メディア遊歩道

さまざまなメディアに接触した記録。映画、本、博物館、展示会など

(映画) 交渉人 真下正義

2005-05-22 09:02:48 | Weblog
2005/05/08 トーホーシネマズレイトショーにて鑑賞

人気高く、レイトショーでも400人サイズの劇場で半分以上の入り。

地下鉄が暴走する話だが、時節柄、上映されるの?と思ったが、ちゃんと上映されているということは、地下鉄では人が死なない話なのですね。

と、思って見ていると、最後まで人が(明示的には)死なないお話でした。

しょせん、宣伝だけ派手のフジテレビ映画とは思いながらも、地下鉄が舞台となる映画となると、どうしても体の中の鉄分がうずき、入場料を払ったわけですが・・・

暴走地下鉄「クモ」が、フリーゲージで、地図にない地下鉄線を自由に乗り継ぐというあたりから、それまであった緊張感が溶けて、あれ? あれ? あれ? てな感じ。

線路の幅の違いを越えるということは、幅の違う両方の線を引き込んだ引き込み線がたくさんあるということで、いつのまにそんなもの作ったの?

地下鉄はもっと乗り換えが楽になっているハズだよね????
ツッコミが入れ難いように,地下鉄路線名は架空のものになっていたりしますが。

バッテリーで自走するといっても、地下鉄はお客を乗せてなんぼなのに、腹一杯バッテリーを積んでいるではないか。「クモ」をいくら作ってもお客を運べるのだろうか?地下鉄に客席のない動力車が走るのは新鮮だが。

ということで、都市伝説ならぬ地下鉄伝説をテーマにするのはつらいなあと思っていたら、後半は劇場爆破サスペンスへと移行し、このツナギが強引。
ストレージメディアの変化で昔のデータが役に立たないという描写はおもしろかったけれど。

で、事件は強制終了。続編では謎のソフトハウスDGRが実は・・・で引っ張って、車と飛行機でパニックを起こそうとするのでは???

ということで、映画は尻すぼみではあったが、(ロケに使われた)日本のあちこちの地下鉄がスクリーンで眺められたので良しとしておきます。



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