よむよま

よむ・よまない、それから。

終わりに近く

2013-12-02 20:04:28 | 見る
大河「八重の桜」ジョーの死

同志社を大学にするために奔走するジョーは、体調を崩し、
ついに終焉の地、大磯へ。
寝付いている事実を知って駆けつけてきた八重に手を取られて亡くなるシーンが、
夫婦の鑑。
私がそばにいるから大丈夫と言う八重、
あなたが気がかりだと言うジョー、
私は大丈夫、守られて生きる女じゃないと言ってみせながら、
別れたくないと泣く八重、
「グッドバイ、また会いましょう」と息を引き取るジョー。
泣かせるシーンなんですけど、
いいだけに、やっぱり尚之助さんはかわいそすぎると思ってしまったりする。(ToT)

だって、志なかばで倒れたといっても、
ジョーの葬儀は京都で同志社によって盛大に行われて、
みんなが「国の宝だ」と惜しんでくれて、
その遺志は成就されていくんだもんね。

ジョーの墓石の名前は勝海舟に書いてもらったもの。
新島の島の字の横棒がないんだって。
自由を尊んだジョーを表わしたとかなんとかいうらしいけど、
そおかぁ?
勝海舟でしょぉ?
漢字知らなかっただけじゃないのぉ?
(勝嫌いの私)

私が泣けてしまったのは、
山川家に梶原平馬が亡くなった知らせを持って女性が訪ねてきたシーン。
妻だった二葉さんは気が強いから、最初は、
別れた旦那の女の話なんか聞きたくもない、みたいな態度だったけど、
彼女が平馬さんが描いていた這い這いしてるお人形の絵を見せてくれたの。
あの人形だ!
京都にいて子供が生まれたときに買ってきてくれた。
ここで一気に泣けてしまった。

平馬さんはずっと、会津の敗戦は自分の責任だと言っていた、と。

山川浩は「京都守護職始末」という記録を書いているところだと話してた。
わー、これは実在の文書だ。
これ、いま書いてるとこなのね?おお。(ドラマなんだけど、感激)

今回は、お久しい秋月さまが登場した。
これから熊本五高に行くと覚馬のところに来たの。
熊本でラフカディオ・ハーンと一緒に教師をやってたんだって。
ハーンが秋月さんは「神のような人だ」と書き残しているそうだ。
ほおお!

回想で、北海道で寺子屋をやって暮らしてた平馬さんの池内博之も出たし、
まもなく終わる感がひしひし。

未亡人となった八重は日本赤十字の設立にかかわっていく。
看護の勉強に大山邸に行き、ドクターに手際をほめられるの。
大山捨松は、八重さんは会津戦争を戦い抜いた人だからと言ってたけど、
もちろんそれもあるけど、この人は幕末、お医者さんについてたからね。
仁先生に。
なにしろ、ペニシリンまで知ってるから。(^O^)
コメント
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