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熊本の名産品といえば何を思い浮かべるだろうか。
熊本ラーメン、辛子レンコン、太平燕(タイピーエン)、いきなり団子、朝鮮飴、陣太鼓、米焼酎…。
うーん、挙げたらキリがないな。
だが、やはり忘れてはならないものがある。そう、『馬刺し』だ。
「馬刺し」はその名のとおり「馬肉の刺身」なのだが、当然ながら生肉ということになる。
最近、富山県や福井県の焼肉チェーン店で、牛の生肉(ユッケ)を食べた方が次々と死亡するという痛ましい事件が起きた。
今回の原因は、店側や卸業者側による肉の管理や調理方法のいい加減さということになるのだが、そうなってくると、当然、熊本では日常的に食されている「馬刺し」も食べて本当に大丈夫なのかと疑問が湧いてくる。
実際のところどうなのだろうか。
※ここで、携帯サイト「THE NEWS」に掲載されているコラムから一部引用させていただきます。
厚生労働省の調査によると、今年5月時点の飲食店約77万店舗のうち、生肉(牛肉・馬肉)を取り扱っているのは約1万5千店舗(2%)とのこと。うち、半数以上(52%)の約7,600店舗が衛生基準を満たしてないという。
生肉を扱う約1万5千店舗のうち、熊本県にあるのは約1,600店舗(11%)と全国一の店舗数なのだが、そのうち衛生基準を満たしていない店舗はわずか85店舗(5%)とこれまた全国一割合が低いらしい。
素晴らしい! 熊本が他都道府県にこんなにも誇れることがあったなんて、ちょっと嬉しくなっちゃった。
さすがは、「馬刺し」を郷土料理としている生肉食文化の先進県だ。
馬刺しを広めたといわれる加藤清正公もきっと喜んでいることだろう。
という訳で、どうしても生肉が食べたい方は、『日本一の生肉安全県・熊本』に来て馬肉を食べましょう!
馬肉は他の肉に比べてとても『ヘルシー』らしいですよ。
1つ心配なのは、その焼肉チェーン店のせいで「馬刺し」にまでいろいろな規制がかかってこないかということだ。
でも、亡くなられた方々が一番の被害者。まさかこんなことで命を落とすなんて…、無念だと思う。
廃業すればいいってもんじゃない。本当、迷惑以外のなんでもない。
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