おとくライン

2005年01月08日 | 人生はマーケティングもある。
年明けに日本テレコムから配達記録と印刷した「重要書類在中」という封筒が届いた。(実際は年末にポストに入っていたらしいが・・)
中には、「ご利用中の電話回線についてご確認のお願い」という書類が(2004年12月27日付)。
文頭、このたびは、日本テレコム「おとくライン」にお申込みいただき、誠にありがとうございます。とある。
ん?そんな申し込みをした覚えはないぞ。ともう一枚の書類に目を移すと。
「下記にあてはまるお客様はご連絡をおねがいいたします。」というA4表裏印刷物だ。
なんでも、「おとくライン」にお申込みされた場合、今までご利用されていたサービスが、ご利用いただけなくなる場合があります。とある。
第3項目めに「ADSLサービスをご利用のお客様へ」とありADSLサービスはご利用いただけなくなります。と明記されている。

これは、尋常ではない。我が家はYahoo!BBである。これが切れるとなると、まずいことが起こる。

まさに私は「下記にあてはまるお客様」だな。メンドーだけど、「ご連絡」をして、私がいつ「おとくライン」の申し込みをして、どうすれば申し込みを無効にできるのか、確認せねばならないな。まんどくせぃ。と書類を机の上に置いておいた。

で、今日である。
再び日本テレコムから「重量書類在中」という書類が、今度は「おとくライン」ご契約内容の確認です。と赤で印刷されている。

んん?なんか、臭うなあ。

と封筒を開けると、「おとくラインのお申込み受付のご連絡」というタイトルで、私の住所とお申込み受付番号などを書いた書類。それに、「おとくライン」に関する重要説明として、「1、ご契約されるサービス内容」からはじまるA44ページの説明書が入っていた。かるく目を通すとここにも、「NTT加入電話に加入されており、ADSLサービスをご利用中の場合、本サービスへのご加入によりADSLサービスはご利用いただけなくなります。」と明記されている。
ここにいたって、私は確信する

「やられたな・・」

私と日本テレコムの関係について、すこし、補足せねばならない。それは12年前に遡る。

当時新婚であった私と妻は甘く幸せな日々を過ごしていた。って、そんな話はどうでもよい。

妻の妹は結婚をして福岡は博多に住んでいた。この二人、実は双子でとても仲のよい結構美人姉妹である。そんなこともどうでも良いが。

で、妹への電話代を安価に済ませるために日本テレコムに県外通話契約をした。NTTの料金表と日本テレコムのそれを比較して「博多は0088、和歌山はそのまま」なんて、気をつけながら市外電話をしていた(自動切換え機などという不埒なものはつけなかった。あくまで利用者である私に回線選択権を保持するためだ)

月日は流れ、いち早くY!BBに入り、いち早くBBPhoneの契約をし、マイライン騒動には目もくれず、私なりに通信費の逓減に気をよくしていた。
今では日本テレコムとの関係は、2~3ヶ月に一度忘れた頃にやってくる「通話料金振替のお知らせ」で思い起こされるだけになった。(BB-Phoneになったからといって、NTTと日本テレコム経由の通話はいまだに0にはならない。)

そうなのである。
「私は日本テレコムとの契約顧客である(それも書類にに捺印をした)」という厳然とした事実を認めざるを得ない。
今回の通達も、その契約条項に基づいてなされたものと推察できる。

その契約条項とは下記のようなものだろう。

日本テレコムが、あたらしい回線サービスをおっぱじめるときには、自動的にあんたもそのサービスをうけることになるけんね・・。

さて、方針は決定された。
一刻も早く日本テレコムとの契約を破棄せねばならない。
まんどくせいといっている場合ではない、電話・電話・・「え?21時までだと~、お~い嫁よ、日本テレコムからの振替はがき無いか?」「そんな、何ヶ月も前に来たもの、捨ててます。」

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