったね。
裸眼で見て、こんな感じにぼやけるなんて。



一昨年の天皇杯決勝、国立競技場の聖火台の近くからでも
選手の表情がはっきり見えてたのになあ。


そんなぼやけた目で見た印象など。


緑のピッチにブルーが映える、ソガハタさん。
ゴールが小さく見えるよ。


ヨンセン幻のゴール


「がんばって~」「気をつけて~」とかわいい声で応援していた後列の女の子、
ノーゴール判定に、、、

豹変。「オカダー!どこ見てんのや、ワレ~!」
(審判はつらいよ。どんな判定しても文句言われる)


ところで、隣の席の名古屋サポのおじさん、序盤からガンガン檄を飛ばしてたので、
私ら気を使いながら控えめに応援。「深井、いいねえ」などとコメントしつつ。
実際、深井は、アントラーズにいた頃からけっこう好きな選手だったですよ。
小さい選手のスピードとキレのあるプレイは好きなんです。
今日もよく走って、アントラーズを脅かしていましたよ。


玉田のPKが決まっていたら、またおもしろい展開になっていただろうなあ。
イノハ、もう少し足速くなってほしい。

満男さんのスーパーゴールは、距離感がよくわからなかったんだけど
ボールの曲がり具合がすごかった。
打つ前から、打つぞ~打つぞ~ってオーラが出ていた。

ダニーロは、ちょうどこっちに向かって突進しながらのシュートだったんで
迫力があった。

この頃から隣のおじさん、静かになってしまった。
「たくさんお客さんが来てくれる時に勝たなきゃだめじゃないか」とぶつぶつ。

ロスタイム。会場8割(推定)の「何かやってくれないかな~、篤人」という期待に応えて


目の前を疾走!


えぐって


マルキにアシスト


ガッツポーズ

まあ、名古屋も足が止まっていたし
ここまでうちのめさなくても・・・という気もしないではないが。

強い鹿島が帰ってきた・・・かな?






おまけ

この立ち姿。篤人の股関節はバレリーナ並み。わかるかな~?




フェアトレード&エコロジー「地球屋」開催!

2008年04月26日 | おでかけ
4月27日(日)~5月6日(火)
飯島町 道の駅にて
「フェアトレード&エコロジー 地球屋」開催します!

皆さん、ご存じでしたか?
毎年5月は世界フェアトレード月間
そして、5月第二土曜日は世界フェアトレード・デーなんです。
今年は 5月10日(土)がフェアトレード・デーにあたります。
世界70ヶ国・約350団体のフェアトレード組織と生産者組織が、
一斉にフェアトレードをアピールするビッグキャンペーンなのです。

このイベントに合わせて、
「地球屋」も毎年5月にフェアトレードイベントを開催しているのです。

世界フェアトレード・デーでは、毎年異なるテーマでフェアトレードを呼びかけているんだけど
今年のテーマは「フェアトレード+エコロジー」

まさに、地球屋のテーマと重なっているやっさ!

生産者の生活の支援を考えれば、生産現場の安全や環境保全の重要さに当然行き着くわけ。
生産現場が、環境への負荷の少ない方法で、
自然素材を持続可能なペースで使って製品を作ることが
私たち消費者にとっても、からだや環境にやさしい商品を購入できて
CO2やゴミを減らすことにもつながって、まさに一石二鳥。

貧しい国の人びとの暮らしの支えにもなって、環境を守る力にもなる
フェアトレード商品を、たくさんの人に選んでもらえればこれ幸いやさ。

というわけで、今年も「地球屋」10日間!
主催の児玉さんが、ゴールデンウィーク返上してがんばりますので
ぜひたくさんの方に足を運んでいただきたいです!

