人生の雑記帳bytamatiyamaru

終活もそろそろ考えながら…日々の瞑想(迷走?)を大切に
身も心もととのえることが一番!

みをつくし料理帖

2014年06月23日 19時14分11秒 | 読書感想
かなり前のことになるのですが・・・3月終わり頃に
Yahooオークションで高田郁さんの「みをつくし料理帖」8巻を落札していたのですよ~~
とてもおもしろい人気の料理時代小説だとネットで知り
少しでも安く手に入らないかと、オークションを探して運良く半値近くで手に入れることができたのです
それをずっと寝室の枕元に並べていたのですが
昨日から何気なく手にしてみたのです
ナニュュュュ(*`ロ´*ノ)ノ面白すぎて止まらないのです・・・
泣いて笑って料理も勉強になるし・・・楽しくて仕方ありません

神田御台所町で江戸の人々に馴染みの薄い上方料理をだす「つる家」
店を任され、調理場で腕を振るう澪は故郷の大阪で少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった
大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で日々の研鑽を重ねる澪
料理だけが自分の仕合わせへの道場と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織り成す連載時代小説


明後日はいよいよコロンビア戦を迎えます
私も5時起きして試合を観てから仕事に行こうと思っています
日本は死ぬ気でいかないと歯が立たないと思います
ギリシャ戦の時のようにボールは支配してても意味のないパス回しばかりではどうにもなりません
というか、コロンビアは恐ろしい勢いでボールに食らいついていくはずです
きれいごとではなく死に物狂いで戦ってほしいと期待しています
コロンビアはこの日本戦に勝たなくても決勝戦には行けるみたいですが
そんな甘いことを|д´)チラッっとでも考えている場合ではないはずです
がんばれ~~ザック・ジャパン


この前行った勝山の御前酒で買った醤油麹がめっちゃくちゃおいしくて・・・
白いご飯やきゅうりやお豆腐にのせて食べまくっているんです
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「村上海賊の娘」和田竜

2014年05月25日 23時24分43秒 | 読書感想


和睦が崩れ、信長に攻められる大坂本願寺。
毛利は海路からの支援を乞われるが、成否は「海賊王」と呼ばれた村上武吉の帰趨にかかっていた。
折しも、娘の景は上乗りで難波へむかう。
家の存続を占って寝返りも辞さない緊張の続くなか、度肝を抜く戦いの幕が切って落とされる! 
第一次木津川合戦の史実に基づく一大巨篇。


歴史物は大好きでよく読むほうですが、これほど脚色度の高い作品は読んだことがありません。
それもそのはず・・・作者和田竜さんは最初すべてをシナリオで書かれているそうです。
それから地道に資料を集められたり、実際の場所へ出向いて想像を膨らませて小説に仕上げていくと言われていました。
映像化、テレビ化するといかにもヒットしそうで、そこが狙いの作品とも思われます。

図書館で5ヶ月以上待ってやっと読むことができました
3年前にしまなみ海道を渡り大山祇神社にも詣でた私にとってはあこがれの作品です
いろいろな歴史小説に登場する強い海賊・・・村上水軍
瀬戸内を自在に操り自由で生き生きとした一族は海の覇者として長く君臨していた史実に興味がすごくあったわけです
上巻はまだ前フリで、下巻はどんどん戦闘シーンが満載でスペクタクル度の高い内容となっていきます
出だしはいろいろ背景設定描写が多く歴史が詳しくない人にとってはとっつきにくく退屈かもしれませんが、
だんだんとおもしろくなっていき、上巻の最後が織田方と本願寺方の戦闘シーンでド派手に織田信長が登場、本願寺側が敗走というところで、下巻に期待をもたせるところで終わっています
主人公の景は当時の一般的な日本人の美人の価値観では醜女なのですが、実は長身スレンダーで出るべきところはしっかりと出・・・くびれるところはぎゅっと絞れた外人のような容姿なのですよ!!
男まさりのめっぽう剣の腕もたつ格闘技能力の高い、弟もやりこめてしまうようなじゃじゃ馬で、この景を通しての石山本願寺合戦スペクタクルが、独特のタッチで描かれています
上巻は、景がたまたま地元で助けた一向宗門徒に頼まれ上乗りとしてこの合戦場所にやってくることになり、
途中織田方の泉州の眞鍋という海賊に遭遇、門徒を木津川砦に無事おくった後、眞鍋家も籠もる天王寺砦で最後に信長が登場という合戦の様子を見ているところ・・・
景自身も活躍、毛利・村上水軍も登場しての戦闘シーンは下巻ということになります
泉州の武士の様子が泉州弁(大阪弁)の応酬で描かれているのは関西出身の私にとってはおもしろかったです
ちなみに泉州(海賊)の価値観では景のような彫の深い濃い顔は美人ということで、それを門徒の源爺から聞き、それは面白いと期待を胸に婿探しにと行ったのが景の大阪行きのそもそものきっかけなのです
後半の七五三兵衞との格闘シーンはターミネーターを彷彿とさせ・・・切っても切っても起き上がってくる・・・
ちょっと恐ろしかったです
和田さんの作品はのぼうの城でも感じたのですが内容を面白おかしく膨らませるだけ膨らませておいて
ラストが尻すぼみなんですよね
結局景も全然知らない愛媛の海賊と結婚したらしい・・・というような不確かなラストでやや不完全燃焼気味でした
でも心底夢中にさせてくれる熱い作品であることには間違いありませんでした

