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トランプ氏「ぜひ解決」、拉致被害家族が期待感

2019-05-29 02:23:38 | 政治


拉致問題を考えるとき、拉致に真剣に取り組んでいる日本政治家とは、
安倍晋三首相を含めて、極めて少数派だと言う事である。
選挙で当選する都合上、拉致などまったく票数には結びつかない。
その点で、中東の国家や米国が北朝鮮から自国民を救出した事例に
見習うべき点が、多々あると思って、


NEWSポストセブン2019年05月28日 07:00
トランプ大統領 拉致問題協力は口先ばかりのジェスチャーだ
https://blogos.com/article/380059/

を、再度読み直したが、成果らしきものは得られない。
米朝、日朝関係が現実の物となったのは、トランプ大統領の成果だと実感するが、
日本は北朝鮮から対話する国家とは、認識されていない。その重い現実を
噛み締めるべきであろう。米国が対話相手と看做すのは、北朝鮮を軍事的に
壊滅させる力を有しているからである。

拉致問題は、当面するのは日本政府である。
では、日本に切り札が存在するかと言えば、日本の唯一の切り札は資金力であり、
これは、一回切れば、何度も出す事ができない手段である。
それに、北朝鮮は既に日本を裏切っている。
この点では、対ロシア外交でも同じ裏切りを経験している。
つい先だっての丸山穂高議員の「戦争発言」に野党6党に賛成できない重要な点であろう。
メデイアはこぞって、対ロシア外交に交渉の時だけ、かしましいが、内実の無い
繰言としか見えない。

拉致についても、同様の無責任報道が付きまとっている。
重要なのは、安倍政権の対北朝鮮への要求水準がかなり強固な点である。
これは、主導する内閣の姿勢として、評価すべき物である。
小泉訪朝から16年、日朝はこう着状態に陥ったが、日本だけの理由ではない。
丸山穂高氏の例に戻るなら、維新の党の外交感覚に、頭を棍棒で殴られる感覚がした。
野党は、政府を批判するが、日本を統治する一員と言う自覚は無い。
しかも、事実上、政府の足を引っ張る事に勢力を注いでいる。この現実が、拉致被害者を
二重の意味で苦しめる。彼ら野党議員は、主権、領土、人民と言う基本的な理解すら
欠いている。丸山穂高氏への辞任決議案は野党議員に当ててこそ、相応しいものだ。

野党へ言いたいのは、主権を保つという意味である。
立憲主義を標榜しても、統治行為には一片の理解も無い。愛国者でなければ、
国会議員であってはいけないと論議が起きたが、主権すら理解できないと言う事態が
明らかになったのである。売国者と言うより、国家の原理すら認識していない者が
国会議員を標榜していると言う現実である。(なああ、辻元清美よ!)

吉田茂は、戦後政治の巨魁であるが、軍事的面の理解は足りないと思う。
引退してから、自衛隊に理解を求めたとも聞くが、現役の時に政治生命をかけても
為すべきであっただろう。当ブログは、勇気が無かったと理解している。

安倍晋三首相の業績についても、現今のメデイア報道は正しい評価をしていないと
考え、かつ、見ている。それら評価が出てくるのはネットのみである。
オールドメデイアの衰退は、自らが招いた、自業自得である。


NEWSポストセブン 記事から、紛々として伝わってくるのは、米国頼みの愚痴である。
日本人拉致問題の当局者は、日本政府であって、トランプ大統領には、関係が無いのである。
米国は、自分で、米国人青年を救出しているでは無いか???
日本は、米国の属国ではないという事も理解できない様である。





トランプ氏「ぜひ解決」、拉致被害家族が期待感
2019.05.28.
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190527-OYT1T50232/

