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吉永さん、平和主義で戦争は防げない

2015-12-06 00:28:00 | 政治

先日亡くなった水木しげる氏の感想は巨星落ちるであろうか。
追悼番組のゲゲゲの女房の松下奈緒氏の美しさと向井理氏の端正な顔立ちに見入った。
一つの世界でジャンルを確立するのは至難の業である。新婚数日間の男女の違いが見る者に感激を与える。
漫画と言う世界で、名を成すのはほんの一握りである事を思えば天井の星にも例えられるであろう。

水木しげる氏はよく軍隊の一個分隊に例えられたが、生計を営むには必須の知識体験であったと想像する。
氏の体験は、どの様に描こうとも彼の肉声に他ならない。従がって、反戦の立場と言うのは相応しくないと考える。主作品は『ゲゲゲの鬼太郎』であって、此処にも人間観察の鋭い目が光っている。
水木しげる氏の死から戦記ものに焦点を浴びせる一団が存在するが、世間は『ゲゲゲの鬼太郎』を見ているのである。

吉永さん、平和主義で戦争は防げない 、とは、世界の常識は今も軍事力に負うところが大きい。
武器を持たない社会とは外国に無防備だと言う事である。

専守防衛が必ず、現役自衛官の犠牲を基本とした考えである事も人権を無視した、憲法違反の戦略思想である。国民の犠牲を基本にした戦略が、最初から破綻しているのは当然である。



吉永さん、平和主義で戦争は防げない
【ニッポンの新常識】吉永小百合『報ステ』発言に疑問 「積極的平和主義」で戦争は防げない
2015.12.05
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20151205/dms1512051000001-n1.htm


吉永小百合氏【拡大】
 漫画家の水木しげるさんが11月30日、93歳で亡くなった。代表作『ゲゲゲの鬼太郎』のほかに、『総員玉砕せよ!』『ラバウル戦記』『敗走記』など、傷病軍人として体験した戦場の悲惨さも、反戦の立場で作品に描いた。

  反戦といえば、日本を代表する大女優であり、私も大好きな吉永小百合さんが先日、テレビ朝日系「報道ステーション」に出演し、「武器を持たないということ が、積極的平和主義だと思います」と発言していた。古舘伊知郎キャスターは「そうですね」と応じていたが、私はその考え方は間違いだと思う。

 もし、その「積極的平和主義」理論で日本が戦争を防げるなら、家に鍵を掛けない「積極的泥棒撃退主義」の家庭は泥棒に入られず、痴漢撃退スプレーを持たない「積極的痴漢撲滅主義」の女性は痴漢に遭わないことになる。あり得ないどころか逆効果だと分かる。

 日本人は、人の感情や場の雰囲気を読むことは得意だが、ディベートの訓練を受けないせいか、論理的思考が苦手な人が多い。論理上の矛盾や、すり替えに気付かない。相手のメンツを重んじ、人間関係の悪化を嫌うあまり、正面から「違う」と言えない面もある。

 武器を持たない国がどのようになるかは、近現代史から学ぶべきだ。

 中華人民共和国(PRC)は1949年の建国直後から、十分な軍事力を持たないウイグル、チベット、内モンゴルに軍事侵攻した。実行支配し、自国の一部だと言い出した。同地域の民族虐殺や人権弾圧は現在進行形で行われているが、日本のマスコミではほとんど報道されない。
 水木さんは戦場の悲惨さを作品に描いたが、他国に支配され、武器が無いため抵抗できない国民の日常は戦場と同じくらい悲惨だ。特に女性が最大の被害者となることを日本は経験済みである。

 終戦後、大陸から日本に引き上げる途中、数多くの日本人女性が、ソ連人や中国人、朝鮮人に強姦された。詳しくは「二日市保養所」や「竹林はるか遠く」で検索してほしい。

 米軍も進駐直後から、数多くのレイプ事件を起こした。日本人女性を守るため、政府主導で、東京や横浜をはじめ、全国各地に特殊慰安所(売春施設)が開設された。

 GHQ(連合国軍総司令部)の情報統制のため、一連の事実を知らない日本人が多い。

 もし、日本が武器を捨てれば、いずれはウイグルやチベットで暴虐の限りを尽くした人民解放軍が、日本でそれを再現するだろう。

 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。自著・共著に『まだGHQの洗脳に縛られている日本人』(PHP研究所)、『素晴らしい国・日本に告ぐ』(青林堂)など。



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