よむよま

よむ・よまない、それから。

「BG身辺警護人」5話

2018-02-16 22:05:49 | 見る
ドラマ「BG身辺警護人」5話
おもしろかった。

最初から島崎(木村拓哉)の過去として出て来てたサッカーのスター選手・河野(満島真之介)との因縁が明かされる回。
6年前、河野が海外のチームに移籍して出発するというとき、
天井の鉄の梁が崩れ落ちて来る事故があって(ネジがカランと落ちる映像が毎度毎度効果的に挟まれてた)、
その瞬間、島崎は目に入ったよその子どもたちを助けに走り、河野のそばを離れた。
河野は梁の下敷きになり、大けがをして、海外移籍はご破算、現役を引退した。

ネジの映像で、上から何か落ちてくるんだなとは思ったけど、
事故とは思わなかったし、事故なのに恨まれる理屈って何?と思ったら、
クライアントである自分を守らず、無関係の子どもたちのほうへ走ったってことだったのが、
すごく納得いった。

河野はダメになった自分をめんどう見てくれた暴力団の組長と組んで、
子どもたちのためにサッカーをという看板のチャリティ基金で金を集めていた。
もちろんチャリティになど使われていない、暴力団の資金源になっている。
そろそろヤバくなってきたとみて、河野は海外に逃げ出す手はずになっていて、
河野は自分を守るために島崎にボディガードを頼んできたが、
任務の途中でその背景がわかって、島崎は河野を自首させようと事務所についていくの。

(そこ行っちゃだめでしょ!無事じゃ済まないよ!という事務所なのよ)

入って行ったら、河野は組長に、コイツをやっちまってくれと言うわけです。
ここに入る前に、チームの仲間たちと「30分たって出て来なかったら通報する」と決めて、
「誤差なし!」をやってたの。
島崎は組員たちにボコボコに殴られ蹴られながら、ずっと時計を見てる。
30分。
そこで島崎は河野に言うの、「クビにしてください」
おまえなんかとっくにクビだよと言われて、
よし!それならもうクライアントじゃない!さあ、反撃だ!
(ここで木村くん、「無限の住人」の顔になったよ!すごい目つきになったの)
組員たちを投げ飛ばし、河野に殴りかかって、でもそれは河野をここから連れ出すため。
でも、殴ったのはちょっと本気まじりだったけどね。
(あれだけ殴られてそのあと走ってたし、島崎、ほんとは不死身なんじゃないの?)

事務所を脱出、チームの車に飛び乗って逃げおおせた二人。
警察が河野を連行しに来た。
最後に河野が島崎に、あのとき引退したのは海外進出の自信がなかったからケガを口実にしたんだ、
だから、ザッキー(河野は島崎を当時、こう呼んでたのね、気に入って。息子にサインボールあげたり)が
自分でなく、子どもたちを救ったのはまちがってないと言い残して、連行されて行く。
残された島崎は珍しく泣く。

という、いいシーンになっていたのですが、ちょっと甘すぎ。
そんないい人になっていいこと言っていかなくてもいいんじゃないの?と思ってしまいました、私。
ここまで緊張感あってよかったから、オヨッとなっちゃった。

立原大臣(石田ゆり子)はまたずっと絡みがあるの。個人的に電話かけてくるし。なんで?
あと、警察SPの落合(江口洋介)は島崎を憎んでるの?なんで?
息子の子役くんが自然体でうまいの、ほんとにお父さんに対する男の子みたい。
「バカじゃね?」なんて言い方が。

島崎が、海外へ逃亡しようとする河野に、
「人に夢を与えてきた人間はどんなことがあっても逃げちゃいけない」と言うシーン、
このセリフを木村拓哉が言うのかと思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする