よむよま

よむ・よまない、それから。

三十四代目勘三郎

2013-03-14 21:24:22 | 見る
たまたま見た「勘九郎 仙台・松島をゆく」BS-TBS
美しい日本という番組かな、前に一度見たことがあったけど、ずっと勘ちゃんがやってたのか。
でも、ナレーションだけじゃなくて、勘ちゃん自身がロケに行ってる。
勘九郎というからには、去年?
こんな旅ロケしてる時間あったんですか?

勘ちゃんはグルメレポも、一口食べては「んんっ!」とリアクションして、
ちゃんと形容もして、お上手。
すっきりした吟醸酒を一口ふくんで、
「オオ、あっさりして・・・こりゃ大変、あぶないお酒だ」
いくらでも飲めちゃいそう?( *´艸`)

伊達政宗が愛したという老舗の宿に泊まって、そこが「佐勘」というの。
ご当主が代々、佐藤勘三郎を名乗る。
それも戸籍から変えちゃうんだって。
いまのご当主が三十四代目!
ええっ!?
江戸時代からの中村屋の勘三郎が十八代目なのに。
すごいね。
勘ちゃん、「襲名披露は?」なんて聞いてた。(*^^*)

青い地色のだるまが並んでいて、松川だるまという仙台名物だと聞いて、
そこのお店へ。
政宗から三代目の殿様に仕えた家だそうで、
昔はだるまは武士が作っていたので、いまでも、顔を描くのは男がやる。
いまのご主人が十代目。ここもすごいね。

はじめからぱっちりと両目が入り、太いひげを描き、太い眉はほんとに毛を貼り付ける。
青い地に金粉を散らし、宝船に乗った図柄の、派手な意匠。
この派手さは、政宗公が「伊達な方だったので」。
はじめから両目を入れるのは「政宗公が病気で片目を失ったので」。

勘ちゃんもぜひ顔を描いてくださいと、お店のおかみさんに言われて、
「イヤイヤイヤイヤ!ぼくは字と絵はまるでだめです!」ぎゃいぎゃい言ったけど、
結局、やらされて、まあ、なんとか形になってた。
隈取ができるんだから、できるんでない?

グルメに温泉にあれやこれや、けっこう大変そうだったけど、
なんでもそつなくこなすね。(*^^*)
コメント
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