無理に減らしたものは戻るのが当たり前。ダイエットしなきゃリバウンドもしなかったし、病気にもならなかった。
今回のダイエット前には、私の中にそんな恨み節がありました。
こどもの頃からのビッグサイズで、母親から常にダイエットを強要されていた、しかも昔のことだから食べなければ良いととにかく何でも減らしなさいと言われ続けていた独身時代。痩せること=食べないことの図式で当然ながらやってきた拒過食症。 そして、極限まで減らして搾り込んだ合宿所生活。
他人任せで主体のないダイエットは見る見るうちにリバウンドしたし、極端なカロリー制限で減らしたもんだから、こんどは少々減らしてもリバにストップはかからなかった。 やがてダイエット自体が嫌になってしまい、結婚してダイエットに関する過干渉がなくなったこともあって一切のダイエットをあきらめてしまった私。
ここで、私が私にふさわしい食事量なら減っていきもしたんだろうけれど、体育会系のよく食べてよく動く夫に引きずられて過食のまま。夫の両親は男の子しか育てたことがなく、食べないと今度は叱られる始末。
それらを全部断ち切るためには県外に転勤するしかなかったのだ。周りのせいにしてはいけないけれど、私が私らしい食べ方を獲得するためにはこれが最善だったと思う。
そんな過去があるから、今回のダイエットでも最初は数字を持ち出したくはなかった。普通の食事量を割り出すために、静かに生活をしてらっしゃるお年寄りの1日の摂取カロリー1400Kcalで動いて生活すればいいかなと漠然と決めただけで、それ以上数字は持ち出すつもりはなかった。
でも、私に植え付けられた食べなきゃ痩せるという概念を吹き飛ばすためには、食材を知ることが必要だった。カロリー計算には落とし穴がいっぱいあるだろうけれども、目安にはなる。そして、カロリーパズルの中で私が私である食事量を模索することになった。
私が私の食事量を取り戻して、どうなったか…かつての母親や合宿所に対する恨み節がすっかり消え去ったのである。自分でも驚くほどに氷解してしまった。はじめの方から私のブログをごらんになってる方は、私のちょくちょく合宿所がらみのネガティブな文章を目にしておられるだろう。数字は私の過去のネガティブな感情まで消し去ったのだ。
自分の本来の量が見つけることができる人はともかく、見つけることができない人はたとえ三日坊主でもいいからカロリー計算してみてもいいんじゃないかと思う。毎日じゃなくても食べすぎか、食べなさ過ぎが判ればそこからとって返すことができる。あれもこれも多すぎるとびびってるダイエッターこそカロリー計算をして楽になって欲しいと思う。
本日の体重79.1㎏(前日から増減なし)体脂肪率44.7%
昨日の食事
朝ご飯(250KCal)なすのすき焼き煮(111KCal)
昼ご飯(250KCal)豚キムチ丼(68KCal)なすのすきやき煮(111KCal)
夜クッキー(270KCal)スープ(20KCal)
間食かぼちゃプリン(128KCal)コーヒーゼリー(102KCal)コーヒー(73KCal)あずきバー(98KCal)
総摂取カロリー1517KCal
ご飯のカロリーが少ないイメージがあったので、Yちゃんがくれたあずきバーをつい食べてしまいました。ああそうか、こういうのがレコダイ直前体重を止めていたんだと実感。