 来日中のトランプ米大統領は、北朝鮮による拉致被害者の家族に「(拉致問題を)ぜひ解決したい」と決意を語った。「解決にかける意気込みを感じた」「進展につながると確信している」。面会後、記者会見した家族は、一様に期待感を示した。
 「いとしい家族が奪われたことはみな共通している。大統領はこうした思いに関心を持ってくれていた」。田口八重子さん(拉致当時22歳)の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(80)は、2度目となるトランプ氏との面会をそう振り返った。高齢のため面会後の記者会見を途中退席した飯塚さんは、「いつまでも(時間が)かかっていい話ではない」とも訴えた。
 面会は27日午後2時前から、東京都港区の迎賓館で行われた。拉致された家族の写真を持ち、それぞれの思いをトランプ氏に伝えた。
 トランプ大統領は写真を見て「ハンサムだね」「ビューティフル」などと一人一人に声をかけ、「拉致被害者家族のことをいつも心に刻んでいる」とうなずいたという。面会は当初の予定を10分ほど超え、2時40分頃まで続いた。
 横田めぐみさん(同13歳)の弟の拓也さん(50)が「大統領が夫人を愛しているように私もめぐみを愛している。こんな人権侵害は許されない」と訴えると、トランプ氏は「絶対立ち止まってはならない」と応じたという。
 面会後の記者会見で、めぐみさんの母、早紀江さん(83)は「職業的対面でなく、独特の温かさと信頼感を持った」と印象を語った。
 家族がトランプ大統領と面会するのは前回来日した2017年11月以来。この間、大統領は2度の米朝首脳会談で、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長に直接、拉致問題を提起してきた。安倍首相も、前提条件なしに日朝首脳会談の実現を目指す方針を明らかにしている。
 今後の交渉について、田口さんの長男の飯塚耕一郎さん(42)は、「トランプ氏は『拉致問題は安倍首相が最優先している問題で、日本と共に解決する』と言っていた。諦めずに進んでいける」と期待感を示した。
 拓也さんは、2月の米朝首脳会談が物別れに終わったことについて、「本気で決裂しているのではないと思う」との見方を示し、「(日本政府は)強い交渉をしてほしい。金委員長は決断してほしい」と求めた。




2019.05.28.
トランプ大統領「拉致問題はいつも頭の中にある」被害者家族と1年半ぶり面
https://www.daily.co.jp/gossip/2019/05/28/0012372008.shtml
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 北朝鮮による拉致被害者の家族は27日、トランプ米大統領と東京・元赤坂の迎賓館で約40分にわたり面会した。2017年11月以来2回目で、改めてトランプ氏に被害者の早期帰国に向けた協力を要請。トランプ氏は「拉致問題は、いつも私の頭の中にある。一緒に取り組み、帰国させるように頑張りたい」と応じた。
 前回の面会から約1年半が経過。この間、トランプ氏と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談が2度開かれ、トランプ氏は拉致問題を議題に取り上げた。横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀江さん(83)は「(金氏に)話をしてもらったことで、具体的に動きだす要素になっている」と謝意を伝えた。
 安倍首相も同席し、田口八重子さん=同(22)=の長男飯塚耕一郎さん(42)は「家族の元にいち早く帰してもらうよう、協力をお願いしたい」と両首脳に訴えた。



記事
NEWSポストセブン
2019年05月28日 07:00
トランプ大統領 拉致問題協力は口先ばかりのジェスチャーだ
https://blogos.com/article/380059/