では恒例になりました、搬入日のスナップをご紹介いたしますねん。



















場所 道の駅 「花の里いいじま」
アクセス 
道の駅・いいじま




勇造ライヴの夜

2008年04月19日 | おでかけ

豊田勇造の歌を最初に聴いたのは学生の頃。寮の同室の女の子が、勇造のレコードをすべて持っていて、ある日それを片っ端からかけながら、歌にまつわる話をじっくり語ってくれたのだ。京都で生まれ育った彼女は、勇造と同じ景色を見、同じ空気を吸いながら思春期を過ごしていた。彼女の熱が伝染ってしまったその夜から、ずっと勇造を聴いている。
ひとつの歌を聴いて、これはどういう意味なんだろう、と考える。何度も何度も繰り返し聴いて、ずーっと考え続けて、ある日ふっと、そうか、そういう意味なのか、と気づく。ゆっくりと味わって咀嚼して、いつの間にかそれが自分のからだの一部になっている。そんなふうに勇造を食べて育ってきた若い頃。諏訪、松本、東京、名古屋・・・いろんなところで聴いてきた。
ここ数年は、一年に一度、桜吹雪の頃に聴くのが恒例になっている。最近は歌詞も直接的、シンプルになって、一緒に年をとってきたことなども感じるようになってきた。同じ歌を何度も聴いているけれど、そのたびに違うものを感じることができる。変わらないけど、新しい。
さて、そんなふうに迎える今年の飯田でのライブ。いきなり「花の都ペシャワール」から始まった。のっけからメインデッシュだ。そして「海のはじまり」「雲遊天下」と続く。カッパやカンピョウを差し置いて、いきなりトロだ、ウニだ。声はしわがれて、ときどき歌詞を忘れたり間違えたりするけど、とても来年60歳、還暦とは思えない若々しさ。からだでリズムを刻み、ギターをかき鳴らす。あとは(記憶が曖昧ですが)「それで十分」「老いてこそロック」「チャオプラヤ河に抱かれて」「ありがとうボブ・ディラン」…などで第1部終了。第2部は初めて聴く「勇造ないないづくし」で、会場がゆるやかにつながる。「フリー・アウンサンスーチー」では♪フリー チベッタン ピープル♪フリー デモクラシー イン チベット ナウ、と歌う。できたばかりの歌「2008年2月のインドの旅の記憶」は、インドでの旅の情景が語られる9番まである長い歌。渋滞の街、1杯6円のチャイ、首をかしげて挨拶するインド人、道端で寝る人、清廉なチベッタン…。ライブの後で勇造さんがしうさん(インドに行ったことがある)に「全部わかるやろ?」と声をかけ、しうさんも「わかる、わかる」。それから「田中一村」。明るいけれど暗いようなあの独特の絵の風景が思い浮かぶ歌。最初この歌を聴いた時は、へえ、勇造さんは一村の絵が好きやったん?とちょっと意外だったけど、何度も聴くうちに次第に腑に落ちていくから不思議。昔の歌を1曲、ということで「走れアルマジロ」。元歌は「No Woman No Cry」歌詞の中に♪女たちよ泣くな というフレーズが入る。最後は♪だいじょうぶ、なんとかなるさ(Everything's gonna be all right) をリフレイン。このリフレイン、CDには入ってないと思うんだけど、いつからかライブで歌われるようになった。このフレーズが入ってこの歌は完成した感じがする。地元のギター弾きとブルースハープ吹きと一緒に「満月」。2部ラストは最新のアルバムから「夢で会いたい」。アンコールに「ジェフ・ベックが来なかった雨の円山音楽堂」文句ない迫力!アンコールでジェフ・ベックができる体力ってどんだけ?最後はしっとりと「桜吹雪」ほんま、名曲やわ。
ギターを捧げるようなしぐさに、ああ、歌は捧げるものだった、とあらためて気づく。
ライブの後、ステージがにわか撮影会になった。なんべんもふぉので勇造ライブに立ち会ってきたけど、♪あんなことは初めて。



沖縄でレンタカー

2008年01月12日 | おでかけ
今回の旅では、できるだけクルマを使わないことにしようと決めていました。慣れない土地で運転するのは怖いしね。だから、レンタカーを借りたのは2日間だけ。
運転の前には、地図をしっかりチェックして、ルートをメモに書き出しました。道路地図は道が進むにつれてページをひっくり返さないといけないでしょ。だから、ひと目で道順がわかるように
「国場~兼城~与那原(左)~小那覇~ 」というふうに交差点ごとに書き出したわけ。
それなのに、地図上の交差点名と、実際の交差点名が違うもんだから、曲がるべき道で曲がれず通り過ぎて引き返したり、通るつもりの道が通行止めで引き返したり…。
それに、できるだけ車線変更したくなかったので、左車線だけ走っていれば目的地に着くようにルートを組んだにも関わらず!
路上駐車のクルマをどうしてもよけないと前に進めないことが判明。気づいたら、右に左にバンバン車線変更しまくり。飯田では追い越しはおろか、車線変更などほとんどしたことがない私、自分でもこんなことができてしまうなんて、びっくり。
ずいぶん無理な車線変更もしていたかと思うけど「わ」ナンバーの軽だから許してね、と心の中で言い訳。
他のクルマの流れに乗ってしまうと、自分でも意外なほどスイスイ行けてしまうことがあり、なんだか運転が上達したような気分になってしまった。
が!いい調子になっていると、落とし穴はあるもので。
2日目、南部に行った帰り道、雨がけっこう降ってきまして。夕方の国道はクルマも多くて渋滞気味。あまりオタオタ走っていても周りに迷惑かと思い、必死で周りのクルマの流れに乗るように、ややスピード上げ気味で走っていた時のこと。信号が黄色に変わって、ブレーキを踏んだら、ブレーキ利かない。シャ~~ッツと横断歩道にまで突入!ほら、あれです。教習所で習ったでしょ。ハイドロプレーニング現象、これか、と思いましたね。幸い、どこにも何にもぶつからずにすみましたが…いやあ、ひやっとしました!でも歩行者の皆さん、横断歩道の真ん中に斜めに止まってしまった私のクルマを一瞥もせず、平然と渡って行かれましたよ。「わ」ナンバーの軽だし、しょうがないなあ、と思ってくれたのかしらね。



沖縄山城紅茶さん訪問

2008年01月05日 | おでかけ
さて、一路離島に別れを告げまして、向かうは うるま市山城。
てくてくで昨秋から取り扱いを始めた
「沖縄紅茶」の山城さんを訪ねて行ったのでした。

突然の訪問にも関わらず、快く迎えてくださった山城さん。
沖縄での紅茶栽培の難しさや可能性について、熱く語ってくださいました。

おじいさんの代からお茶栽培を続けていらっしゃるので、土も畑の環境も長い年月をかけてお茶栽培に最適な状態になっていて、農薬も化学肥料も一切使わず、自然のサイクルに適した農業をされているとのこと。
近くに牛舎もあり、その堆肥も利用しています。

山城農園の特徴の一つは、ひとつの茶園から4種類の違う味の紅茶をブレンドしないで作り出すこと。
たとえば、この茶園で何気なく4枚の葉っぱを取って、それぞれ違う味の紅茶を作ることができる、というのです。
これは、たぶん世界的に見ても珍しいこと!です。

また、緑茶栽培の技術を生かし、手摘みをしていますが、その作業はシルバーのお年寄りに頼んでいるとのこと。65歳で定年といっても、沖縄のおじい、おばあはまだまだ元気。こういう仕事の場の提供としても地域に役立っているんですね。

将来的には、地域の活性につながるような形で沖縄紅茶を広めていければ、と考えていらっしゃるそうです。
まだ紅茶販売を始めて半年ほどですが、今後の可能性を感じられる農業のあり方だなあと思いました。

沖縄にお出かけの際は、ぜひ「沖縄紅茶農園」に足を運んでみてくださいね!