道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

頼朝の光と影(そのI)

2022年04月01日 | 歴史探索
源頼朝は肉親との縁が薄い人だったが、その前半生は人に恵まれ、命の危機を三たび救われている。運の強い人だった。平氏の専制支配を受けていた東国武士団の願いが、頼朝の身を護る力となって働いていたのだろうか?〈平治の乱〉で平清盛との戦いに敗れた父〈義朝〉は、僅かな家の子郎党と共に都を後にした。東国へ落ち延びる途中、頼朝は父の一行とはぐれ平氏に捕らえられた。京に連行され、死罪になるところだったが、清盛の義母 . . . 本文を読む
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