 令和初の国賓として来日しているトランプ米大統領。安倍首相との首脳会談では対北朝鮮問題についても話し合われた模様だが、安倍首相は「日米の立場は完全に一致している」と述べるばかりで、肝心の拉致問題に関しては何ら具体的な解決策も示さなかった。果たして米国の“後ろ盾”はどこまで拉致問題の解決に有効なのか──。ジャーナリストの宮田敦司氏がレポートする。
 * * *
 ドナルド・トランプ米大統領夫妻が、イラン情勢が緊迫化するなか5月25日~28日までの日程で国賓として日本を訪問した。トランプ氏は訪日にあたり「貿易、軍事、北朝鮮問題」について話し合うと表明していたように、会談で重点的に話し合われたのは貿易の問題であり、貿易赤字削減の問題だった。
 日本国民が期待している拉致問題の優先順位は低く、安倍首相の発言もこれまでの繰り返しで終わってしまった。拉致被害者家族とトランプ大統領との面会も短時間だったとはいえ、今回で2回になる拉致被害者家族との面会により、日本側の立場をさすがのトランプ大統領も理解したはずだ。
 トランプ米大統領は訪日中に立て続けにツイッターへ投稿している。安倍首相とのゴルフのプレー中である27日10時32分には、
〈北朝鮮は数発の小さな兵器を発射し、わが政権の一部の人々などを動揺させているが、私は気にしない。金正恩朝鮮労働党委員長は私との約束を守ってくれると信じている〉
 とツイッターへ投稿している。プレー中に安倍首相と弾道ミサイル発射の件が話題になったのだろうか。
◆具体性なしの解決策
 27日の首脳会談でも、安倍首相は日頃から拉致問題を「あらゆる機会を捉えて解決する」と公言していることから、首脳会談でも拉致問題について突っ込んだ話し合いが行われたはずだ。
 前述したように、トランプ氏は首脳会談の後で拉致被害者家族と面会した。トランプ氏は被害者家族の切実な思いを聞いた後、両首脳で記者会見に臨んだわけだが、残念ながら拉致問題の全面解決に向けた具体的な方策は何も示されなかった。
 安倍首相は日頃から「拉致、核、ミサイル問題の解決に向けて日米でしっかりと緊密に連携する」と述べている。しかし、両首脳が緊密に連携することに同意したからといって、トランプ大統領が米軍の軍事力を背景に金正恩と交渉し、拉致被害者を奪還してくれるわけではない。
◆精神論や意気込みでは解決しない
 日朝首脳会談実現に向けて米国に後押ししてもらうにしても、米国の後押しが、どのような形で行われるのかもわからない。現状では金正恩委員長への「口利き」にも達していない。
 安倍首相は2019年5月16日の衆院本会議で、北朝鮮の金正恩委員長と条件をつけずに会談する方針と、拉致問題の解決には「わが国自身が主体的に取り組むことが重要」との認識を重ねて示している。
 5月19日に開かれた「全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ! 国民大集会」に出席した安倍首相は「日朝首脳会談が行われるということについては、メドも立っていないのは事実」と苦しい胸の内を明らかにした。
 問題は、「大切なことは、拉致問題の解決のために日本国民が一致団結して、全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現への強い意志を示していくことが大切であります。その声こそが国際社会を動かし、そして北朝鮮を動かしていくことにつながっていくと思います」と述べたことだ。
 この発言は、「北朝鮮との交渉を行わなくても一致団結すれば問題は解決できる」と言っているようにも受け取れる。このような精神論で問題が解決するとは到底思えない。結局、安倍首相とトランプ大統領ができることは、口先での「圧力」や「警告」しかない。
 安倍首相の演説には拉致被害者家族もさぞかし落胆したことだろう。2002年に5人の拉致被害者が帰国して以来16年以上もの間、1人の拉致被害者の帰国も実現できていないわけだが、この状態がさらに続くことになるからだ。
 米国が拉致問題解決に協力するからといって、米海軍の空母を朝鮮半島近海に派遣して圧力を加えることなど出来ない。拉致問題は日米の安全保障の問題ではないため、あくまでも日本と北朝鮮の問題というのが、トランプ大統領の認識だろう。
◆北朝鮮にはアメが必要?
 北朝鮮は、小泉純一郎首相と金正日総書記との2度の日朝首脳会談の時のように、100億円規模の経済支援や経済制裁の一部緩和が行われなければ、「拉致問題は解決済み」という姿勢を崩さないだろう。
 日本としては不本意だが、北朝鮮に経済制裁というムチだけで対応してきた路線を転換し、アメを与える方向へ転換するしか解決策はないのかもしれない。これ以上、北朝鮮への経済制裁は強化しようがないからだ。日本は経済制裁という唯一の交渉カードを使い切ってしまった状態にある。
 日本人拉致は国家ぐるみの犯罪である。本来、日本は誘拐犯である北朝鮮に妥協する必要はない。しかし、筆者は北朝鮮の肩を持つわけではないが、アメを与えなければあの国は動かない。
◆ジェスチャーに過ぎなかった拉致問題への協力
 トランプ政権だけでなく、ほとんどすべての米国の政権が北朝鮮に譲歩に譲歩を重ねてきたため、核兵器と大陸間弾道ミサイル(ICBM)を完成させてしまった。このような自国(米国)の安全保障上の問題にも対応できなかったのに、果たして、拉致問題を全面的な解決へと北朝鮮を動かすことができるのか疑問がある。
 拉致被害者解放へ向けて、米国が単独で北朝鮮へ強い働きかけや圧力をかけることはない。トランプ大統領が安倍首相と付き合っていくうえで協力的な姿勢を見せているに過ぎない。なにしろ、トランプ大統領は金正恩委員長を高く評価している人物である。
 金正恩委員長に対する評価は、「残虐な独裁者」というのが日本人の一般的な見方だと思うのだが、トランプ大統領の評価は180度異なっている。果たして、金正恩を誉めちぎっているような大統領を信用していいのだろうか。
 拉致被害者家族とトランプ大統領の面会は2度目となるが、安倍首相が「しっかりと拉致問題に取り組んでいる」というジェスチャーに過ぎなかったのだろうか。
 今回の首脳会談は日米同盟について「世界で最も緊密な同盟」を強調しただけで終わってしまった。非核化や拉致問題などが、日米関係が強固になったからといって解決へと進むとは思えない。
 トランプ氏は、明日は何を言い出すかわからない予測不能な人物である。そんな人物と緊密な関係になったとしても、日米共通の懸案事項である北朝鮮問題は解決しない。結局、トランプ大統領にとっては大統領選挙向け、安倍首相にとっては参議院選挙向けのための首脳会談だったと言われても仕方がない会談となってしまった。

