よむよま

よむ・よまない、それから。

古美門最終回

2013-12-19 21:40:26 | 見る
「リーガルハイ」最終回
すごくおもしろかったの。
すごくおもしろかったの。(二度言いました)
この最終回のためにすべてはあったのね。

美しき殺人犯・安藤喜和が死刑もいとわず有罪になろうとしたのは、
娘を守るためだった!
面会に来た謎の女は羽生くんだった!
羽生くんは言う、「真実などどうでもいい。みんなが幸せになれるなら」

羽生くんはブリザード検事のもとにいた初めから、
真実の犯人は娘のほうだと悟り、
すべてを自分の思うほうへ導くために、この連ドラを引っ張ってきたのだ。

喜和に担当を解任されてしまい、どうにも手が出せない古美門は、
服部さんを喜和のむかしの男に仕立て、
民事訴訟を起こさせて、喜和を法廷に引っ張り出すという、
モノスゴイ離れ技を使って、
娘の存在を表に出してしまう。

しかし、最終的に喜和を無罪にした上、娘も救わなくては、全員が不幸。
古美門もご褒美がもらえないし。
最後にたどり着いたのは、「これは殺人ではなく、事故」にしてしまうこと。

この最後の法廷シーンが見せ場。
微笑みのプリンス・羽生くんの「おろかな人間たちを我こそが導くのだ」
という本音がさらけ出されてしまったところで、
古美門が言うの、
「その高みから降りろ!キミもおろかで醜い人間たちの一人にすぎない。
醜さを愛することだ」

堺さんはもちろんよかったけど、岡田将生クンもがんばったのね。
だって、相手もちゃんと受けてないと、成り立たないもんね。

喜和と娘の関係は、こっそり調べたDNA鑑定が証拠ということになってたんだけど、
裁判のあと、黛が娘に鑑定書を見せると、
そこには「不一致」の文字が!
(えええーっ!)
それは喜和が娘のためを思って、偽の鑑定書を作って渡してもらったのでした。
(あー、そうか)
古美門事務所には本物の鑑定書が。
しかし、喜和は中を見もせず、燃やしてしまう。
「どうせほんとじゃないんでしょ?」
(えええーっ!)

結局、母子関係はどうだったのか、
結局、殺人犯は誰だったのか、
やっぱり喜和?娘?それとも、娘が邪魔になった父?
逆転する真実。ていうか、どれが真実?
右往左往する黛と一緒に右往左往しちゃったよー。(>_<)

でも、完膚無きまでに負かされてすべてを失った羽生くんは、
さわやかに元気よく「自分探しの旅」に出ていく。
見送る黛は「私、恋愛と仕事は別にしたいの」と。
(イヤ、彼が好きなのはキミじゃないよ、黛)
動き出すバスの中で、黛の写真を見つめる羽生くん。
彼の指がいとしそうになでるのは、
黛のうしろに写っている古美門の横分けなのだった。
(ほーらね!)

最後のシーンは、喜和の約束したエロご褒美。
目隠し仮面をかぶせられ、両手も両足も大開きで縛られて、
ひとり遠吠えする古美門で終わりました。
高速ナントカ責めじゃなくて、放置プレイだったのね。(*_*;

生瀬チームも黛も戻ってきた、ということは、第3シリーズありよね?
コメント
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