私の中での景は大好きな女優   吹石一恵さん・・・かなぁぁぁ(笑)
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ランチのアッコちゃん 柚木麻子読んでスシローへ・・・

2014年03月16日 12時40分31秒 | 読書感想

自分では冴えないと思い、人生の負け組かもしれないと日々思い悩んでいる派遣社員三智子・・・
1週間、自分の作るお弁当を有能で辣腕社員である黒川敦子ことアッコさんに渡す代わりに
普段アッコさんが行っているところでランチを食べるという話
収録されるのは4編。三智子らが脇役にまわる話もあるが、どれも美味(おい)しそうな料理を小道具に、働く女性たちが一歩を踏み出す姿を描く
 
サクサクっと軽快に読める本ナンバーワン面白いのであっという間に読めます・・・
 
落ち込んでいるときなんかに肩に力入れずに読むとビタミンパワーをもらえると思いますね
 
大都会東京の奥の深さを感じました
 
あ~~~っなんかおいしいもの作ってみたくなったんですが・・・
お手軽にスシローのエビフェアーに行ってしまいました(笑)
 
大大好きなエビアボガド
 
ボタンエビ
 
これもとても気に入り2皿も食べてしまいました~~
抹茶わらび餅
 
 
 
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三浦しをん「船を編む」

2014年02月09日 22時14分09秒 | 読書感想

今年に入って本をよく読むようになりました

サクサク読んでいかないと次々図書館で予約した本が回ってくるのです

今年は勉強に向いている年なのかもしれない・・・何か資格取得でもめざそうかなぁぁぁ

サクサク読みやすい本ですよ

辞書作りという地味でものすごく大変な仕事に取り組む青年とその15年に渡る地道な歩みの中で生き方そのものには何のぶれもないけれど時間は正確に過ぎていく・・・

荒木さんの思い出から始まり、西岡さん、馬締さん、岸辺さんと視点が変わりながら、大渡海編纂という縦糸に紡がれるお話が素敵でした

嫌なところの全然ない爽やかな読後感に浸れます

でも・・・もう少しねじれた部分や暗い闇夜も盛り込んでもいいんじゃない?って思うのは私だけでしょうか・・・

???・*:..。???*゜¨゜゜・*:..。????・*:..。???*゜¨゜゜・*:..。????・*:..。???*゜¨゜゜・*:..。?

バラの硫黄石灰剤の塗布を午後からやりました

ソチオリンピックのスノーボードスロープを男女共観ました

ソチ五輪から採用された新種目スノーボードのスロープスタイル。

スロープスタイルは斜面を滑走しながら障害物を滑る技術やジャンプ台での空中技の難度などの得点を競う。

公式練習でメダル候補の選手がケガをし、欠場を余儀なくされるほどの難度の高いコースを果敢に攻めてくる猛者たちの勇気に感動しましたね・・・

空をくるくると自由に舞う隼みたいな演技に魅了されまくり~~

人間ってとてつもない可能性を秘めているんだと知りました

私の作業を見守ってくれるマイケルくん・・・

白くなったバラの枝

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恩田陸「夜のピクニック」とおまけでちょび&花

2014年01月30日 12時00分57秒 | 読書感想

図書館で本を借りようと思っても何を読みたいのかよくわからなくなってきた

いつもかなり前から読んでいる作家のシリーズの前に立ってみるが・・・読みたい本がない・・・

それでテレビで見た最近「本屋大賞」を受賞した作品を読んでみようと思いついたのですよ

すぐに図書館にあるものから3冊借りてきました

恩田陸さんの「夜のピクニック」2005年本屋大賞

角田光代さんの「紙の月」NHK「ドラマテン」放映中

三浦しをんさんの「船を編む」2012年本屋大賞

しばし活字漬けの日々になります・・・老眼鏡を片手に奮闘しています

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

ただただ歩くだけの展開なのです・・・山場もスリルもなく・・・道を歩くだけ・・・

でも恩田陸さんの感性と文章力が読ませる力を持っていて・・・

ただ無心にかなり長時間歩く=単純ながら日常ではなかなかできないことで、自分の頭の中を整理整頓できる大切な人生咀嚼の時間である

飽きることもなく、読みやすくて、何か本を読みたいと思っている人にはおすすめの作品でした

誰もが通過してきた青春時代のほろ苦くてせつなくて初々しい想いが蘇ってきますよ

今購読している読売新聞に恩田陸さんの連載が始まって「消滅」というのですが・・・

それがとても面白いので恩田陸さんに興味をもちました

我が家の怪獣・・・ちょび・・・

今朝の雨で少し濡れています・・・癒し系の花・・・トリミングに行かなくちゃ

 

 

コメント (7)
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