メディア遊歩道

さまざまなメディアに接触した記録。映画、本、博物館、展示会など

レミーのおいしいレストラン (ラタトューユ)

2007-07-31 20:12:27 | Weblog
7月28日
新宿バルト9のデジタル上映で鑑賞
一日3回しかデジタル上映しないため、五時の回ほぼ満員なのだか無理矢理見る。
残席3なので選択肢狭い!
座れたのは最前列の右端です。
シネマスコープサイズが正方形のなかに押し込めた台形の形になって見える。
予告編からデジタル上映ですが、フィルムをデジタルにして上映という感じでコントラストない弛い画質で有り難みがない。
しかしピクサーの予告編(ロボットもの)、短編(リフテッド)、本編、と、デジタルダイレクトの威力。

明度のダイナミックレンジ広く、グレインなく、スクリーンの模様(スピーカの音の通りを良くする穴の配列)とのモアレもなく、デジタルプロジェクターが良く調整されているのが分かります。

(日劇2でのスターウォーズ~エピソード3のデジタル上映はピンぼけでガッカリしたがそれとは雲泥の差だ)

ネズミの視点の高さでめまぐるしく視点移動するがシェイプはクッキリなのにストロボ効果は出ないで見やすい。デジタルの威力を見せてくれる。

ストーリーも泣かせる。クライマックス、超辛口料理批評家の食事場面では私も貰い泣きしてしまいそうになった。

ああ、母親の作った手料理を食ったのは何年前のことだろう・・・
(母親は生きてるけどさ)
ということで、出来ればスクリーン正面で見たかったのですが、タップリ楽しみました。
ラタトューユは作れないが、モヤシとキャベツ(暴愚妻が買ったまま腐りかけたものの芯の部分)を本だしで煮て食ったのでした。