ALASKA21C
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トランプ氏の発言がジェスチャー的要素があるのも、両首脳が選挙対策を考えているのも確かだと思いますが、ではどうすれば良いというのでしょうか。
北朝鮮は拉致被害者を返してしまったら終わり、匂わせるだけで日本からいろいろな援助を引き出そうと思っているでしょうし、米国は米国の事情があって日本のために前のめりになりにくい、逆に積極的な発言や行動を取ったら今度はその分日本が見返りを要求されるでしょう。また、家族側も日本の方針を逸脱するような発言はできなかったはずです。
こういう状況の中、少なくとも「できるだけのことをする」というような発言をしたのだから、それなりに意義はあったと思います。
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05月28日 08:47

toryanse
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言ってくれるだけ、他国の首脳よりは貢献しているといえるし、制裁に協力してくれるなら、十分では。

アメリカの軍事力で解決するのでなければ、そこから先は日本の仕事でしょう。

とにかく今は、可能な限りの制裁を科すこと。北朝鮮とその支援国に。
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05月28日 08:55
chipe-tot
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>ムチだけで対応してきた路線を転換し、アメを与える方向へ転換するしか解決策はないのかもしれない
>日本は経済制裁という唯一の交渉カードを使い切ってしまった状態

何言ってんだ?
制裁で北の国民が飢饉に喘いでいるという情報が入ってきてるでしょ。
制裁は超有効で、解除をチラつかせることがカードになるということ。
北は国としての体裁を整えることすら難しくなってくるから、日本はものすごく優位。

>金正恩を誉めちぎっているような大統領

これについては個人的にだけど、非常に興味深いと考える。
こんな事やる人はトランプ以外にいない。
これまでの米大統領では、ブッシュは悪の枢軸とか言って貶し(いっそ攻め入ってくれればよかったのだが)関係が著しく悪化してたし、オバマは困ったように見つめるだけ。
会談をしただけでも”前に進む”という可能性は見せたと思う。
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05月28日 08:55

海風umi
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 「筆者は北朝鮮の肩を持つわけではないが、アメを与えなければあの国は動かない。

 「トランプ政権だけでなく、ほとんどすべての米国の政権が北朝鮮に譲歩に譲歩を重ねてきたため、核兵器と大陸間弾道ミサイル(ICBM)を完成させてしまった。
 ・・・このジレンマの二つを言っておいて、
   それでどうせよと言うのかな?
   記事を書く時は、頭を整理してからにしてもらいたい。

  トランプは厳しい制裁をしてるじゃないか。譲歩を重ねたのはトランプ以前。
  トランプはリップサービスしかしていない。

  で、制裁じゃなくて、アメが必要だというのか?
  つまり韓国文政権のやっている瀬取りのことか。
  このままじゃ、韓国も制裁されるんじゃないかな。
  
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05月28日 09:50




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