南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 テレビ朝日の報道ステーションのコーナーで、松岡修造が東日本大震災の被災地を訪れるという特集があった。

 宮城県の農家・阿部さんは、東日本大震災で、妻、子供3人、祖母を亡くしたという。
 しばらくは何をする気も起きず、「自分は何のために生きているのだろう」「自分も妻や子供のところに行きたい」と自殺も考えたという。

 しかし、ある日、夢の中で、妻が鬼の形相で「こっちに来るな!」と叱りつけてきたという。

 そこで、「人並みの幸せを何もかも失ったんだから、せめて仕事くらいは人並みにやってやろう」と一念発起。
 津波で流されて更地になっていた場所に広大なビニールハウスをつくり、いまでは取引先からの問い合わせが絶えないようなイチゴ農園を作り上げていた。


 妻も子供3人も亡くしていたら、自殺を考えるのも無理はないと思う。
 実際に、そういう行動をとってしまった人も少なくないはずだ。


 だが、阿部さんの夢枕に立ったという、奥さん。
 昔からこういう話をしばしば聞くけれど、夢を見た本人の気持ちが生んだものなのか、はたまた本当に霊魂というものが存在するものか、実際のところはわからない。
 けれども、洋の東西を問わず、また、昔でも今でも同様の話がある訳だから、私は、きっと、霊は存在するのだと思う。それも、心残りで亡くなった人の場合は特に。


 先に亡くなった人に対し、恥ずかしくないように人生を生きているだろうか?
 反省しないといけないな。

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■今日の行動
 仕事

■今日の買い物
 ダイノブ

■今日の献立
 朝:なし
 昼:お手製弁当
 夕:鯨の刺身

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