よむよま

よむ・よまない、それから。

相性

2009-06-20 16:22:28 | 読む
池波正太郎「若き獅子」講談社文庫
歴史エッセイというか、歴史読み物というのか、そういう短編集。
忠臣蔵や北斎も題材になってるけど、だいたいが幕末。
高杉晋作、河合継之助、容保公、新選組敗走記、小栗忠順。
新選組の話は、江戸に敗走してからのことで、池波センセイは近藤さんが嫌いで
永倉くんが好きだから、そういう書き方で、これはしょうがない。
でも、なんとなく池波文章との相性が悪いようだ、私は。
なんだろうね、いい気分になれないというか。

酒井順子「都と京」新潮文庫 東京と京都の比較エッセイですね。
え、そうお?というところもあるんだけど、文章がおもしろいの。
東京は「ケ」がなくて「ハレっぱなし」とか、
ストレートでない言葉づかいについて、子供のころから
気を回し続けている京都人、とかね。笑える。 今日の歩数計:862歩
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おまけはある | トップ | 官僚たちのこち亀 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読む」カテゴリの最新記事