私の友人には2人も食べても太らない人がいました。
そんな人が本当に居るの?!うらやまし~い!!と思われた方も多いのでは。
まず1人目は本当にみんなで遊ぼうという段になると、まずご飯の心配をしていますし、彼女の家に行くと手作り市販を問わずお菓子もごろごろしています。
デブの頃はそれをなんとも思わなかったのですが、ダイエットを始めた途端「次集まるときに何食べよう」と相談を持ちかけられることが苦痛になってしまったんです。結果、最近では疎遠になっていました。
そんな彼女から電話で甲状腺の病気であることがわかったと知らせがありました。
「食べても食べても太らないのはいいけれど、食べ続けないとものすごく疲れるので、お医者様に行ったら甲状腺が悪くなって代謝が異常に上がりすぎているそうなの。とりあえず、薬を処方してもらったら疲れにくくなってバンザイなんだけどね、代謝が下がってるのを忘れて今までどおりに食べてると今度は体重ふえちゃった。たすくちゃんの気持ちがちょっとわかったよ。」
この間のサイエンススペシャルで食べ続けている子供さんの映像を見て、彼女の姿が重なりました。生きるために食べ続けなくちゃいけない。彼女の場合は薬で改善できる状態だったのでまだましですが、テレビの男の子は一生そうやって食べ続けなければならないのかと思うとものすごくせつなかったです。
そして2人目は寿司50皿100貫をを平らげる女性。朝ごはんは丼3杯というご飯大好きっ子。おにぎり3つはおやつだと豪語していました。
そんな彼女が、「最近風邪が治りにくいのよ~」とこぼすようになりました。実際連絡を取ると熱を出しているんだみたいな返事が返ってくることが多く、相変わらずたくさん食べているはずなのに、さらに痩せてきた感じが…
また、ちょこちょこ目が充血して開けられなくなったり、蕁麻疹が出るとも時々聞くようになって、もしかしたら…と私は思い始めていました。
それは私が糖尿病のデータ最悪時に感じていた症状そのままだったんです。食べる量も半端じゃないし、若いときのような感覚で食べ続けていたらアブナイなぁと思っていました。
そして、私の危惧した通り、「婦人科の診察で血液検査をしたときに血糖値200という数字を突きつけられた」と涙目で語りました。
食べても太らない…それは食べても糖が排出されて太らないというからくりだったんです。 彼女も投薬を始めて糖の排出が収まった途端少々ぽっちゃりしました。
食べても太らない…大食いファイターと呼ばれる人などは健康に大食いをしている人もおられますが、歳を重ねて代謝が減ってきたときに一気に病気に移行する可能性は否定できないと思うのです。
そして、そうなった時に方向転換をしなければならないのはどんなに辛いことだろうかと思います。
本日の体重79.35kg(前日から-150g)体脂肪率44.8%
昨日の食事 朝パン(240)ヨーグルト(83)おでん(160)
昼クッキー(252)
夜酢豚(326)ご飯(250)スープ(15)
間食あんこ寒天(100)コーヒー寒天(24)ソーダ(10)
総摂取カロリー1460kcal