新島・白ママ断層!

圧巻の白ママ断層崖。この目で見られて感激ですッ!

式根島の透き通る水でワイワイとしっかりはしゃいだあとは、少しずつ北上です。本当はもう1日新島に滞在してもよかったんだけど、天気図をチェックすると九州にある熱帯低気圧ともう1つの低気圧が合体して、そこから伸びる前線の影響で相模湾は強風の予報。ここはひとつ無理せずに、今日中に大島あたりまで北上しておくことにしました。波浮からだったら、南西のブン吹きになっても1日で楽に帰れる距離なので。

式根島をあとにして、新島の南側を抜けます。早島の沖はものすごく潮があたっていて、海面が沸き立つような感じ。そしてそして東側に回りこむと羽伏浦の海岸線が見えてきました。真っ白い砂のまぶしいビーチが延々と続きます。




そして、ついに見えてきました。高さ250mの真っ白な絶壁・白ママ断層です。

口が。あんぐり開いてしまいます。海蝕で姿をあらわした1千年以上も前の火山灰層だそうで、写真でしか見たことのなかった白い絶壁を、ついに自分の目で見ましたッ!ハーッ、感動。自然ってすごい。

(トップにあるこの写真、白ママ断層をバックに走るヨット。この写真をこの方たちにプレゼントできたらいいのだけど。。。どなたか見覚えありませんか?)


新島をバックに走るホビ号。クルージング最高~(≧∇≦)

追っ手の風、ジブ帆で今度は鵜渡根島、利島を左手に見て進みます。潮ももらって快調に飛ばします。大島が見えてきた頃にはチョット風が上がってきて白波が立ち始めたけど、順調なセーリングで夕方には大島・波浮港へ到着しました。あり?つい最近来た気がするんだけど・・・。あはは。でも勝手知ったる波浮港なので、なにかと安心です。


波浮到着~。すっかり直火ロースト(-_-;)

今日は、心に栄養をフルチャージした1日でした。自分は幾つまでこんな野生児ライフを楽しめるのかな?いい歳してこんなに潮々でいいんだろうか?なんて思ったりするけど、まだまだ童心に返って心底楽しむことができる自分を見つけて、訳もなくほくそえんだりして。 いくつになっても、こういう時間をちゃんと楽しめるヒトでいたいなぁ。

シアワセな大人の夏休みは続きます。


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式根島・吹の江にて

念願の吹の江にやってきましたッ!

新島に着いた翌日は、式根島へ。海は穏やかで快晴。入り江へ探検するのにはもってこいのコンディションです。朝、早く出港しようと思ったら、出港直前にエンジンアラームが鳴り・・・。オイルの量、少なかったのでガソリンスタンドが開くのを待ってオイルを補充してから出発。


いつもは、、、激務でズタボロなビールもしばし夏休み~。

式根島は新島のお隣の島です。地内島の内側を通り、周囲を岩で囲まれた式根島へアプローチします。式根島はむか~しは新島の一部だったそうで1703年の大津波で分離したとかの言い伝えがあるそうですが、ホンマかいな?!


式根島の北側へアプローチです

お目当ての吹の江は、関東のセーラーだったら一度は行ってみたい憧れのアンカリングスポットです。わたしは・・・、実は新島も式根島も初めてです。レースでブイばかり廻ってちゃダメですね。来れて、ホントにウレシイです!!


吹の江の入口です。左には洗岩と暗岩があるので右ベタで進みます。

停める場所が決まったら、飛び込んで泳いで岩場にあるビットへもやいます。風向きによってはアンカリングも。でも海底には珊瑚も育っているのでなるべく傷つけたくないですね。


総長がドボンしてもやいとりに大活躍!

普段だったらテンダーが必要だけど、真夏なら飛び込めばOKです。裸足で岩場を登るのはチョット厳しいかもしれないのでウォーターシューズかウエットブーツがあれば


もやいを取って、エンジンを止めると非日常へタイムスリップ。海底が見えるよ~

早速シュノーケルとフィンを持って海へドボン!です。最近はヨットが忙しくてダイビングもご無沙汰しているわたしですが、久々に水面下へ海底散歩です。



キレイな海でプカプカ中~。


ここ伊豆なのに、珊瑚が育ってます。


お馴染みのソラスズメダイもいっぱいです


ゆるゆるタイム~

自分たちのフネで楽しい仲間とここに来られて幸せでした~。ウトウトしたりプカプカしたり洞窟探検に行ったり。贅沢な夏休みを満喫。みんな、都会暮らしだけど、すっかり裸足の生活にも慣れ、潮風やギラギラ太陽も心地よく感じるようになりました。

このあとは、式根島をあとにして北上します。
楽しくて、死にそう。
 
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