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smashmedia 河野氏曰く、『来年(2008年すなわち今年)からのインターネットは、「リアルタイムという、あえて同時性という時間の制約を受け入れることで生まれる価値」を求め始めるのではないか。』こちらから
また、濱野智史氏が指摘されているように
1.SecondLifeの真性同期型アーキテクチャ
2.2ちゃんねるの非同期の遠隔コミュニケーション
3.ニコ動の擬似同期
という、現在のインターネット環境の3つの様相の前で、東浩紀氏が指摘した「身体的共感」こそが、これからのメディア空間をマネジメントしていく上で重要になってくるのではないか、なんて思っているわけです。
一方で、私個人が昨年来気になっている言葉があります。
"共時性"(Synchronicity)
wikipediaによりますと
『何か二つの事象が、「意味・イメージ」において「類似性・近接性」を備える時、このような二つの事象が、時空間の秩序で規定されているこの世界の中で、従来の因果性では、何の関係も持たない場合でも、随伴して現象・生起する場合、これを、シンクロニシティの作用と見做す。』とあります。
普通に生活している多くの方に経験があると思います。「え?何でこんなことが起こるの?」という事象。
しかし、科学の対象として取り扱うには"再現性が無いこと"と"観察者の影響があまりに大きすぎること"を理由に"疑似科学"とさえ呼ばれる事象であるといわれています。再現性が無いからといって、科学の対象からはずすというのは私個人としては大いに不満があります。ましてや宗教界方面に逃げ込むのは許せないと考えています。
共時性を私なりに表現すると下のようになります。
今=今じゃない
ここ=ここじゃない?
私=私じゃない・・
いわば、時空や自我といった"軸"の無い状態に現れる現実とでもいうとても不思議な状況なんだろうと思います。
もっと言えばディメンション"次元"すら意味を持たない世界、そういった世界観の中で人々が暮らし始めているのではないかと感じているのです。
そこでの私のビジネスを考えると、そういった世界観の中に"広告"というものを実装させていくことが次の広告の形ではないかと考えています。
「共時性を仕込んでいくこと」
それがいわゆる「クロスメディア」というものの真髄ではないかと感じています。
そして、今年、私のビジネスは"共時性を仕込む"ということを基準にやっていこうと思います。
どうぞ、今年もよろしくお願いします。
また、濱野智史氏が指摘されているように
1.SecondLifeの真性同期型アーキテクチャ
2.2ちゃんねるの非同期の遠隔コミュニケーション
3.ニコ動の擬似同期
という、現在のインターネット環境の3つの様相の前で、東浩紀氏が指摘した「身体的共感」こそが、これからのメディア空間をマネジメントしていく上で重要になってくるのではないか、なんて思っているわけです。
一方で、私個人が昨年来気になっている言葉があります。
"共時性"(Synchronicity)
wikipediaによりますと
『何か二つの事象が、「意味・イメージ」において「類似性・近接性」を備える時、このような二つの事象が、時空間の秩序で規定されているこの世界の中で、従来の因果性では、何の関係も持たない場合でも、随伴して現象・生起する場合、これを、シンクロニシティの作用と見做す。』とあります。
普通に生活している多くの方に経験があると思います。「え?何でこんなことが起こるの?」という事象。
しかし、科学の対象として取り扱うには"再現性が無いこと"と"観察者の影響があまりに大きすぎること"を理由に"疑似科学"とさえ呼ばれる事象であるといわれています。再現性が無いからといって、科学の対象からはずすというのは私個人としては大いに不満があります。ましてや宗教界方面に逃げ込むのは許せないと考えています。
共時性を私なりに表現すると下のようになります。
今=今じゃない
ここ=ここじゃない?
私=私じゃない・・
いわば、時空や自我といった"軸"の無い状態に現れる現実とでもいうとても不思議な状況なんだろうと思います。
もっと言えばディメンション"次元"すら意味を持たない世界、そういった世界観の中で人々が暮らし始めているのではないかと感じているのです。
そこでの私のビジネスを考えると、そういった世界観の中に"広告"というものを実装させていくことが次の広告の形ではないかと考えています。
「共時性を仕込んでいくこと」
それがいわゆる「クロスメディア」というものの真髄ではないかと感じています。
そして、今年、私のビジネスは"共時性を仕込む"ということを基準にやっていこうと思います。
どうぞ、今年もよろしくお願いします。
例えば、アメリカのMTVでやっているVideo Music Awards(VMA)を視聴する人のスタイルというのが面白いと思ったのですが、ケーブルテレビで放送しているライブのパフォーマンスを見ながら、バックステージのストリーミング映像をWebで見るスタイルが定着しているとか。
昨年、ステージで久し振りにパフォーマンスをして、ポッチャリと切れの悪いブリトニー・スピアーズをテレビで見た後に、すぐにステージ裏のブリちゃんをWebで見るわけですね。
本来Webで流しているコンテンツって、生で視聴出来ない人々をサポートするためのものなんですが、実はライブで放送している時間帯のPVが一番伸びているとの事で、やはり同期型のコミュニケーションというやつも捨てたものではないのかなと思ったりします。
先日、ニコ動の擬似同期について関係者の方とお話しをしていたのですが、いつぞやのニコ動の生放送企画は非常に盛り上がり、想定している同時アクセス数を遙かに超えてしまったためサーバーが落ちたとか。
そう考えると、必ずしもSecondLifeの真性同期型アーキテクチャに問題があるとも言い切れず・・・・長くなるので、この辺にしときます。続きは、今週木曜日にお会いした時にでもお話し出来ればと。