メディア遊歩道

さまざまなメディアに接触した記録。映画、本、博物館、展示会など

トランスフォーマーのジャパンプレミア

2007-07-24 22:32:43 | Weblog
トランスフォーマーのジャパンプレミアで東京ビッグサイトに来た。

東展示会場を2枠使い4000人試写会場に仕立てて、監督や日本の有名人を招いた派手なもの。

年令国籍性別不詳の襟川クロが司会で、ビッグサイトの会議棟がトランスフォームするショボイマジックというかビデオが放映され、観客はシラケるというかドン引き。

でも、スクリーン横のステージでカマロをバンブルビー(人間と仲良くなる重要なキャラクター)にトランスフォームするマジックには拍手です。

写真は上映後に撮影のために再登場したバンブルビー。

今時、ビデオのマジックじゃ誰も感心せんよ。

で、監督挨拶後上映開始。

アメリカのバカティーンのエロ話に眠くはなるが、サイバトロン対デストロンのドンパチからは一気にラストまで。

オビタダシイCG量に、CPUのファンの休まる暇がなかったろうなと。

スピルバーグの肝煎りでCGアーチストのエース級を確保・投入したのだろう。

キングコング(ウエタ)やスパイダーマンでもなしえなかった撮影アングルを違和感なくチャチ感なく合成している。

東映、特撮研究所はこれみて激しく研究するだろう。
来年の戦隊ものが楽しみです。
って何の話しだ。

そう、トランスフォーマーの話だ。

とにかく、デート映画の仮面を被せるため、人間のキャラクターを強調してサイバトロンやデストロンのおしゃべりは予告や広告から排除したのは営業的には正解なんでしょうけれど、
これは所詮トランスフォーマーなんで、アニメシリーズの軽いノリと映画の重量級CGを楽しめば良いのです。
気楽に楽しみましょうや。
日本語吹き替え版でもいちど見直そうかな。と、思うくらいめまぐるしく、プラモのジオラマ作ろうと思ったらネタには困らないでしょう。

というか、スタッフもジオラマ造りを楽しんだ感じがあります。

しかし、市街戦の描写が911以降というかイラク紛争以後というか、痛みを感じさせる描写になっていて、そのあたりが腹にこたえる原因かと。
途中、ロボットは日本製とかノキアはサムライの国とかくすぐりギャグも聴き逃し(読み逃し)なく。