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三谷幸喜 創作を語る2

2013-12-11 18:52:41 | 読む
「三谷幸喜 創作を語る」佐藤浩市について。

映画「マジックアワー」のとき、主役の売れない役者を佐藤浩市に配役したのは、
「新選組!」に鴨で出てもらって、いい俳優さんだなぁと思った、
少し話してみたら、洒脱でユーモアのセンスがある、
それで「有頂天ホテル」に出てもらったら、すごくおもしろかったので、
次はこの人メインで!と思った。
(鴨までは、興味なかったんだって)

あの村田大樹という売れない役者像は、かなり浩市さんに近い。
浩市さんは、ダメ出しすると、
「あ、そっちね、OK」とか言う。
負けず嫌い、子供っぽい。
世間は知らないそういう面を前面に出したいと思った。

(なるほど。そういえば、組!の撮影に入ったとき、
強面で現場入りしたそうだしね。
出来上がってる現場、しかも若い俳優ばかりのところへ入るのに、
怖い感じでかましたらしいです)

「ステキな金縛り」の深津ちゃんの事務所の先輩弁護士が突然、死んじゃう設定。
あれはほとんど破綻しているといっていい唐突さだが、
演じている阿部寛によって、成立している。
あの軽いキャラと演技だから、死んじゃっても、観客は何も感じない。
あれが佐藤浩市だったら、死がリアルになるだろう。

(ああ!わかる!そうね!あれが浩市さんだったら、重くなるにちがいない)
(浩市さんがタップダンス踊るのも見たかった気がするが)( *´艸`)
コメント
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