月始めに肋骨を傷めたが、3週間を経て、肋骨基部の強い痛みはほとんど感じなくなった。しかしまだ、胸郭から腹腔にかけてインナーマッスルが動くと、鈍い痛みがある。薄紙を剥がすような回復テンポというものは、性急な性格の私には焦ったい。4週目に入ったので、リハビリを兼ね何処かへウォーキングにでも出かけたいと思っていたら、休日に次男が磐田市内の豊岡梅園に誘ってくれた。リハビリにはもってこいの、丘陵地の梅園であ . . . 本文を読む
娘夫婦の車に同乗し、伊那路を駒ヶ根まで往復した。2年前にも行っている。若い頃から、秋の情趣に触れたいときは、この日帰りルートをよく辿った。三遠南信道の開通区間と、153号線・151号線の改修で、浜松から駒ヶ根高原までの時間距離は、年ごとに縮まっている。平成の大合併で市境を接したものの、天嶮の山稜が境界を成す飯田市を、数年前までは隣接市と実感できないでいた。それが至る所の難所で、トンネルや架橋が施工 . . . 本文を読む
今日(7/14)のセミの声は朝から盛大で喧しさを感じた。「皆さん、本当の夏ですよ〜」と聞こえる。長男夫婦が双方の両親をブルーベリー狩りに誘ってくれた。孫たち抜きでの行楽は、滅多にない。行った先は、岡崎市の田園地帯にある〈ブルーベリー・ファーム〉だった。大粒のブルーベリーが、1町歩ほどの圃場に、鉢植え栽培されている。ブルーベリーを時間無制限食べ放題というが、ブルーベリーだけで満腹するのは、生まれて初 . . . 本文を読む
市内蜆塚遺跡公園へ、次男一家のお花見に同行した。縄文時代後期から晩期(約3〜4千年前)の集落遺跡の貝塚は、江戸時代から知られていたらしく、町名にもなっている。貝塚と集落跡及び復元住居群から成る遺跡が公園化されている。小学生の孫たちは、見学で来たことがあるのだろう。近くに住んでいても、40年ほど訪れていなかった。荒れ果てていた昔とは、大変な様変わりである。谷地の地形を利用して、日向の台地面に陽樹の桜 . . . 本文を読む
息子夫婦に誘われ、何年かぶりに、古墳時代(欽明天皇治世)の創祀といわれる遠江国一之宮小國神社を訪れた。祭神は大己貴命。拝殿の後ろの、近年葺替えが済んだ総檜皮葺き本殿は、出雲大社の二分の一スケールとか。いつ来てもこの神社は、鳥居から拝殿までの、灯籠の立ち並ぶ参道の周りの巨杉の杜が印象深い。かつては「古代の杜」がキャッチフレーズだった。シャガが巨杉の林床を彩る季節の夕まぐれ、灯籠に灯が入った参道を歩み . . . 本文を読む