メディア遊歩道

さまざまなメディアに接触した記録。映画、本、博物館、展示会など

【江戸博】大鉄道博覧会

2007-08-07 21:29:14 | Weblog
8月4日
両国の江戸東京博物館に出かけた。
企画展「大鉄道博覧会」を見るため。
両国到着したらもう昼なので駅南側ガード下にあるペッパーランチで夏限定シャケランチ食う。580円です。
企画展はもちろん昨年秋葉原で閉館した交通博物館が今年十月十四日に大宮で新・交通博物館として生まれ変わるまでの中継ぎであります。

夏休み、客も子連れからカップルから鉄道OBから鉄から色々です。
新博物館開館までの鉄分補給を両国で。

展示の殆んどは撮影OKです。
展望台付き列車のレプリカは記念撮影用でストロボもOKです。

集団就職列車のコーナーでは客たちかみな「三丁目の夕日」に話題をふる。

しかし、よくよく解説を見ると、「金の卵」ともてはやされた中学卒業の田舎の子供たち、大手の会社が人手不足を「終身雇用制度」(すでに崩壊)で回避したが中小零細企業は人手の確保出来ず、農家の次男三男次女三女を奴隷のようにコキ使う仕組みとしてあって、それが今の東京を形づくった(良くも悪くも)のが分かる。江戸東京博物館的に重要なコーナーです。

また、首都圏の宅地開発と私鉄網の展示も。
東京は金の卵、中卒の流入から、周辺に宅地造成の電車流入に切り替わったということ。
通勤電車の一部と通勤地獄、尻押しという仕事が赤帽という仕事の絶滅と入れ替わり。
酷電とか言われてたな。

その次はE電。
これは短命であった。
もはや入りくんだ都市交通網に、いくらもと国営だからといえ、E電なんて名前の押し付けは無理ということ。だったのだ。

会議室を使って展示したのは鉄道模型。
勿論子供達が熱い視線を注ぐなか、戸板二枚分のレイアウトで走っている。特急は高架をノンストップだが、在来線は戸板の接合部で段差が酷くなり、三両編成では脱線する。
で、2両編成にてトロトロ走る。

後は、地下のビデオコーナーで交通関連ビデオ見て、土産に銚子電鉄の濡れ煎餅買って、(まだ食ってない)それから上野に向かう