人生の 幸せ度数は 長さじゃない

　一昨日、フリーのニュースキャスターで、市川海老蔵の妻である小林麻央さんが、乳癌のため亡くなった。
　まだ34歳。若すぎる…。

　病が発覚してわずか約2年半。
　いろいろなニュースなどから、決してよい状態ではないのは知っていたけれども…。いつか遠くない未来にこの日が来るのは予想はついてはいたけれど…。
　それにしても早過ぎませんか？

　それなのに、海老蔵さん、翌日もいつもと変わらず、舞台をやって、稽古をして、記者会見をして、また舞台をやって…。
　いくら役者とはいえ…、お客さんが待っているとはいえ…、私にはあなたの真似はできません。


　ニュースで海老蔵さんの会見を見たけれど、こっちももらい泣きしてしまい、涙が止まらなかった…。

　最後の言葉が「愛してる」だなんて…。
　映画でもドラマでも小説でもなく、現実の話なんですよね。

　結婚会見の際に言っていた「来世も再来世も一緒に」という話もしたそうで、海老蔵さん、「自分はそのつもりだけど、愛想を尽かされないようにしないと」と、ユーモアのある話もされて、昨日の今日の会見とは思えないです。

　遊び人で傲慢な振る舞いも多く、ダークなイメージだった市川海老蔵だけど、「私を変えてくれた女性」と語ったように、麻央さんは明るい星のような方だったんですね。

　にしても、昨日の今日の会見なのに、海老蔵さん、あなたも立派な人ですよ。



　麻央さんも小さい子供がいるのに、さぞかし無念でしょうし、心残りでしょうね。
　でも、海老蔵さんがいるから、安心して逝けたのかも知れないですね。


　不謹慎かも知れないけれど、愛する人と巡り合うことができて、こんなにも人を愛することができて、愛する人たちに見守られながら逝くっていうのは、ある意味、とても幸せかも知れない…。
　こんなこと言って不謹慎ですね、人が亡くなったのに、ごめんなさい…。



　私は、正直、小林さん姉妹にあまり良い印象は持っていなかったけれど、麻央さんが病になられて以来、その印象が大きく変わりました。
　自分が一番苦しいはずなのに、あんなにも周囲や他人のことを気遣うことができる人だと知って…。


　神様って本当にいるかどうか分からないけど、いるのならば、何でこんな意地悪なことをするのでしょうか。

　心から、ご冥福をお祈りいたします。

----
■今日の行動
　スポーツクラブ

■今日の買い物
　なし

■今日の献立
　朝：なし
　昼：カップ焼きそば
　夕：冷汁+チキン南蛮定食、夏ごしセット（やよい軒）