よむよま

よむ・よまない、それから。

レ・ミゼラブル

2013-03-07 18:29:11 | 見る
映画のレ・ミゼを見てきた。
まだ混んでた。助演女優とか録音とか、アカデミー賞取ったからね。

アカデミー賞のアン・ハサウェイ(ファンテーヌ役)はもちろん、
主演のヒュー・ジャックマンがすばらしい!

学生たちとか、誰がだれかわからないのですが、
ともかく歌唱力があって、
舞台そのもの。
この人たち、舞台の俳優かしら。
アンジョルラスとマリウスが歌がすごくうまいのよね。
(みんなうまいんだけど)

この映画自体、舞台のレ・ミゼのままなんだけど、
映像でなくては見せられないスケールを出せるところが、やっぱりすごい。
冒頭の囚人たちの労働の場面も、海なの。
重労働、鎖、過酷な状況が迫力。

革命からバリケードのシーンも、軍隊にしても疾走感があるから、
それはやっぱり映画だなぁと思う。
でも、たとえば、撃たれて逆さになるところとか、使ってた。

録音が賞を取ったことで、誰かが、
生で歌って録音したのは大変なことなんですよと力説してた。
私、最初、「俳優が自分で芝居の中で歌っています」と聞いたとき、
意味わかんなかった。
ミュージカルなんだから、そういうものなんじゃないの?と思っちゃって。
映画だと、あらかじめ歌を録音(多くは別の専門歌手)しておいて演技のシーンを撮影する、
それをこれはやらなかった、画期的なことなんだって。

ほんとに、ほぼ舞台のまんまなので、
一つだけ、物足りないのが、歌終わりで拍手したくなるの!
特に、エンディグの「列に入れよ」の盛り上がりとか、ここで拍手でしょ!って。
思い切ってしちゃえばよかったな。
コメント
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