人生の雑記帳bytamatiyamaru

終活もそろそろ考えながら…日々の瞑想(迷走?)を大切に
身も心もととのえることが一番!

伊坂幸太郎「死神の精度」

2009年05月27日 21時12分38秒 | 読書感想

こんな人物が身近に現れたら、彼/彼女は死神かもしれません──

(1)CDショップに入りびたり

(2)苗字が町や市の名前と同じ

(3)会話の受け答えが微妙にずれていて

(4)素手で他人に触ろうとしない。

1週間の調査の後、死神は対象者の死に「可」「否」の判断を下し、「可」ならば翌8日目に死は実行される。ただし、病死や自殺は除外。まれに死神を感じる人間がいる。──クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う、6つの人生。2008年3月より全国公開された、金城武主演による映画「Sweet Rain 死神の精度」の原作本!

すごく読みやすかったです'`ィ(*´ェ`*∩

でも伊坂さんの描く中心はけっこう重いテーマなんですね~~今回は〝死〟がテーマ・・・

人間の死って、そんなにシリアスに考えなくても「ドンマイ!!」って感じで受け入れれば・・・

でもねぇぇぇ自分の大切な人の死がそんなに軽く受け止められるかΣ(・ω・;)ナヌッ

そこをこの6編の短編では千葉さんが淡々と、不思議な感じのする格好よさで仕事をこなすように死ぬか否か・・・?

を決めていくんです・・・

千葉さんはね~~情なんてわからないそぶりをみせながらも、最後までその人間とまっすぐに向き合うんですよ・・・

そこが!!洒落てます・・・

私が一番すきなのは「旅路を死神」と「死神と老女」の2編かな~~

死神と旅路では人を殺して逃亡中の森岡と死神千葉のどちらも真剣そのもののやりとりが漫才のようでかなり笑ってしまいました

シリアスな内容なのに・・・です

そこが伊坂さんの魅力かな~~

死神千葉さん~~また登場してくださいね+o。。o+゜☆゜+o。。o+

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コメント (14)
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