昨日は冬型の気圧配置になり、今年初めての虎落(もがり)笛を聞いた。月初めに紅葉を満喫した遠信国境の山々も、近いうちに雪を見るだろう。
兵越峠(1165m)は国道152号線の浜松市と飯田市の境。この峠の名は、その昔、信州から遠州に侵攻した武田の軍勢が、崩壊地の青崩峠(1082m)を避け、北東に約3キロほど迂回した地点で国境を越えた事に由来するらしい。峠とは云っても鞍部ではなく、稜線上の小ピークの肩に該る。
緩やかな登り道を歩き始めると 、すぐ紅葉に包まれた。
遠く杖突峠まで続く中央構造線の谷


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