よむよま

よむ・よまない、それから。

リトル・ナイト・ミュージック

2018-04-17 21:50:32 | 見る
ミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」日生劇場
4月16日に見てきました。
日本では再演なのかな、私は初めて見たのですが、
ソンドハイムの作曲が好きで、このミュージカルのレコードは持ってて繰り返し聞いてたので、
曲はなじみがあった。
クラシックなワルツが多くて、美しいけど不穏な感じで、素敵なんですよ。
しかし、ソンドハイムとくれば、難しい、音が不条理に上下するメロディーで有名。

舞台は19世紀のスウェーデンで、恋多き女優、元愛人の弁護士、いまの愛人の伯爵、それぞれの夫人、子どもたちがからんで、
艶笑喜劇(じゃないのかな)のような、官能的でコミカルなストーリーになってる。
とっても楽しい舞台だった。

主役の女優が大竹しのぶ、相手役が風間杜夫、いいんだけど、この主軸の二人が歌い手じゃないので、
そこがちょっと。
見て思ったんだけど、やっぱりソンドハイムは歌える人でないと、難しい。
難しく聞こえてしまうのね。
恋敵の伯爵が栗原英雄、真田丸の「調略の叔父上」ですね。素敵でした。
夫人が安蘭けいで、元宝塚と元劇団四季の夫妻なの、歌える夫妻。

女優の母親が木野花、とってもよかったの。
「夏の夜は三たび微笑む」がテーマで、それを体現してる役。
豪勢な屋敷、大勢の使用人のいる老婦人で、
終始、車イスに座ったままなので大変だろうと思うけど、存在感がある。

風間杜夫の息子役でウエンツ瑛士が出ていて、難しい歌を歌う。うまい!
ウエンツのミュージカルを見たのは二度目、歌えるし、いいね。
テレビのバラエティで見てるときとはだいぶ違う。
コメント
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