南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 先日起きた、航空自衛隊のブルーインパルスの空中接触事故。
 うち1機は水平尾翼が半分以上欠損し、通常であれば墜落してもおかしくないような状況であったにもかかわらず、2機とも無事に帰還したという。

 一歩間違えば大惨事になっていただけに、このようなことはあってはならない事故ではあるが、操縦不能に近い状態の航空機を操り帰還したことで、かえって航空自衛隊のパイロットの技術力の高さを示すことになった。


 まだ小学生のころだっただろうか。
 父に連れられて、毎年のように福岡県の築城基地に航空ショーを見に行っていた。
 当時からブルーインパルスによる曲芸飛行は、自分の目に強く印象に残ったことを覚えている。


 以前どこかの基地(浜松?)での航空ショーの際、操縦不能に陥ったブルーインパルスのパイロットが墜落し殉職したという話を聞いたことがある。
 人的被害を最小限にとどめるためにあえて緊急脱出をせず、地面に激突するまで懸命に操縦を続け、人家を避けて駐車場へ墜落したのだという…。
 自らの命と引き換えに他に死者は出さなかった。
 自衛官として、人として、こんなに素晴らしいことがあるだろうか。

 東日本大震災や海外での救援など、もはや自衛隊なしでは日本は機能していけないのではないか。


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■今日の行動
 仕事

■今日の買い物
 なし

■今日の献立
 朝:パン
 昼:スパゲッティ
 夕:うどん、焼き魚

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