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道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

トランプ大統領

2024年11月13日 | 随想
アメリカでは、共和党のトランプ氏が第47代大統領になることに決まった。アメリカ国民の選択が、日本に好ましくない変動をもたらすであろうことを覚悟しなければならない。アメリカの人は心の奥底で、初代大統領ジョージ・ワシントンに大統領の原像を見ているのではないか?少なくとも、トランプ氏本人はそのように見える。軍人であり実業家(農園経営)であり、政治家でもあったその人を、トランプ氏は理想化し模範としているの . . . 本文を読む
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愛犬のこと

2024年11月04日 | 随想
私には様々な動物飼育歴がある。子供の頃に「伏見稲荷を神棚に祀ってあるから」(狐と犬は不仲)という訳のわからない理不尽な理由で、犬や小動物を飼わせてもらえなかったので、家庭を持ってから、小鳥・鶏・鶉・兎・犬・猫・川魚と、矢継ぎ早に飼育した。3人の子どもの末っ子が幼児期をすぎる頃に、雄のシェルティが家族に加わった。何十年か前に逝ったこの犬を、折に触れ想い出す。 夫婦だけで山歩きをするときに、屢々この . . . 本文を読む
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選挙戦も終盤

2024年10月23日 | 随想
衆議院解散総選挙も終盤に入った。各党選対本部は当落予想に一喜一憂、テコ入れに応援を奔らせる。候補者は最後の頑張りに、全力を投入している。候補者の政見を聴いていると、段々、それぞれの候補者の置かれた立ち場と切迫度が伝わってくる。この騒ぎも、27日で終わる。与党の当選回数がそこそこの議員は、当選したら公約などそっちのけ、新内閣での閣僚や党の役職しか、眼中に入らなくなるだろう。前ブログで書いたが、老生は . . . 本文を読む
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民主主義のコスト

2024年10月18日 | 随想
民主主義というものは、登山に喩えるなら、削ぎ立った狭い尾根の一本道を行くようなものではなく、両側の谷が視野に入らないほどの広尾根を歩くようなもののように思える。ガスっていれば、中央部を歩いているのか、滑落の危険のある両側の谷に臨む縁(へり)を歩いているのか、判然としない広い尾根・・・ヤブ山歩きをする人なら先刻ご承知だろうが、最も道迷いし易いのは、このような広尾根である。常に尾根の中心を歩めるなら安 . . . 本文を読む
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賢明な人?

2024年10月14日 | 随想
定年または引退まで、恙無く無事に憂き世を渡ることができたということは、別の見方からすれば、自分の意思の多くを、抑えたり撓めたりして来たということの証である。人生における自分の意思の実行度合いは、0から10まであるとして、両極端は現実的でなく、大方の実行率は7分前後に落ち着くだろう。世の中は意に染まないことをしなければならないことが多々ある。自主自律の精神を尊ぶのが近代人だが、言うは易く行うは難しい . . . 本文を読む
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