節分をあと半月後に控え、数日前の寒波が去って気温が上がった今日、家から段子川を数百メートル下った場所で、ボラの幼魚イナの魚群を見つけた。佐鳴湖から遡ってきたのだろう。
当地の最低気温は例年節分前後に記録される。旧臘22日の冬至から3週間を経て、太陽光線の入射角は高くなっている。陽光は川底を暖め、水温が上がり淡水魚類の遡上を促す。生き物は季節の変化を正確に捉える。今年はイナに春の兆しを教えられた。
未だ風は冷たく道の凍る日もあるだろう。だがここまで来ればもう安心。イナに倣って、春を迎える準備に入ることにしょう。



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