
今日2月13日、当地は快晴の空に、今年最大級の虎落笛の音が鳴り渡った。午前8時からお昼近くまで、虚空が吠え続けていた。風速は9mを超えていただろう。
虎落笛(もがりぶえ)とは、冬の乾燥した季節風が竹の柵や垣根に衝って振動し発する音のことで、冬の季語とか。
「空っ風」の強い遠州で、冬の訪れを告げる虎落笛は、高圧電線を鳴らし轟々と凄い音を発する。「春一番」の虎落笛?も、それにひけをとらない。
音はおどろおどろしいが、ガラス戸越しの陽の光には暖かさが増していて、赤みを帯びた土手の枯れ草が春間近を告げている。目を凝らせば、オオイヌノフグリの碧い花も、道端でチャッカリ咲いていることだろう。
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