こんばんは、卯月です。
今日はカウンセリングに行ってきました。
校正の仕事を始めることの不安について話してきました。
立川の薬局の面接で落とされた私が、校正の事務所の面接で気に入られるかどうか…と、うじうじ言っていたら、先生は「薬局は、もっと近かったり若かったり経験があったり、という人がいたんでしょう。校正はキャリアも実力もある。十何年とやってきたじゃないですか。大丈夫ですよ」と言ってくれました。
帰りに何気なく本屋さんに行ったら、大島弓子さんの漫画が平積みになってて、私はその時初めて、今やってる映画「グーグーだって猫である」の原作が大島さんによるものだということを知りました。
そして、「グーグー~」の原作本の隣に置かれていた、「大島弓子セレクション●セブンストーリーズ●」という本を見て、どうしてもほしくなって買ってしまいました。
電話帳ぐらい分厚いその本の中に収められている7つのお話のうち、5つぐらいは、かつて読んだものでしたが、私は大好きだった(今も大好きな)大島さんの作品は、ほとんど買い集めたものの、そのほとんどが友人に貸したままになってしまっているのです。
当時鬱状態だった友人に、少しでも元気になってもらいたくて、その頃集めていた大島さんの作品を貸してあげたのでしたが、そのまま友人とは離れてしまい、今は元気でいるらしいと人づてに聞いたけれど連絡もとれないまま、10年ぐらいが経ってしまっています。
そのなかでも、私の忘れられないでいる作品のうちのひとつ、「ダイエット」が収録されていることも、今日この本を買った理由のひとつです。
「ダイエット」もそうですが、大島さんの作品の人物は、みなそれぞれに弱いところ、悩みや問題を抱えていて、それを大島さんはとてもわかりやすく、そして優しい視点でていねいに描いている、そのきめ細かさが私は好きなのです。
誰もがそれぞれに事情を抱えて、切ない思いをしながら生きている、そこをぐちゃぐちゃ、どろどろでなく、いい意味で美しく描ける、大島さんは数少ない人の一人だと私は思っています。
「ダイエット」を10年ぶりぐらいに読み返し、やっぱり私はこの作品を好きだと思いました。勿論、彼女の代表作「綿の国星」も、きれいで可愛く切ない物語でした。
ほかの作品は、明日以降のためにとっておきましょう。
漫画を買って気がすめばよかったのですが、私はまた傘を買ってしまいました。ぽつりと雨が降りだしたから買ったのですが、ほんとは傘をさすほどの降りでもなかったのです。
夏物の、半額セールの傘でしたが、それは私を待っていてくれた傘だという気がしました。うまく言えないけど、私のしるしがついていた、というか。
(そんな気のするものに出合ってしまうことってありませんか?)
薄茶のギンガムチェックで、縁にゴムが縫いこんであって、閉じるとぎゅっと絞れるようになっているところが変わっていて可愛い傘です。
でも、晴雨兼用とはいえ、白い柄と白いレースの縁取りが夏らしいデザインになっているので、これからの季節、出番は少なそう。
色褪せないように、半年寝かせておきましょうか。
それから、ケータイ用の、携帯型充電器。電池で充電できるというもの。これも、別にどうしても要るものでもないのに、買ってしまいました。
来週の火曜日の面接が、やっぱり不安なのです。これは言い訳ですが。
こわかったり、くたびれていたりする時、自分をなだめるために、ものを買わずにいられない。みんなはどうしているんだろう、こんな時、どうやり過ごしている?
私は可愛いものと、甘いお菓子に囲まれていないといられないよ。
それと、音楽。
今朝、アマゾンから届いたミスチルの「HANABI」を、今日はずっと聴いています。やっぱりミスチルはすごい。
明日は大島さんの漫画の続きを読みながら、のんびり過ごそうと思っています。
じゃあ、また明日ね。
おやすみなさい。