「おじゃMAP」最終回 ２

（つづき）
翌朝、船着き場で一人待つザキヤマ、慎吾くんはどこに？
もらった番号に早速電話して、ほんとに慎吾くんが出たとき、
「本物だった！」と喜んだザキヤマ。
全然違う人が出るかも？と疑った？
慎吾くんは隣のカフェにいました。
コーヒー飲みたかったのかもしれないけど、
むしろ、ザキヤマに電話させるためにわざと離れた場所にいたんじゃないのォ？

こうして連絡先をゲットした幸運な男・ザキヤマは、最終回の放送後も早速連絡してきて
いろいろ話したと、慎吾くんがAbemaTVの番組で言ってたの。
まあ！
山本耕史はずっと、10回に１回ぐらいは出てくれると言ってなかった？
まあ！ザキヤマったら！

二人で舟に乗り込んで出発。
運河を進むと、向こうから歌い手を乗せた舟がやってきた。
川面に流れる歌声。
興の乗った慎吾くんはここで「おじゃまっぷミーオ！最終回ミーオ！」と一声歌って、
漕ぎ手のおじさんが「シンゴ、歌うまいね！」と声をかけた。
「シンゴ？いまシンゴって言った？知り合いなの？イタリアに知り合いがいるの？」と驚くザキヤマ。
ところがこの後、到着したサンマルコ広場でもっと驚いたの、
突然、イタリア人女性が「シンゴーッ！」と駆け寄ってわー！と二人抱き合って、
キャア！何なの？この美人はどなた？
ザキヤマ「元カノ？」
慎吾くんてこういうとき、スッと答えないのね、やや間があるのね、あれ何だろね。
イタリア美人はコーディネーターさんなんですと。
いつもはこの方にやってもらってるのかな？
「今回はダメなの」とおっしゃってましたから。

この朝、サンマルコ広場は池になってました。
前夜の雨のために水が溜まってしまっていた。
イタリアには６回ぐらい来ている、ヴェネツィアが一番好きだという慎吾くんも、初めての経験。
靴のまま履く防水カバーが用意されてて、それを履いて歩き始めたが、
「朝食を食べよう、世界最古のカフェで」というそのカフェ・フローリアンがあるのが、反対側。
膝ぐらいまで深い水の中を横断しなければならない。
あっちから行けばよかったのにとブウブウ言うザキヤマ。
両側の商店の中も床上浸水してる状態、大変だね。
たどり着いた老舗カフェで慎吾くんお気に入りの朝食、一人前6,000円也。
慎吾くんは朝ごはん食べない人なのに、こういうときは朝から食べるんだって。
しかし、あの豪勢なホテルに泊まって、夜遅く着いて朝食は別の店って、つまり素泊まりですか！？
別の意味でぜいたくだわ。

このカフェでも慎吾くんは「ジャパニーズスター」と迎えられ、
この人は日本の有名な歌手で俳優なんでしょ？と知られていて、
世界のスターたちがサインしたサイン帳に、慎吾くんもサインを求められました。
クリント・イーストウッドやらデヴィッド・ボーイやらのサインがある立派なブックに、
慎吾くんが書いたあと、ザキヤマが書こうとして、「ノウノウノウ！」とお店の人に止められました。
お付きの人だと思われたのね。
ビデオのあと、生放送のほうの二人が説明するには、
慎吾くんはザキヤマも当然書くものと思ってスペース空けて書いたんだって。
ザキヤマも、カメラが回ってるからノウと言われたかな？と思って、もう一回聞いたら、
やっぱりノウノウ！と言われたと。
やっぱりお付きの人だと思われたのよ。

（つづく）