goo blog サービス終了のお知らせ 

ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

炭鉱労働者で賑わった昭和感溢れる飲み屋街を歩く

2022-04-02 01:25:27 | 福岡県

2022年3月20日(日)

折尾(北九州市八幡西区)は、石炭輸送の中枢”筑豊本線”と九州西側の大道脈”鹿児島本線”が交わり、炭鉱労働者で賑わった昭和感溢れる飲み屋街がある。

 

JR折尾駅。北九州在住の学生時代の友人と十数年ぶりにこの駅で待ち合わせして、周辺を案内してもらった。

駅弁売りのおじさん。写真撮影の了解をもらって撮影しようとしたら、サービス精神旺盛で乗降客へ売り込みのアクションが激しくなった。友人の話ではTVで取り上げられる有名な人とのこと。子供の頃は、大きな駅だとどこにもホームに駅弁売りがいたが、日本では本当に久しぶりに見た。

JR折尾駅舎。折尾駅前は再開発で駅を含め周辺を整備されたが、木造で情緒があった旧折尾駅舎は取り壊されたとのことだが、その雰囲気を再現した駅舎。

JR折尾駅付近の街並み。

折尾駅のすぐ近くにある昭和感満載の飲食店街。最盛期の昭和30~40年代は炭坑労働者で賑わったとのこと。川は遠賀川と洞海湾を繋ぐ運河。

地元ではないが、懐かしい。この雰囲気を残して、CAFE、レストラン、旅館などにリフォームして活気を取り戻しながら保存してほしい。

東筑高校。折尾駅の近くにある。高倉健、元近鉄・オリックスの仰木監督の母校とのこと。

レンガ造りの鉄道遺産。この上を鉄道が敷設されていた。

最近廃線になった線路。廃線になる日はてっちゃん達が押し寄せたそうな。折尾駅付近は再開発され結構空き地が多かった。時代の流れを感じる。


日本発祥の地である卑弥呼の里を歩く

2022-04-01 00:40:25 | 福岡県

2022年3月19日(土)

朝倉市甘木(旧甘木市)は、福岡県中央部に位置し、甘木鉄道と西鉄の起点駅がある。邪馬台国がこの地域にあったという説から「日本発祥の地 卑弥呼の里」の碑がある。

 

甘木の市街地に向かって走る甘木鉄道の車両。大刀洗平和記念館から歩いて甘木に行く時に撮影したもの。

大刀洗から歩いてきて甘木の市街地入る手前の川で撮影した西鉄電車。甘木鉄道は1両だが、西鉄は2両編成。

川沿いは菜の花が群生していて鮮やかな黄色。

甘木鉄道甘木駅前にある「日本発祥の地 卑弥呼の里 あまぎ」の石碑。この地域は遺跡がたくさんあり、邪馬台国だとして、その女王卑弥呼は天照大神とし、すなわち日本発祥の地ということにして大きな石碑を建てアピールしている。

中心部付近の街並み。街を歩いていて、古代の邪馬台国、卑弥呼のことなどのPRやキャラクターなど見かけないが、昭和を感じられる。

自転車の看板がいい雰囲気を出していた。

アーケードの商店街は飲み屋街。


特攻隊員を送り出した東洋一の陸軍飛行場があった街

2022-03-30 23:53:39 | 福岡県

2022年3月19日(土)

福岡県築前町大刀洗地区は、かつて東洋一の陸軍飛行場があり、最盛期には約4万人が勤務して街も栄えた。この街で教育を受けた若者が特攻隊員として出撃して行った。

 

