南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 政府が行っていた「エコカー補助金」が9/7の申請分をもって終了した。
 もともと車は贅沢品であり(=生活保護受給者世帯は車の所持は認められていない)、車を買えるような世帯はそれなりにお金はあるはずだ。そんな中でも、わざわざプリウスのような高級車に買い換えることができるような裕福な世帯に果たして補助金など必要なのだろうか。
 それなのに、1日の差で補助金を逃し「エコカー補助金が突然終了した!」と、政府やカーディーラーに文句を言っている人が多いらしいが、ちょっとどうかと思う。
 彼らには『車くらい自分が汗水流した金で買え』『もうすぐ補助金の残額が底を尽きつつあると言われていたのにさっさと買わない自分が悪いだろ』と言ってやりたい。

 テレビでもエコカー補助金終了についていろいろ報道されていたが、9/12夜のある番組でコメンテーターが得意気に「今日の新聞に『エコカー減税あります』というチラシが入ってたんですよ。政府が終了しましたって言ってるのに、このディーラーはタイミング悪いっていうかズレてるんじゃないか?」みたいなことを言っていた。
 この人は何を言っているのか…無知だなあ、と呆れてしまった。「エコカー補助金」は確かに終了したが、「エコカー減税」は続いてるんですよ。知ったかぶってコメントしても恥かくだけ。
 それを訂正すらしない番組自体もおかしいと思う。

 私はやっぱり「エコカー補助金」政策は間違っていると思う。政府は「金のばら撒き政策だ」と言われても仕方がないだろう。
 日本人が大事にしていた「もったいない」「1つのものを長く使う」の精神はどこに行ってしまったのだろうか? 
 本当に補助金などの手当てを厚くするべきは経済的弱者なのに、そっちは全く相手にしておらず、相変わらず政府の考えることは理解しがたい。


 さて、エコカー補助金が終わったことで、各メーカーのCMも微妙に変化したが、「かくかくしかじか」で知られるダイハツのCMがちょっと面白い。

 『♪~かくかくしかじか 補助金ないけど それでも 見に来てね!』

 正直すぎて微笑ましい! なんか応援したくなっちゃった。

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