南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 今日から7夜連続でNHKドラマ「大地の子」が再放送される。大学生の頃に見てとても感動したので、是非また見たいと思っていた。このドラマを見て以来、上川隆也のファンになったし…(笑)。
 今回も見ながら涙がポロポロこぼれてしまった。何で無実の一般人が、こんなにも苦しまなきゃならないのだろうか…。

 いつも思うのだが、はたして日本と中国の立場が逆であったら、中国人の孤児を日本人は育てただろうか? そう考えると、自分の生活もままならない貧困の中で、敵国の日本人孤児を自分の本当の子のように育てた中国の方々には頭が下がる思いがする。
 2年前に中国湖南省の田舎を訪れた時、ある知らない現地の人に私は「日本鬼子(リーベングェイズ)」と罵られた。戦時中に中国人が、侵略してきた日本人を指して言っていた言葉である。
 こう罵られた時、本来ならば怒るべきなのかも知れないが、何故かそういう気にはならなかった。

 中国・韓国をはじめ、アジアの人々が、未だに日本に対して不信感を抱いていることはいいことだとは思わない。いい加減にしてくれとうんざりする気持ちもある。
 しかし、日本人がアメリカに対し、同様な感情を全くと言っていい程持っていないことは、どうかと思う。

 最近の日本人は戦争を忘れている人が多過ぎると思う。カッコイイと思っている人すらいるようだ。
 近い将来、戦争体験者が全て亡くなる日が必ずやって来る。風化させないためにも、8月15日はきちんと祝日にして、戦争の愚かさについて考える日にするべきだと思う。

 あれ、日記じゃなくなってしまった…? 失礼いたしました。

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