九州新幹線全線開通までいよいよあと半年!
JR九州が作成したカウントダウンボードが、新幹線の主要駅である「博多駅」「熊本駅」「鹿児島中央駅」に設置されることになった。昨日15日には「博多駅」で、そして今日16日には「鹿児島中央駅」で除幕式が行われ、マスコミや駅を訪れていた一般客にお披露目された。
しかし、何故か「熊本駅」ではその除幕式は行われなかった…!
なんとカウントダウンボードに描かれていたキャラクター「西郷隆盛」が熊本には相応しくないと、熊本県・熊本市から待ったがかかったらしい。
ガーン…。
ま、まさか、そんな理由で…?
製作したJR九州も「いまさらそんなこと言われても…」と困惑を隠せない。当然だ。
先日このブログで「新幹線『みずほ』の名称を批判した鹿児島県知事の器が小さい」みたいなことを書いたが、熊本も同じくらい低レベルで器が小さかったようだ…。
熊本・鹿児島両県に長く住んだことがあり、今でもよく行き来をしている私にとって、こんなに悲しくて情けないことはない…。
確かに明治初期、西郷隆盛が起こした西南の役が原因で、熊本人が誇る熊本城のほとんどの建物を焼失した事実はある。しかし、いろいろ異説もあるが、熊本城の失火は西郷軍側というよりは新政府軍側の仕業ではないかとも言われている。
それに、たとえ西南の役で焼失しなくとも、太平洋戦争で焼けていた可能性だってあるのにね。
だが、いい加減腹が立つので言わせて貰いたい。
おい。いつまで引きずってるのか? 今をいつだと思ってるのか? 平成だぞ。21世紀だぞ。
この間、西郷さんと同じくらい年齢の人の戸籍が残っているのが見つかって、「バカらしい」「役所は何やってんだ」とか言われてたが、それと同じくらいバカらしいぞ。
このニュースを聞いた他都道府県人は、「ほうほう、盛り上がってるね」「こんなところに新幹線なんて必要ないよ」「だから九州は田舎なんだよ」と、ニヤニヤしながら嘲笑しているぞ。
はあ…、なんかね…。疲れてきました、私。
九州新幹線の全線開通を楽しみにしているのに…、できれば来年3月12日に決まった開業日当日に『さくら』か『みずほ』に乗りたいと思っていたのに…。なんかそれももうどうでもよくなってきた…。
熊本市がいま公募している「政令指定都市の行政区」の区名案への応募も、これもどうでもよくなってきた…。自分なりに案をいろいろ煮詰めていたところなんだけどね。
なんか、もう、何もかもお役人のお偉いさん達だけで勝手にすればいいんじゃないですか…?
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