よむよま

よむ・よまない、それから。

「アンナチュラル」5話

2018-02-10 22:39:37 | 見る
ドラマ「アンナチュラル」5話

どんどんおもしろくなってる。
親の反対を押し切って一緒になった彼女が自分の留守中に自殺した。
埠頭から落ちたと目撃者がいて、自殺と決まったが、
彼はなけなしの金を払って、UDIラボに解剖を頼んだ。

飛び込んだという場所と遺体が発見された場所の海水のプランクトンの分析をするのがおもしろくて、
両親の許可なく、彼が遺体をこっそり盗み出してUDIへ運び込んだ経緯があって、
設備のそろったラボで表立って分析ができない。
中堂(井浦新)のマンションで、個人的にやることになって、
コーヒーのフィルターや漂白剤や、コンビニで買える日用品で、手作業で分析するの。
中堂とミスミだけで始めたけど、さすがに顕微鏡がないので、久部(窪田正孝)に電話して持って来させるやら、
ショウジ(市川実日子)も呼びつけるやら、結局、4人でなんだかんだやる。

最終的に彼女は自殺ではない、突き落として死なせた犯人がいるとわかり、
それをどう彼に伝えるか、彼が苦しみ続けないために調べようとしていたミスミたちは悩むが、
中堂は躊躇なくその情報を彼に伝えてしまった。

これでは第二の事件を生んでしまうのでは?

そうなのよ、彼は葬儀に押しかけ、その犯人である、自分の地元の女友達を刺してしまった!
駆けつけたミスミたちの目の前で、彼はもう一度包丁を振り上げ、振り下ろした。

たいがいこういう場面て、二度目は主役たちが止めて、彼はせめて人殺しにならなくてすんだ的な展開になるけど、
これは違った。
びっくりしましたね。
(結果的には、刺された女は助かったけど)

ミスミは中堂に、なんで彼に殺人を犯させるような教え方をしたのかと詰め寄る。
中堂の答えは「思いを遂げられたんだから本望だろう」
ああ!なるほど!
ミスミは「納得いきません!」と言ったけど、
私は納得いったよ。

中堂は、恋人を殺した犯人を突き止めようとして、
中堂は「口の中に赤い金魚のある変死体」をずっと探している。
中堂が以前に解剖した恋人の遺体には、口の中にそういう痕があったという。
連続殺人だと考えているのだ。
葬儀社の男に「1件1万円」の金を払って探してるの。
UDIラボに所属しているのも、ここには日本じゅうの変死体の情報が集まるから。

ミスミは「中堂さんがUDIにいるのは迷惑です。
辞めないなら、亡くなった恋人のことを話してください。
あなたの気持ちを考えたりするのはクソばかばかしくなりました。
さっさと解決して決着つけましょう」と言った。
こういう場面がすごくいい。
同情して寄り添うんじゃないの。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする