てくてく日々是雑感

こんにちは。てくてくねっとの たま です。
日々のあれこれをつづります。

いんげん

2005年09月26日 | Weblog

朝、インゲンの味噌汁を作ったら、上の子が
「噛むと、キュッって感じがするのがいや」と言って食べない。
ええ~、このキュッって感じが好きで、あまりくたくたに煮ないようにしてるのに、と思ったが、まあ、わかる気はする。
黒板に爪を立ててキーッとする時の不快感みたいに(そんなにひどくはないだろうけど)、骨に共鳴しちゃうんだろう。
成長期の骨は、思いがけないことに共鳴するんだなあ。
私も昔、お芝居を観に行って、その人の芝居も顔もとても好きな役者さんなのに、なぜかその声に骨が反応して、声を聞くたびに「ああっ…」という感じだったことを思い出した。
成長期の一時期のことだと思うので、しばらくインゲンのお味噌汁は我慢しよう。
天ぷらとか煮物とかなら食べられるかもしれないしね。



サスティナブル

2005年09月19日 | Weblog

少し前のことだけど
テレビで、窪塚洋介がアメリカのインディアン居留地にホームステイする番組を
やっていた。
インディアンの文化が年々失われていく現状の中で、
自分たちの文化や伝統を残そうとしているおじいさん、おばあさんの姿が
そこにはあった。

自分たちの文化や伝統を残すのって、すごいエネルギーがいることだなあ…。

まず、自分自身の気力が充実してなきゃだめだ。
私らはそういう努力を全然してないなあ。
でも、子どもに伝えたいことって、あるはずなんだ。
些細なこともあるし、哲学もあるけど、子どもに残したいこと、
伝えたいことがある。
そのための努力を、しないといけないよなあ。
もう、そんなに時間はないんだから。

そんなことを思っていたら
先日、エコ雑貨のメーカーの方、数人と会う機会があって、そこで
最近ブームになりつつある「ロハス」ってどうよ?みたいな話になった。

ロハスとは人と地球がいつまでも健やかに続いていけるようにと願いながら
行動する人たちの総称。
「Lifestyles Of Health And Sustainability」の略。

最近は「スローライフ」をより幅広くポピュラーにしたようなポジションで、
企業の宣伝文句にも使われていたりする。

この言葉の「Sustainability=持続可能な社会」って
どうとらえたらいいんだろう?とTさんが首をかしげた。
持続することが目的になったり、保守的になることだったら、
私たちにとっては、しっくりこない…。

という話の中で
「Sustainability っていうのは 伝える ってことじゃないかな」と
投げかけると、みんなの中に何かが ぽとん、と落ちた。

続けていくこと、つなげていくこと、伝えること。

それは、固執することでも保守的になることでもなく
能動的な流れ、うねり、スパイラル。

本来のSustainabilityの語意とは、ズレるかもしれないけど
そんなふうに読み替えてみると
あのインディアンのおばあさんたちが、自分たちの伝統文化を
残そうとしていること、伝えようとしていることに
強く共感を覚える。

何を伝えるのか、何をつなげていくのか。

それを見極めるのはとてもむずかしいけれど、
昨今ブームの「ロハス」を、ただの表層的な流行で終わらせるのか
それとも、ライフスタイルの根源的なシフトコンセプトとするのか、は
その問いかけをいかに真摯に受け止めるかで
大きく変わってしまうのでないか、と思うのだ。


きんぴら工房の天然酵母パン

2005年09月13日 | Weblog

月1回のお楽しみ、天然酵母パンのお取り寄せ。
今月は塩尻にある「きんぴら工房」さん。

「きんぴら工房」のてんちょう中野さんと、てくてくは昔なじみ。
話せば長~い話になるので、ここでは書きませんが。いや、若かったね。

今回、きんぴらさんからホームページを作りましたとメールいただいたので、
じゃあ久しぶりにきんぴらさんのパンを注文しよう~ということになったのでした。

写真は「するめこっぺ」。
そうです。あの「するめ」が入っているのです。
「ちりめんこっぺ」というのもあります。

おかずパンとしてもおつまみとしてもおいしいのです。
この風変わりなパンが、きんぴらさんの個性ですね。

お菓子パンもあんまり甘くなくて、パン生地も固すぎなくて、
でも全粒粉もたっぷり入ってて、つぶつぶした歯ざわりが楽しめます。

きんぴらさんのパンを注文する時は
地方発送は月曜日のみですので、土曜日の昼までに、FAXまたは電話で注文をしてくださいね。

パンのリストはこちら

ホームページはこちら

お店は塩尻の平出博物館の横。お近くにお越しの際は、ぜひお寄りくださいね。