甘木鉄道大刀洗駅。訪問前に北九州在住の友人から情報を得て、この街の存在を知り訪れることにした。

大刀洗レトロステーション。大刀洗駅と隣接している。昭和の品々を展示してるようだが、閉館していた。元は大刀洗平和記念館だったらしい。

大刀洗駅前の国道500号線を渡ると大刀洗平和記念館がある。

大刀洗平和記念館。航空教育隊、西部第百部隊、空五七三部隊跡と書かれている。大刀洗は軍の重要施設だったため、米軍の爆撃により多くの人が犠牲となった。

大刀洗平和記念館内で写真撮影できるのはゼロ戦のみ。大刀洗飛行学校で特攻隊員の多くが教育を受けた。知覧は大刀洗の分校だった。ここから直接に出撃した特攻隊もあった。知覧と同様、遺書や手紙も展示されていて胸が詰まる。

大刀洗平和記念館がある国道沿いを歩いたら、沿道に菜の花が咲いてた。

国道からキリンビール工場が見える。

 


コウノトリが飛来する宿場がある街を歩く

2022-03-29 00:51:21 | 福岡県

2022年3月19日(土)

小郡市は、福岡県南部に位置し、西部が佐賀県と接する街。西鉄と甘木鉄道が通る。薩摩街道の松崎宿付近の沼には数年前からコウノトリが飛来するようになった。

 

西鉄小郡駅前。福岡と大牟田間を南北に走る西鉄が、基山(佐賀県)と甘木間を東西に走る甘木鉄道と小郡で交わる。

西鉄小郡駅前周辺を適当に歩いた。

市内を走る甘木鉄道。車両は1両だけ。

小郡市にある薩摩街道の宿場、松崎宿。甘木鉄道で小郡駅から東へふたつ目の松崎駅から徒歩5~6分。

西郷隆盛が宿泊した旅館「油屋」。写真を撮ろうとしたら、地元ボランティアの方が、旅館前に掲出していた幟を頼んだ訳でもないのに気をきかせて撤去してくれた。

旅館の内部は、無料で入館できた。雛人形を飾っていた。

松崎宿の南北の入口にある石垣と土塁の溝口。この近くの旧時計店の建物でイベントしていたスタッフの方に宿場の話や、コーヒーまでご馳走になったり、またコウノトリがこの街に飛来している情報を得た。飛来しているという沼に行ったが、残念ながら見れなかった。

佐賀に近いので、同じような文化なのか、宿場内で恵比寿を何体か祀っているを見かけた。

松崎のうどん店。旧時計店のイベントスタッフおすすめの店。昼食時は行列ができるので早目に行くよう言われたので行ったが、やはり30分以上並んだ。特に最近は地元ローカルTVで紹介され多くなったとのこと。行列ができるだけあり、うどんも鳥めしのおにぎりも満足できるおいしさだった。


空港のアクセスが最も良い大都市西端の宿場と港で栄えた街を歩く

2022-03-28 00:53:00 | 福岡県

2022年3月18日(金)

姪浜は、福岡市西端に位置し、福岡市営地下鉄とJRが乗り入れる駅がある。唐津街道沿いの宿場として、博多湾に面した港町として栄えた。

 

姪浜駅北口前。モニュメントは、僧侶に助けられた兎が、嵐で遭難しそうな船に乗った僧侶を助けて恩返しするという龍王兎伝説をモチーフしたもの。

姪浜駅南口前。福岡空港から地下鉄終点駅。JR筑肥線も乗り入れる。姪浜で乗換なしで福岡空港から佐賀県唐津までの直通便もある。

姪浜を通る主要道路沿いは、宿場町の面影はないビル街。

主要道路から筋を入ったら唐津街道の宿場を感じられる街並みとなる。九州なので鳥刺が売ってたら購入しようと思ったが、ショーウインドウにはなかった。

姪浜住吉神社。宿場の中心的な神社。

高層マンションや新しい家の中に町家風の建物がポツリポツリと残る。

姪浜漁港。漁船というより、レジャーを楽しむ釣り船が多いような気がした。

姪浜港にある能古島行の連絡船乗場。能古島は博多湾に浮かぶ島。井上陽水の歌にも出てきたので昔から知っていた。今回は能古島に渡らなかった。