硝子戸の外へ。

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ドローンという名の凶器

2015-04-23 21:15:50 | 日記
新聞やニュースは「ドローン」の話題で持ちきりである。墜落していた場所と搭載していたものが放射線セシウムだったことが更に拍車をかけている。

これによって、首相官邸におけるセキュリティーは見直しを迫られることになるであろうし、「ドローン」と呼ばれる小型無人機の取り扱いにも何らかの規制が掛けられるのではと思われるが、それ以上に、ドローンはこのような使い方もできるんだよ。と、世間に知らしめることとなったのではないかと思う。つまり、いたずらも含め意図的に目標に向けて飛ばされる危険が増えるということである。

また、ドローンに搭載されいた放射線セシウムは自然界にはほとんど存在しない物質だというから、これは首相に向けられた非言語的なメッセージだということが推測できる。
それが、どういうメッセージかは分からないけれど、僕が妄想する範囲では「あなたもこの危機を身近に感じるべきだ。」というものか、「用意は整っていますよ。次は本気でいきますよ。」であるか、2020年に控えているオリンピックを前に、「日本のセキュリティーはこんなにも甘いのですよ。」「原発事故は未だ何の解決にも至っていないのですよ。」と言うメッセージを海外に示したかったのではないかと思うのです。

どんな理由であるかはドローンを飛ばした本人にしか分からないけれど、飛行機やヘリコプターのラジコンをこよなく愛し、飛ばすことを自身の生活の一部としているラジコンファンにとっては大変迷惑な話である。

そして、模型飛行機というものは、凶器ではなくロマンでなければならないと思うのです。

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