硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

スターウォーズを観る。

2016-02-26 21:57:33 | 日記
久しぶりに映画館へ赴く。大画面で観ておかなければと思った作品が「スターウォーズ」

ストーリーは惑星規模での親子喧嘩が繰り返されているのだけれど、これこそが家族の普遍的テーマであるから面白いんですね。また、戦闘機での戦闘の見せ方も宮崎駿さんや押井守さんの作品を彷彿させ、とてもかっこよかった。
そしてたまらないのは老いたルークやハン・ソロやレイヤ姫の登場。ファンではないのですが胸が熱くなるんですね。そして何よりも、ジェダイの騎士の象徴でもあるライトセイバーを手にしたのが女性と黒人(しかも、女性はクズ拾い、男性は奴隷である)であったことが今のアメリカが向かわねばならない方向を象徴しているように思えました。また、本編が始まる前に予告編として紹介されていたスーパーマンとバットマンが戦うという映画も、アメリカが抱えている問題を提起しているのではなかろうか。スーパーマンやキャプテンアメリカといった正義の象徴とも言えるヒーローが苦悩する作品が次々に出てくるところから察すると、アメリカ国内は私達が思っている以上に難しい問題に直面しているのかもしれない。

コメントを投稿